貧富の格差が拡大するとこうなる、という理想郷?のはなし
税金が貧困層にばかりに使われている事に対して不満を持つ富裕層が集まり、
州法に法り郡から境界線を引いて新しい市を独立させたという事例。
米ジョージア州サンディ・スプリング市。
市を法人化し自治体業務を極限まで合理化、ほとんどの業務を企業に委託。
裁判所さえも民間から時給で裁判官を雇っているとか。
病院も学校も立派に整備し、警察と消防を充実させた安全都市になっている。
都市部からも富裕層が移住してきて人口は増えつづけていると(人口10万人?)
もともと高級住宅区域で、税金の払えない貧しい人は住めない。
アメリカではこうした独立市が次々に誕生しているらしい。
逆に富裕層の抜けた郡は税収が極端に減って財政がひっ迫、
公共サービスが劣悪となり病院も学校も予算不足、打撃を受けているという。
一人は万民のために、万民は一人のために、福祉理想に逆走して、
オバマさんの思いとかけ離れたアメリカの実情を見た。
安倍さんは法人税減税に消費増税、さらに今度は残業代ゼロの政策方針とか、
いまや連合も労使協調して安倍さん寄りらしい。どうなるのこれから・・・