福岡のお土産の定番といえば、〝ふくや“の辛子明太子ですよね。
確かボクも福岡に行った時に買ってきた記憶がありますが、いきなり何か?というと、〝めんたいぴりり“という〝ふくや“の創業者をモデルにした映画をWOWWOWで観たもので。
その〝ふくや“の創業者役は、福岡といえばこの人!博多華丸氏。
奥さん役の富田靖子さんも福岡の出身で、他にも出身者でキャストが固められていて、まるでネイティブな博多弁祭り!になっています。
でも知らなかったんですが、辛子明太子ってもともと韓国の食べ物だったんですね。
戦時中を韓国の釜山で過ごした〝ふくや“の創業者が、日本風にアレンジして福岡の名物に育て上げたらしい。
映画としては〝ALWAYS 三丁目の夕日“や“寅さんシリーズ“に通じる、「古き良き昭和な日本」を満喫できるノスタルジー溢れる世界。
おおらかで義理人情があって、今の日本に欠けている大切なものがそこにはあるような。
(ただ当時は何をするのも不便で、みんな貧乏でしたけどね)
華丸さんの相方の大吉さんが、なんと!スケトウダラの妖精役(辛子明太子がスケトウダラの卵なので)で出演しているんですが、ここはさすがにお笑い芸人ならでは。
笑って泣けてほっこりできる、満足感抜群!の作品です。
Shin