さて、ヤクルトとオリックスという去年は最下位だったチームが、セパ両リーグとも優勝するという珍しい結果に終わったプロ野球。(史上初らしいです)
オリックスの方はあんまり観てないのでよくわからないんですが、見事だったのはヤクルト。
阪神、巨人との三つ巴の展開が長く続きましたが、終盤の勢いが一番あったのがヤクルトだったと思います。
ヤクルトといえばなんと言っても、山田、村上という打線の軸がしっかりしているのが強みである事は間違いないんですが(ちなみに2人でホームラン73本打っていて、なんと我がドラゴンズのチーム本塁打数を上回ってます!)、今年はそれ以外の部分を上手く補いましたね。
まず打線では一番に定着した塩見と、オスナ、サンタナという2人の新外国人の活躍が光りました。
5番と7番を打つ2人の外国人の間に、キャッチャーの中村を入れて打線の繋がりを良くしたのもヒット!でした。
そして圧倒的に良くなったのが投手陣。
先発は二桁勝利を挙げたピッチャーはいないものの、高卒2年目の奥川が9勝を挙げるまでに成長したのが大きかった!
そしてリリーフの勝ちパターンの清水、マクガフが安定していたのと、疲労が蓄積しないように連投を避け、いろんな選手を上手く起用していたのが印象的でした。
それもこれも2年目を迎えた、高津監督の力が大きかったかな。
ペナントレース終盤は、監督がミーティングで発した「絶対大丈夫」がチームスローガンのようになり、チームが一致団結して優勝に突き進んでいったように思います。
選手の状態やコンディションを見極め、無理をさせずに適材適所で選手の力を発揮させる事に長けた監督でした。
とにかく2年連続最下位からの優勝は素晴らしい!
来年は我がチームがそうなってほしいなぁ。
Shin