慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

エスカレートする会話劇

2021年05月10日 12時00分00秒 | ドラマ
さて、春の連続ドラマが始まってかなり経ってしまいましたが、今回は珍しく〝刑事もの“が少なくて、ラブコメっぽい作品が多いかな?という気がしています。

そんな中、松たか子さんが〝バツ3“の女性を演じているのが〝大豆田とわ子と三人の元夫“。
〝最高の離婚“や〝カルテット“などでボクも大好きな坂元裕二さんの脚本で、今回も登場人物の台詞の面白さが秀逸です。

初回の冒頭から〝あるある“の連続で、「網戸が外れるのが嫌いだ」とか、「靴に入った小石を靴を脱がないで出そうとする」とか、思わず「あるよねー」と言いたくなる場面の連続。

坂元さんの脚本は、このところ作品ごとにだんだんエスカレートしていく感じがしてて、「いったいどこまで行っちゃうんだろう?」という気さえします。
それでいてどこかオシャレで、今回も男女の会話劇が、どこかウディ・アレン監督の映画を観ているような感じもします。

松田龍平氏、岡田将生氏、東京03の角田さんというキャラクターの異なる3人の元夫の掛け合いも、若干角田さんが出てくるとどうしても東京03のネタっぼくなってしまうきらいはあるものの、なかなか楽しめます。

それぞれに新しい恋があるようなないような?展開ですが、会話だけ聞いていても面白い、間違いのない!作品です。

Shin

名曲から生まれた良作

2021年03月02日 22時50分00秒 | ドラマ
派手さはないものの、良いドラマだなぁと思ったのが、先週の土曜日が最終回だったNHKの〝六畳間のピアノマン“。

安藤祐介という人の小説が原作らしいですが、〝ピアノマン“といえば、ご存知ビリー・ジョエルの名曲。
ドラマでもふんだんにメロディーが流れるんですが、やっぱり良い曲です!

その名曲をカバーして歌う動画をアップしている自称〝六畳間のピアノマン“の若者は、会社でパワハラを受け、結果過労から交通事故を起こして死んでしまうんですが、その動画が問題を抱えるいろいろな登場人物に勇気を与えてくれるというお話。

全4回で、登場人物が毎回少しずつ変わったりするんですが、それぞれがどこかしらで関係していて、最終的にピアノマンで繋がっているという展開がおしゃれ!でしたね。

ただ最初に見始めた時は、パワハラから始まったので正直「ちょっと重いなぁ」と思ったんですが、観ていくうちにだんだんと暖かい気持ちになりました。

ちなみにピアノマンを演じて歌っているのは古舘佑太郎クン(というのは、あの古舘さんの息子さんかな?)。
他にもキャストはNEWSの加藤シゲアキ氏や三浦貴大氏と、決して派手さはないんですが。

コロナ禍で思うようにいかない事が多い毎日。
そんな時に元気をもらった、いい意味で予想を裏切る?良作でした。

Shin

血よりも濃い親子の繋がり

2021年02月26日 16時12分00秒 | ドラマ
昨日観ていて不覚にも?ウルウルきてしまったのが、日テレで放送されている連続ドラマ〝ウチの娘は彼氏が出来ない‼︎“。

脚本が、ここでもたびたび登場する〝恋愛ドラマの巨匠“北川悦吏子さん。
〝愛していると云ってくれ“や〝ビューティフルライフ“、最近では朝ドラの〝半分、青い。“も有名ですね。

菅野美穂さんと浜辺美波さんの仲良し親子が主人公で、基本的には娘の恋バナを中心に展開するんですが、おとといは娘の出生の秘密が明らかになるという回。

血液型の違いから本当の親子じゃない事を知ってしまった娘の浜辺さんが、お母さんの菅野さんに事実を問い詰める訳ですが、なんか泣けてきました。

家族同然に二人を見守る、近所のたい焼き屋さんの中村雅俊さんや沢村一樹さんなど、脇を固める人も良い!ですね。

〝愛していると云ってくれ“のファンとしては、豊川悦司氏と矢田亜希子さんの登場も嬉しかった!(あのドラマでは2人は兄妹でしたね)
トヨエツさんは〝半分、青い。“にも出ていたし、北川さんの作品にはなくてはならない存在です。

出生の秘密が明らかになり、今後は父親との接点もあるようですが、浜辺さんの恋はどうなるのか?
終盤戦が楽しみです!

