つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

権化

2011-10-06 23:14:44 | 日記
自分がいいと思う方向への変化は好むようになった。
でも変化の過渡期や変化のし始めにいるときは、疲れる。

私は椅子に座っていることは好きなのだが、同じ椅子にずっと座り続けていたら飽きてしまう。
だから刺激を求めて椅子から立ち上がってみた。

何がのしかかってというのでは特にない。
長らくしていなかった名刺交換とか、長らくしていなかった会社人として外へ出ること。
単純に、座っている椅子に慣れていない、という程度の話だが体の疲弊具合が早い。

「たくさんの人と出会いたいです!」「外に行かせてください!」だなんて思い切っては今も到底言えない。
それでも今は「会わせてください」と自分から言える。

熟成とか発酵とか、そんな工程を経た、あるいはその途中の人間味のある人に出会えることもある。
人間味、人間臭い、その人の中に在る“本当”のこと。
その“本当”のことは、本能のままの“本当”かもしくは考え尽されてそれ以外にない“本当”
信念を持っていること、快感を知っていること、身が切れること。
たとえ自分とシンクロしなくても、それだけでも、それはそれで素晴らしい。

もしそういう人に出会えたのなら、自分自身もそういう人に人間味があると感じてもらいたいから、私も自分の熟成とか発酵とかを進めておきたい。
人間臭いと言われたら、私は嬉しい。

ちょっと恥ずかしいくらいに前向きなのが、自分で自分が怖い。

過剰な私が、過剰に反応する。
本当は、心の中では、人生において、本質的に、そんな言葉に滅法弱い。

心荒ぶられているのは、間違いなく中にいる私だ。