じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

ベテルギウス

2010年01月10日 | 日々のこと

宇宙や星の話は政治や経済の話と違って夢があるから好きである。

ビッグバンとか超新星とか、ブラックホールとか、理解できないところが面白い。

   

今日の新聞記事にベテルギウスのことが載っていた。

ベテルギウスといえば、冬の星座オリオンの左上の赤い星、冬の大三角でも有名である。

  

そのベテルギウス、寿命が来て「間もなく」超新星爆発を起こす兆候があるらしい。

ここ15年で15%質量が減ったとか、ガス放出が激しいなど末期の現象が見られると。

   

その「間もなく」というのが、数万年後か、ひょっとしたら明日でもおかしくない・・・

というのだから、そこのところがやっぱり時間スケールも宇宙的である。   

もし爆発すれば、満月ほどの明るさになるというからこれも楽しみなことである。1001091_3

   

    

でも・・・

ベテルギウスは、地球からの距離が600光年のかなたの星である。

今見ている星の光は600年前の光が届いているということ、

と言うことは・・・待てよ? 「明日でもおかしくない」というのは

それに「ここ15年の変化」って言うのも・・・

   

現地時間?で言うと・・既に600年前の出来事?

既に爆発しちゃってる・・っていうことにも・・・・?

   

考えてみるだけでも楽しいことではないか。

政治も経済も、人間社会もちっぽけなことに思えてくる。

  

写真は「斜陽」

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「愛しの金枝玉葉」終わり

2010年01月10日 | 日々のこと

一週間の韓国旅行から帰ってまいりました。(やれやれ・・・暫く休憩しなくちゃ)

「愛しの金枝玉葉」54話、やっと終わりました。

  

男女の愛や親子関係が、どうしようもないほど絡みほつれてハラハラどきどき

それが一つ一つ解(ほぐ)されて、最後にはめでたしめでたしのハッピーエンドでした。

ドラマっぽ過ぎるかもしれませんが、こういうのが好みですね。

「金枝玉葉」とは、大切な子という意味だと前に書きましたが、そのままの内容でしたよ。

キム・テホという俳優、「美しい時代」にも出ていた、彼がクールで高感度でした。

 

最後に流れた詩と画面を残しておきましょう。

  多忙な人も 頑固な人も

  家に帰れば 父になる

  

  子のために 暖炉に火を起こし

  ブランコを作る 父になる

  

  夜風を避けようと 門を閉め

  落ち葉を拾う 父になる

  

  外が騒がしくても

  父は 子供達の垣根になる

  

  目に涙は見えなくても

  父が飲む酒の 半分は涙だ

  

  父の過ちは 無垢な子によって

  洗われる

               キム・ヒョンスン「父親の気持ち」

1001092

 

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