慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

週刊ドラゴンズ2021 Vol.28〜歴史に刻まれる3年間の功績〜

2021年10月29日 15時10分00秒 | ドラゴンズ
26日の阪神戦で、今シーズンの日程をすべて終えた我がドラゴンズ。
最後はドラゴンズが勝ったためにヤクルトの優勝が決まるという、阪神ファンには申し訳ない結果になってしまったんですが。

ただこちらも負ければ最下位の可能性もあったし、小笠原慎之介の初の規定投球回数到達もかかっていたので、負ける訳にはいかなかった次第。
3年間指揮を取った与田監督にとっても、これがドラゴンズの監督としてのラストゲームになりました。

コロナ禍もあってかなくてか?球団が補強に本気で力を入れず、3年間ほとんど変わらない戦力で戦わざるをえなかった割に、よくやってくれた!とワタシは思っています。

特にピッチャー出身の監督らしく、投手陣をよく立て直してくれました。
何より大きかったのは、与田さんの就任する前の年が0勝に終わった大野雄大を復活させた事。

プロ入り2年で3勝だった柳裕也も、この3年で28勝と躍進。
小笠原は6年目で初の規定投球回数到達と、先発3本柱を確立してくれました。

そして与田さんといえば、ドラフトで2年連続くじ引きで根尾と石川を当ててくれた事は忘れられません。

現場としては即戦力の選手を欲しかったという気持ちもあったと思うんですが、球団の方針を優先して高校生を指名しなければいけなかったのも、内心は悔しかったんじゃないかな?

根尾も石川も将来は間違いなく!ドラゴンズの中軸を担う選手になるだろうし、去年指名した高橋宏人も次代のエースになってくれるはず。

あなたの残した痕跡は、ドラゴンズの歴史にきっと刻まれていくでしょう。
ただ勝つためにはちょっと、選手に優しすぎたかなぁ。

とにかく、3年間お疲れ様でした!
ゆっくり休んでまた、外からドラゴンズを見守ってほしいと思います。

そして今日就任が正式に発表された、立浪新監督には期待しかない!
勝利に対する厳しさを植えつけてもらって、来年こそは優勝争いに絡んでほしい!

Shin

週刊ドラゴンズ2021 Vol.27〜忘れられない2人の引退〜

2021年10月21日 16時07分00秒 | ドラゴンズ
今年も残り4試合を残すのみとなり、日程も飛び飛びになってきた我がドラゴンズ。

先週のヤクルトとの3連戦が今年のホーム最終戦となり、今季限りで引退する山井大介、藤井淳志両選手の引退セレモニーが行われました。
毎年引退試合には泣かされますね〜。

昨日お話しした松坂や斎藤佑樹に比べたら、山井は43歳にしてまだ140kmのボールを投げるし、40歳になった藤井も二軍では若手に負けない動きを見せてましたから。

2人とも「まだやれるんじゃないの?」っていう部類に入るのかもしれませんが、今年の一軍での出場はゼロ。
可能性を考えたら若手を使うのは当たり前で、若い人に枠を譲るのもベテランの役目という点では、潔い決断と言えると思います。

しかし、2人とも忘れられない選手でした。

山井は日本シリーズでの準完全試合やノーヒットノーランもあったし、最多勝のタイトルを獲ったこともあるんですが、その割には?プロ20年間で通算62勝。

藤井はルーキーイヤーに開幕スタメンに抜擢され期待されたんですが、どちらかと言うとスーパーサブ的な役割が多かった選手。

出身地の豊橋での試合でサヨナラホームランを打ったり、たまにとんでもない活躍をする印象に残る選手ではあったんですが、キャリアハイは114試合に出場した2009年の2割9分9厘。

この年も終盤で骨折し、初の規定打席到達も3割も逃してしまったというあたりが藤井らしいのかも。

これで落合監督時代の強いドラゴンズを知る選手が、ほとんどいなくなってしまいますね。
復帰した福留と平田ぐらいかな?

ここからまた新しいドラゴンズを作っていってほしい!
そして山井さん、藤井さん、指導者としてまたドラゴンズのユニフォームを着る日を楽しみにしています。お疲れ様でした!

Shin

新監督のニュースに沸く

2021年10月14日 13時57分00秒 | ドラゴンズ
ついに待ちに待ったニュースが届きました!

