NHKのラジオ番組、わくわくラジオに
吉沢久子(生活評論家)さん89歳、
&清川妙(エッセイスト)さん86歳が
出られたおりました。
題名は’手紙で紡ぐ老いの楽しさ’
お二人ともご主人は他界され、共に独り暮らし。
お一人の方の息子さんは、若くして他界されている
そうです。修羅場を潜り抜け、それぞれに課せられた
試練をまっとうし、さらに若々しく歩まれているご様子です。
お二人が知り合われたのは、80前後の最近の事。
そして文通が始まりました。
こんなに年を取られてから、良い親友と巡りあえる
なんて幸せですよねー。
お二人の共通の性格は、仕事面では悩むことはある
そうですが、生活面ではくよくよしない事。
そして、世間体を気にせず、好きなことをするところ
だそうです。また、人の事をあれこれ言わないところ
も共通項のようです。
さすがに長く生きてこられただけあって、
発せられる言葉は、ことごとく魂の琴線に触れ、
素晴らしいものでした。
その中に’生き込む’という言葉と’すがやかに’という言葉
がありました。
’生き込む’は、
命のある限り、後悔しないように日々を精一杯、生きること。
そして、
’清やかに(すがやかに)’は、
辞書では、’物事が滞りなく進むさま’ や
’未練がなく思い切りのよいさま’ですが、
人のことをあれこれ言わないという心情を
土台とした上の清々しさをあらわしているそうです。
どちらも魂の琴線に触れた言葉でした。
5.12 真鶴半島・三ツ石海岸
わが立てる 真鶴岬が二つにす
相模の海と伊豆の白波
与謝野 晶子
吉沢久子(生活評論家)さん89歳、
&清川妙(エッセイスト)さん86歳が
出られたおりました。
題名は’手紙で紡ぐ老いの楽しさ’
お二人ともご主人は他界され、共に独り暮らし。
お一人の方の息子さんは、若くして他界されている
そうです。修羅場を潜り抜け、それぞれに課せられた
試練をまっとうし、さらに若々しく歩まれているご様子です。
お二人が知り合われたのは、80前後の最近の事。
そして文通が始まりました。
こんなに年を取られてから、良い親友と巡りあえる
なんて幸せですよねー。
お二人の共通の性格は、仕事面では悩むことはある
そうですが、生活面ではくよくよしない事。
そして、世間体を気にせず、好きなことをするところ
だそうです。また、人の事をあれこれ言わないところ
も共通項のようです。
さすがに長く生きてこられただけあって、
発せられる言葉は、ことごとく魂の琴線に触れ、
素晴らしいものでした。
その中に’生き込む’という言葉と’すがやかに’という言葉
がありました。
’生き込む’は、
命のある限り、後悔しないように日々を精一杯、生きること。
そして、
’清やかに(すがやかに)’は、
辞書では、’物事が滞りなく進むさま’ や
’未練がなく思い切りのよいさま’ですが、
人のことをあれこれ言わないという心情を
土台とした上の清々しさをあらわしているそうです。
どちらも魂の琴線に触れた言葉でした。
5.12 真鶴半島・三ツ石海岸
わが立てる 真鶴岬が二つにす
相模の海と伊豆の白波
与謝野 晶子