フルタイムの仕事から帰宅し、台所で夕食の支度をしていたら、「キナコがうんちをしているよ」と声が掛ります。良くあるお話です(苦笑)。
主婦仲間の間ではこの様なお話は良く出てきます。
台所で調理などで手が離せない状態の時に「お~い、お茶!」「お~い 新聞とって」「電話だよ!」・・・近くにあるものを呼び寄せて取って貰うなんて・・・アハハ・・・もう大変なんです。いつまでも男性は変わらないのでしょうか?何処のご家庭でもよくある風景のようです。
今日は「鍋を掛けているので手が離せません、キナコがうんちを踏まないようにゲージの外へ出しておいてください」と叫びました。本当は「あなたの夕食を作っている最中です、うんちを片付けてください」と言いたかったのですが・・ぐっと我慢をして言葉を飲み込みました。
定年後は少しは変わったと言う方のお話も最近は多くなってきました。しかしそこまで漕ぎ着けるためにはかなりの軋轢を体験し、嫌な空気なども経験しなければそれは勝ち得る事は出来ないと言う事です。もう少し何とかならないかな?と思う時もありますが・・・変わる事は出来ないようです、大変ですね。
昔からの日本の教育にまで振り返らないといけないかなかな?これからの人たちにはこの様な思いはさせたくないなと思います。
家事の一部をやるとか、一緒にやるとか、留守中に代わりにやるとかいろいろですけれど、ニョーボに一番感謝されるのは、やっぱり外出したニョーボに代わって夕食を用意した時でしょうか。
帰宅したニョーボが着替えてDKに戻ればすぐに食べられるようにしているのだから、ニョーボとすればこれが一番楽ですものね。
でも女房孝行といっても実は「良い亭主である」という自己満足に浸りたいから、というのが本音。
ですからニョーボが外で自分のことを「良い主人」と吹聴しているかどうかが気になります。
しかし女房族の話題はおうおうにして亭主の自慢よりもダメ亭主のほうが盛り上がるというのが現実のようです。
何故なら長年主婦業をしてきた主婦たちは、老後の後半にかけてかたき討ちの様な心理状態になる人が多くいます。
老後に反撃を受けたくなければ(爆笑)やはり人間は基本的に平等な考え方に立って、仕事の分担を出来るような人間であって欲しいと思います。そのような意味から考えるとおんちさんは奥さまを対等な立場で考える事が出来る男性だと言うことではないでしょうか。
相手を思いやれる人であればそれは自然発生的に行動できなければならないと・・・そのような人間であってほしいと私は考えます。
残念ながら私の結婚は失敗したのかなと思う時もあります(苦笑)・・今更どうにも仕方がありません、その当時まだ世間を知らなくて・・(涙)選ぶ目を持ち合わせていなかったということで、これもまた自分の失敗ですから、諦めなければ仕方がありません。