ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

考えを改める

2024年04月13日 | 雑感

もう何年になるだろうか?

夫が体調を崩していろいろと数値にも問題があるという事が見つかり大きな手術は必要ないが長い闘病に入ったような状態でした。

そもそもの始まりは、前立腺がんでした。放射線治療のIMRTを受けたのがもう15年以上前になります。

その後はどんどんpsa値も良くなり、0.008と経過観察に入っておりました。

その後何もなく過ごしてきたのですが9年ほど経過したある日、検査の結果psa値は良いが「血液が異常値になっているので専門の病院で診てもらったほうが良いのでは」と若い医師に言われたそうです。

そこで地元の総合病院へ参りましたが専門分野の科が無いという事で今診察を受けている病院で診てもらう事になりました。

まあその当時と比べて体調と病気の方は近頃とても安定しまして思ったより元気で普通に暮らせています。体力が要る重労働などはダメですが休憩を取りながらゆっくりと普通に生活できます。

 

ところがどっこいなのです(笑)。

ここで言いたかったことは傍で生活の全部を賄って支えている妻が一時は6kgほど体重を落としました。体調を壊すのではないかと思えるような体調不良に見舞われております。体力が落ちまして食欲も無くだるくて困ったことです。

主治医に状況を話したら「そんな状態でいると共倒れになってしまうよ!」

もう少し旦那さんに言うべきことは言って暮らせるようにしなければ「旦那さんは甘ったれて居るのじゃないか?」「もう少し自分の時間を作ったり言いたいことは言って見たらどうかな?」と有り難い助言を頂きました。

何から何まですべて遣って貰っても「当たり前」としか思わないようで細かい事まで干渉してこちらが疲弊しております。こちら体調のことにまでは気持ちが回らないのでしょうね。

此方ももうじき80歳になります。体力も何もすり減ってしまいました。

こうしてブログを書いて気を紛らせて参りましたが、やはりこのままではいけないのではないかと思い直しました。

毎週病院へ付き添ってもそれが当たりまえで何時間もの間、車の中で時間を過ごし、疲れても何も気にならないようです。自分の事で精一杯なのでしょう。最近は遅くなって夕食もお弁当などを買って家で食べています(外食が嫌いなんです)私は助かりますが・・・・

明らかに体調が悪そうなときは運転はしますが体調が良い時は自分で運転して病院へ行ってもらう事に決意しました。

一人で行ってもらえたら私は「家の掃除やら自分がしたいことが出来ます」「何より一日中顔をつき合わせてストレスを溜め」苦しむ事も無くなります。

少し離れるだけでも気持ちにゆとりが出て来ます。

病院への付き添いは、皆様どうされておられるのでしょうか?

初めのころの病態が非常に悪かった時なら仕方が無いのですが。

運転し診察に付き添ってドクターのお話を伺うのが当たり前のようになってもう何年になるのでしょうか?

私も目が覚めました。具合が悪くないときは付き添うのを止めようと思います。

自分の時間として同好会などの予定も入っていますのでそちらを優先したいと思います。

長い間自分の予定を犠牲にして付き添ってまいりましたがもう今後は考えを改めます。このまま行くと私が体調を崩してしまうのではないかと掛かりつけ医が忠告して下さって本当に目が覚めました。

もう自分のために生きます。私が健康でなければ結局介護だってできないのですものね。先ずは自分のことですね。

やっと気が付きました。確かに一時期は危険な状態もありました。担当医師からは車の運転も気をつけるように出来れば運転しないほうが良いと言われました。だからその当時は付き添いは当たり前だったのです。

でも最近は安定して些細なことで大声で怒鳴ったり、驚くほどお元気ですから…考えなおして良いですね。

しっかりと自分を取り戻したいと思います。もう少し早く気が付きたかったです。

追伸

本人の名誉のために(苦笑)ご説明いたします。

身体介護は何もありません。

燃やせるゴミの日はあらかじめ纏めていたゴミ袋をゴミステーション迄ゴミを出しに出かけることが出来ます。それともう一つ自分が食べた食器だけは洗ってくれます。👏👏

どうやら身体介護が無ければ何もしてもらってはいないと考えて居るようです。

一日中リビングのソファーで数独と居眠りがお仕事のようです。

だから同居人に対しては大変に手厳しいのです。観たいテレビも観ることは出来ません。入浴しているときがチャンスです。観たいものは録画です。

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4 コメント

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Unknown (May)
2024-04-13 21:09:14
病気だとやっぱり心配になりますよね・・・
でも長引くと辛いですね。
体調も崩すし、気分も優れませんよね。
老夫婦は元気な時はいいですが、どちらかが病気をすると本当に老々介護になって大変です。

うちでさえ、先日雨が4日も続いて、家の中で顔を突き合わせていたら嫌になりましたよ!アハハ
普段は夫は朝のうち一人で歩きや自転車で1〜2時間徘徊しているし、私は私で日中買い物に出たついでにあちこち自転車で徘徊します。(二人とも運動が必要なようなので)
だからご飯を一緒に食べるくらいで、ずっと一緒にいるわけではないので苦になりませんが、、雨など降って一日中家の中にいると喧嘩が絶えません〜〜(目に付くとイライラしてしまいます)
ずっと良い気候ならいいのにな〜

sazaeお姉様もどうか自分の時間を持ってリラックスできるように努めてくださいませ💖
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Mayさんへ (sazae3)
2024-04-13 21:28:52
そうなんです!病気じゃなかったらもっと適当に暮らせるのですが(苦笑)一時は入院もあり大変な時期もあったので最悪を考えてしまい精神的にゆとりが持てなくなってしまいます。
主治医は(笑)「どんなに奥さんが心配しても考えても逝くときは逝くのだから寿命だって迫っていることだし・・」と‥そういわれたらそうですけれどねぇやっぱりいざ突然死なんてことは嫌ですからねぇ・・・
やはり顔を突き合わせていたら苦しくなりますよねぇ!
コメントとありがとうございます。いつも元気がいただけています。
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お早うございます (縄文人)
2024-04-15 07:05:30
ブログを見ていていつも感心いたします!!

 ◎ 内豊富「よくもここまで~」書けますや
         長い文章恐れ入ります (縄)

    きっと学生時代作文がお得意であったことでしょう!!

 ◎ 家事業に「定年欲しい」妻嘆く
        主婦の仕事の重要さかな(縄)

吾86歳、80歳まで現役で頑張りました。
 以後家にて主婦業を裏からの仕事を見るようになりましたが、
朝起きると、ご飯の支度、掃除、買い物、洗濯、家事全般とそっれは大変内容豊富な仕事であると
最近内面から見るようになって「主婦の定年」分かるような気が十分に見られます!!

   ◎ 我とても末期高齢後が無し
         大病したし残る数年 (縄)

 訳のわからぬ内容になりました御免!それなりにお読みください。

 夫婦ともども歳重ねますと、アッチコッチが痛い痺れるそれは疾病が
出てきます。
此れも人生と思い、お互いに頑張りいましょう

       
        
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縄文人さんへ (sazae3)
2024-04-15 19:29:20
本当に主婦の仕事は避けて通れない事なので「ありがとう」の気持ちを偶には見せないと苦しくなりますね。ただそれだけのことで立場を代わってくださいという事ではないのにただ「当たり前に感謝の気持ち」だけのさり気ない事ですのにねぇ悲しくなります。
老々介護に大切なことは「いたわりの心」だけですね。頑張ります。コメントありがとうございます。
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