幼い時に親戚の冠婚葬祭などで出会ったまま・・高齢になって久しぶりに出会ってみると・・・本質的な部分はほとんど変わっていないのではないかと思っていました。
自分自身もあれから何十年と経過しその間いろいろな体験をし、苦労もし困難なども乗り越えて今がある訳です!
しかし幼馴染は印象だけが残像のように残っていて、新しい情報を上乗せできていません。
先日姉のお見舞いのための日帰り旅行へ行った際に気が付いたことです。
従兄弟は長男でもあり、そのころの時代の人間ですから、多分家庭のことなどあまり出来ないのではないか?と勝手にそう思っていました。
姉はその日の朝にベッドから立ち上がる時に転んで床に倒れていたとの事でした。せっかくの私たちの訪問でも予定していた行動は出来ませんでした。
車いすに腰かけてその後ベッドに戻るときに、「私もなんとか資格は取りましたからやってみます」と言いましたら、兄が「施設の人に頼んだほうが良いのでは?」と言います。でもできる事はやりましょう!という気持ちでいましたから、介助しました。「イタイッ・・」と姉が声を出すので気を付けてなんとかベッドに腰かけさせました。その後痛む肩と足を交わしながら横たえさせたいのです。
そこへ従兄弟がすっと手を出して両足を少し持ち上げるようにしながら回すように滑らすようにして体をすんなりと倒しました、上手に横たえさせているではありませんかぁ・・・驚きました!
「母親の時に体験しているから」とのお話でしたが、そういえばsazae3は実習では健康体の方を相手にしっかりとできていたのですが・・・・イザ本当に困っている方には通用しなかった!・・という事。慣れていないという事なのです。
実戦で体験していた人は、凄いのですね!
まさか・・・・大変お勉強が出来て素晴らしい大学に合格した従兄弟はお勉強ばかりでそのような事には疎いのではないかと勝手に思っておりました。
驚きました!介助するスムーズな動きに拍手です!いつの間にこんなことが出来るようになったのでしょう!
sazae3は講習会では体が痛む人を介助したことはありませんでした!参った参った・・負けましたぁ・・・
新幹線での帰路の別れ際にまた一つサプライズがありました。なんとバッグから取り出したものは瓶に詰められたママレードだったのですっ!それもお手製のジャムですっ!苦みを大切にしたママレードだとの事です。
手作りのママレードをsazae3にお土産に持ってきてくれたのです。それも重いからという事で、帰り際に渡してくれるなんてなんと素晴らしい配慮なのでしょう!まさかそんなことまで気が付く人だったのです、お見逸れしました。幼いころの事しか知らないので驚くばかりでした。
長い人生でそれぞれがどのような人生を送ってきているか・・・そりゃ・・何も分かる訳がありませんよね!思い込みって駄目ですねぇ・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます