WOWWOWで録画した〝洗骨“という映画をおととい観たんですが、これが意外と(と言っては失礼ですが)良かった!
沖縄の離島が舞台で、その島では亡くなった人を火葬でも土葬でもない、死者の骨を洗うという独特な儀式で供養する、その風習をテーマにした作品。
監督がガレッジセールのゴリさん(そういえば最近テレビではあんまり見ないような)で、主演が奥田瑛二大先輩という事で、決して派手な作品ではないので、正直そんなに期待してなかったんですけど。
期待を裏切ってくれましたね〜。
さすがは沖縄出身のゴリさんだけあって、風景であったり土地の人の描き方みたいなものにリアリティを感じました。
そして知らなかったんですが、ゴリさん、日大芸術学部の映画学科を出てたんですね。
もともとが映画監督志望だったんでしょうか?センスを感じます。
家族を描いたシリアスな内容でありながら、そこは芸人だけあってしっかり笑えるところは笑えるし、キャストの皆さんもいいですね。
前にも取り上げた記憶がありますが、水崎彩芽さんという女優さんは雰囲気がありますね。
そして一番光っていたのが、大島蓉子さん。
名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、誰もが観たことがある、ちょっとクセの強い?脇役のおばちゃんです。
存在感抜群!でした。
ゴールデンウィークがステイホーム・ウィークとなってしまった今、おすすめの1本です。
Shin
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