ドラフト会議の翌日、我がドラゴンズの与田監督の今季限りでの辞任が明らかになったと同時に、球団が元ミスタードラゴンズ・立浪和義さんに新監督就任を要請したと発表。

立浪さん本人も「やっと来たか」とコメントしていましたが、ファンにとっても待望の監督就任。
しかし今回は珍しく、球団も対応が早かったですね。

いつもは監督の辞任が伝えられてから新監督が決まるまで、すったもんだすることが多かったんですけどね。
やっぱり今年の春のキャンプで臨時コーチを依頼した時から、立浪監督は既定路線だったんでしょう。

今週行われたドラフト会議でも、ドラゴンズは1位で上武大のブライト・健太選手、2位で駒澤大の鵜飼選手という強打の大学生外野手を指名。
指名した6人の内、5人が野手という徹底ぶりで、おそらく事前に立浪さんの意向を聞いたんじゃないかな?

ピッチャーでただ1人指名した3位の石森大誠選手はワタシと同郷の石川県出身で、左腕から150km超の強いボールを投げるクローザー候補らしい。
〝火の国サラマンダーズ”という聞いた事のない独立リーグの選手だったので、大丈夫かな?と最初は思ったんですが、なかなかの掘り出し物かも。

立浪新監督に戻りますが、次に楽しみなのはコーチ陣の人選と選手の補強。
ぜひ球団にものを言って、思いっきりチームを変えるぐらいの妥協のない戦力補強をしてほしい。

今季もまだ試合が残っているんですが、早くも来年が楽しみです!

Shin

週刊ドラゴンズ2021 Vol.26〜勝ちに不思議の勝ちあり〜

2021年10月11日 14時31分00秒 | ドラゴンズ
ついにヤクルトに優勝マジックが点灯した先週のプロ野球。
確か今年初めてヤクルトと対戦した時に、「今年のヤクルトは強い」とここに書いた記憶があるんですが、まさか優勝するところまで来るとはビックリ!です。
ヤクルトの優勝を予想した解説者は少ないですよね?
セリーグの優勝チームについては改めてお話するとして、プロ野球の今日の話題といえばドラフト会議。
今年は1位指名選手を公表する球団が少なく、我がドラゴンズも誰を指名するのか?ちょっと読みにくい。
1位はぜひ!即戦力野手に行ってほしいんですが、それにしてもドラフト会議、時期が早すぎません?
指名されなかった選手の進路の事があるので、アマチュア側から「早くやってほしい」という要望があるみたいですが、ペナントレースの優勝争いの真っ只中で、順位もまだ確定していないのに。
1位指名は入札で、重複した場合は抽選ですが、2位以降の指名は順位が下のチームから順番に指名していくのがドラフトの慣例。
今年は昨日の試合が終わった時点での順位で決まるそうですが、我がドラゴンズは現在セリーグ5位。
昨日までのDeNAとの3連戦が3連敗なら最下位だったんですが、1勝しちゃった?んですよね。
それも1-2でリードされた9回に3点を奪い、滅多に見られない逆転勝ち。
9回に登板したDeNAのピッチャーが、クローザーの三嶋ではなく、抑えの実績がない伊勢だったのもちょっと謎。
「クローザーのテストでしょう」と解説は言ってましたが、まさかDeNAさん?
そんな事はないと思いますが、あの勝ちがなければドラフトの2位指名はドラゴンズが最初にできたんですけどね。
なんとも複雑な感じがする勝利でした。
そういう意味で今日のドラフトは、2位指名にも注目したい!と思います。
Shin

週刊ドラゴンズ2021 Vol.25〜初のタイトル目前の右のエース〜

2021年10月04日 16時53分00秒 | ドラゴンズ
いよいよ今年も残り15試合ぐらいとなったプロ野球。
セリーグの優勝争いは、阪神、巨人、ヤクルトの三つ巴状態から、巨人がやや後退した感がありますが、首位ヤクルトと2位阪神のゲーム差は1とこれはまだまだわかりませんね。

そんな中、優勝が完全に消滅した我がドラゴンズは、先週はホームでジャイアンツに3連勝したものの、甲子園で阪神に3連敗と相変わらずの内弁慶ぶり。

これで今年はホームでは7つ勝ち越しているものの、ビジターではなんと!20の負け越し。
来年はビジターで勝てるようにしないと、とても上位には行けませんね。

それはそうと今日取り上げたいのは、先週のジャイアンツとの初戦で8回1失点の好投を見せ、今シーズン見事!10勝目を挙げた柳裕也。
今年は開幕前は調子が上がらず心配されましたが、始まってみたら安定感はチーム随一。

ここまで防御率は2.10と、リーグNo.1に立っています。
去年までは良いピッチングをしていても、打たれ出すと止まらないという面があったんですが、今年は粘れるようになりましたね。

それと変わったのが奪三振の多さ。
現在155個で、これもダントツでセリーグのトップ。
カットボールのキレが良くなったのと、打者のタイミングをずらすためにランナーがいなくてもクイックで投げたりと、工夫が見られます。

勝ち星もトップが今11勝なので、3冠目指して残りのシーズンをやり切ってほしい!

Shin