真夏、8月の最も暑い時期に小石川後楽園に行った。まだコロナ騒ぎが始まるずっと前だ。この時期には池に水草が茂り、ちょうどいい位置にビルの影が映る。そこに鯉が寄ってくる。以下のような写真を撮るには8月の午前中でなければ撮れない。暑い思いをして行っても、鯉が必ず来てくれるとは限らない。空振りの時は次の日に行く。それ程の苦労をしても、人に認められるほどの写真ではないことは自認している。だが、写真を撮ることに拘りを持ってもいいではないか。






もの凄く暑い日に、入り口にある売店のオバさんが笑顔と一緒にスイカを下さった。厚く切ってあり、塩も適当に振ってあった。この時のスイカの味は忘れられない。此の売店で何かを買ったことなど一度もなかったが、私の顔を覚えていたのか、どうしてスイカを下さったかは知らぬが、あの時のスイカほどおいしいと感じたことはない。






もの凄く暑い日に、入り口にある売店のオバさんが笑顔と一緒にスイカを下さった。厚く切ってあり、塩も適当に振ってあった。この時のスイカの味は忘れられない。此の売店で何かを買ったことなど一度もなかったが、私の顔を覚えていたのか、どうしてスイカを下さったかは知らぬが、あの時のスイカほどおいしいと感じたことはない。