伝説の小人の正体

今日本の俳優で最も脂が乗っている男といえばこの人、「阿部寛」じゃないでしょうか。
今年公開された主演映画が3本、刑事に詐欺師、そしてなんと古代ローマ人！と役柄も多彩ですよね？

そんな阿部ちゃんが今主演している連続ドラマが、フジテレビで火曜日に放送されている“ゴーイング・マイ・ホーム”。
なんかユル～い感じの不思議？なドラマです。

病気で倒れてなかなか意識が戻らない父親が、故郷の長野でなぜか伝説の"クーナ"という小人を探していた事を知り、
最初は理解できなかったものの、父親の行動を探っていくうちに彼もだんだん“クーナ”の存在が気になっていくというお話。

映画監督の「是枝裕和」という人が監督と脚本をやっていて、撮り方が映画っぽいのと、
出演者の会話が何とも言えない笑いを誘う、絶妙な間(ま)を感じる作品になっています。

ドラマっていうと事件や劇的な何かがあって展開していくのが普通ですが、
特に何も起こらずに淡々と進んでいくところが、妙に癒されるんですよね～。

そしてドラマの肝になっている“クーナ”とは？
最初はボクも意味がわかんなかったんだけど、だんだん見えてきた様な・・・。

主題歌になっているのがこの前触れたマッキーの"四つ葉のクローバー"なんですが、その歌詞にヒントがあったのかも？

“この目で見る事ができないからといって　そこにはないと決めつけてしまう事は
　　夢とか希望とか絆とか愛が　この世界にはないと決めつける事と同じなんだ　”

さて、結末はいかに！

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=ux7FfsbryAg&feature=player_detailpage