ガンジスの神様の御召し物の色みたいな赤紫のカラー。
くるくると先っぽが巻かれたゼンマイ。
ライトな黄緑色の花をつけたアオモジの枝。
思ったよりもずっと針金みたいに固い茎をしたカスミソウ。
一本だけ清純な白のまだ蕾のラナンキュラス。
黄色の小粒の実なのか花なのか、あれはなんていう名前の植物だろう。
茶色のバックに赤のリボン。
思った以上に背丈が高かったから球体の花器に収まらず、小さめの赤のケトルに生ける。
相手を想って、と思って花屋さんと一緒にコーディネートしていたら完全に私の趣味の世界になってしまった。
あれもこれも、あ、そうするとカスミソウのか弱さにカラーの主張が乗る、バックのアオモジの枝も映える、とやっていたら思っていたよりも値段がかさんでしまった。
何より選んでいる私が楽しくて。
花たちと色たちを組み合わせて、枝で線を描き、ゼンマイで異質感が加わった。
なんだか今の私はたぶん、こんな感じなのかもしれない。
家で花束になっていた輪ゴムを解くと本来あるべき各々の方向に傾いた。
つるつるした茎のものが多くて、そのプラスチックみたいな固い質感に驚いてしばし撫でる。
ケトルの中でなんとなく差し直して体裁を整えてベランダに出す。
身体を捻じ曲げても愛らしい彼らの表情をあらゆる角度から撮影する。
夢中。
たかが携帯のカメラで、夢中。
花はいつも、私を捉える。
いくつか選んで、画像を送る。
私好みになっちゃった、と。
久しぶりに会った友人は元気そうだった。
いつもに増して一方的だったことを反省しつつも、まだ自分が何を考えているのかがよくわかる。
ハイロウズが最近の子守唄で、とかなんとかロックな話をひたすらにしていた気がする。
こんなでごめんね、と、ありがとう、と。
明日は金曜日だと思って一人掛けのソファーでオットマンに足を乗せ、変な体勢で3時まで寝てしまった。
首が痛い。
くるくると先っぽが巻かれたゼンマイ。
ライトな黄緑色の花をつけたアオモジの枝。
思ったよりもずっと針金みたいに固い茎をしたカスミソウ。
一本だけ清純な白のまだ蕾のラナンキュラス。
黄色の小粒の実なのか花なのか、あれはなんていう名前の植物だろう。
茶色のバックに赤のリボン。
思った以上に背丈が高かったから球体の花器に収まらず、小さめの赤のケトルに生ける。
相手を想って、と思って花屋さんと一緒にコーディネートしていたら完全に私の趣味の世界になってしまった。
あれもこれも、あ、そうするとカスミソウのか弱さにカラーの主張が乗る、バックのアオモジの枝も映える、とやっていたら思っていたよりも値段がかさんでしまった。
何より選んでいる私が楽しくて。
花たちと色たちを組み合わせて、枝で線を描き、ゼンマイで異質感が加わった。
なんだか今の私はたぶん、こんな感じなのかもしれない。
家で花束になっていた輪ゴムを解くと本来あるべき各々の方向に傾いた。
つるつるした茎のものが多くて、そのプラスチックみたいな固い質感に驚いてしばし撫でる。
ケトルの中でなんとなく差し直して体裁を整えてベランダに出す。
身体を捻じ曲げても愛らしい彼らの表情をあらゆる角度から撮影する。
夢中。
たかが携帯のカメラで、夢中。
花はいつも、私を捉える。
いくつか選んで、画像を送る。
私好みになっちゃった、と。
久しぶりに会った友人は元気そうだった。
いつもに増して一方的だったことを反省しつつも、まだ自分が何を考えているのかがよくわかる。
ハイロウズが最近の子守唄で、とかなんとかロックな話をひたすらにしていた気がする。
こんなでごめんね、と、ありがとう、と。
明日は金曜日だと思って一人掛けのソファーでオットマンに足を乗せ、変な体勢で3時まで寝てしまった。
首が痛い。
