午前中に,出かけている間に弟から留守電が入っていました。
気が利かないような(笑)でも何かとふにゃふにゃした優しい頼りにならないような(笑)弟なのですが、最近では珍しく「皆様の近況を」という事で電話がかかっておりました。
留守電に弟の名前が出ているので、うわぁ…また何か困ったことや訃報などの連絡かしらと気が載らない折り返し掛けたくないなあと一瞬思いました。でも留守録には「皆さんの近況を知りたくて・・・」と言っておりましたので
気を取り直し、思い切って掛けてみました。
奥様が6年ほど前から肺がんが見つかり、大腸がんや肝臓がんやいろいろな癌での入院が続き大変だったとの事です。本人は糖尿病です。
ここへきて昔手術した大腸が痛むという事が起きて苦しんでおられるようです。今入っている病院もコロナの患者のこともあり、そろそろ緩和ケアの病院を探さなければと差し迫った状態の様子です。
私の兄弟は女性3人男性3人の6人兄弟なのですが、もう既に3人はあちらの世界へ行っております。
今残されている兄弟は女性は私だけ、男性はすぐ上に兄と一番下の弟です。
どちらのご家庭も何らかの病人を抱えています。昔のような交際や楽しみ方はもうできません。コロナのこともあり何かあっても行き来するという事は憚られますので尚疎遠になってしまいます。
最近は東京に一人仙台に一人の従兄弟とのインスタグラムやラインメールで遊んでおります。女性の従姉妹(母方の従姉は)横浜にご健在ですが、やはり介護に忙しいと思います。夫の兄弟も皆様疎遠になって居ります。
夫の一番下の弟は今年他界し葬儀には私だけが出席いたしました。夫のすぐ下の弟だけは何とかラインで結びました。しかしそれぞれにどちらかに介護が必要な状況がありまして、なかなか動けない状態です。
最近は家族葬が主流ですし、コロナでは何もできませんから、致し方ないですね。普段から密な交際をしていないのでやむを得ないことです。
数年前の一昔とはかなり違ってきましたね。
親戚の中でも、最もちゃんと何かにつけて集まったりお祝いの会を遣ったり、家族が集まって交流が保たれているのは仙台の叔母の親戚達だけです。
要になる人がしっかりとしていて、認知症の母親の面倒を見続けているからでしょう。母は認知症だから集まってもわからないかも・・・・等という考えを誰も持たなくて人格を尊重しているからいつまでも続いているのでしょう。90歳過ぎてもとてもお元気でみんなと写真に納まっています。
こうありたいものですが、今からでは無理ですね。これまでの交際を大切にしてこなければ出来ない相談です。
写真で見ても決して認知症のような表情はありません。支えている長男の熱意の現れです。
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