Shin

歌え!はらちゃん

2021年02月08日 16時13分00秒 | ドラマ
今さらながら便利な世の中になったもんで、テレビ番組や映画がスマホやタブレットで、いつでもどこでも観られる時代になりました。

コロナ禍の巣ごもり需要もあって、Netflixなんかはかなり会員数を増やしているみたい。
自分的には、放送後1週間は無料で配信してくれる〝TVer“はもうなくてはならないサービスになっています。

前置きが長くなりましたが、何を言いたいか?というと、TVerでは過去の番組も無料配信しているものがあって、最近〝泣くな、はらちゃん“という2013年に日テレで放送された連続ドラマにハマりまして。

放送されていた当時はまったく観てなかったんですが、観てみたら面白くて、結局最終回まで完走してしまいました。

自分に自信が持てずに、毎日平凡な生活を送っている麻生久美子さん(やっぱり素敵な女優さんですね!)が、趣味でストレス解消のために?書いている漫画の登場人物が、現実の世界に飛び出してくるというかなり突飛な設定。

最初はちょっと違和感があったんですが、漫画から飛び出してきた主人公のはらちゃん(長瀬智也氏です)のキャラクターが良くて、ハマってしまいました。

漫画の作者である麻生さんに、はらちゃんが恋をするというありえない話ではあるんですが、狭い漫画の世界にいるはらちゃんには、この世界がとっても魅力的に映るようで。

辛い事や悲しい事は日々いっぱいあるけれど、この世界はやっぱり素晴らしいんだ!と思わせてくれる、笑えて泣けるハートフルな作品です。

ロケ地が三浦半島の三崎港あたりで、昔営業をやってた時に仕事でよく行ったので、懐かしい風景を見られたのも良かった!

しかし長瀬智也氏。
このドラマの主題歌にもなっている〝リリック“も良い曲だし、最近も結構いい曲を作っていたので、TOKIOではできなくなったとしても、今後も音楽活動は続けてほしいですね。

Shin

知ってるようなワイフ

2021年01月30日 16時12分00秒 | ドラマ
〝タイムスリップもの“と〝入れ替わりもの“といえばドラマの定番ですが、今放送中の冬の連続ドラマの中でも、このタイプの作品が面白い!んです。

まず紹介したいのは、フジテレビで放送されているタイムスリップものの〝知ってるワイフ“。

主演の関ジャニ・大倉忠義クンが、妻である広瀬アリスさんのあまりの鬼嫁ぶりに嫌気がさし、偶然知り合った謎の男に過去へ戻る方法を教えてもらい、妻と知り合う前に戻って人生をやり直すというお話。

ただ、やり直すはずの人生で会社の後輩として出会った元妻?の広瀬アリスさんの、今まで気づかなかった一面に触れ、結局元の人生の方が幸せだったのか?と思わせるなかなか興味深い内容になっています。

最初は広瀬アリスさんの鬼嫁ぶりがとにかく強烈で、大倉クンが怒鳴られるシーンなんか、まるで自分の事のように?やたらとリアルに感じて、ちょっと怖かったんですが。

結局誰と結婚しても、どういう家に生まれたとしても、幸せになれるかどうかは自分次第なのか?
今後の展開が気になります。

そういえば、この作品も韓国のリメイクなんですよね。
韓流ドラマは若干強引な展開のものが多い?ような気はしますが、ストーリーがよくできていると思います。

それと本筋とは関係ありませんが、大倉クンの同僚役で出ている松下洸平氏が、どうしてもこの前のクールで波留さんの恋人役で出ていた〝青林“に見えてしまって、なんか笑ってしまうのはワタシだけでしょうか?

Shin