つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

満面の笑顔で万歳して

2013-12-30 02:20:42 | 日記
この前はじめてバンドのようなことをやったとき、男の声は、女の私たちには確かに低すぎて思うように大声を出せないことに少しの虚しさを感じた。
それはそれまでにもカラオケでも十分に感じたことがあったのだけれど、原曲キーでやりたいということになぜか私はとても固執していた。
ヒロトのように歌うことは難しくても、せめて音域でそれっぽくなりたかった。

それに、持っているコード進行表で、すぐにはキーを変えてギターで弾くなんてことなんて到底できない、と思っていた。
しかし、リンダリンダやtoo much painなどはどうやっても低音部は声が出ない。

ということで、ギターでキーを1音上げて弾いてみることを試してみる。
そんな芸当私にできるはずがない、となぜだか頑なに思い込んでいたので試したことすらなかったのだ。

ドレミファソラシドと、CDEFGABC。
半音と全音。
フレットは半音ずつ上がっていくこと。
コードは押さえ方はそのままの形でずらせること。
私のギターとコードで知っていることを総動員させる。

なんだ、大したことではない。
できる。
コードを書き換えることもせずに、見ればだいたいわかる。

CはDになって、そうか、EはF♯になるのか。
Emが随分ハイポジションにきてしまったと思ったら、そうか、Emは普段使っている場所はこっちだ。

当たり前極まりないことをギターと左手で認識しながら、プリントアウトしてある曲の片っ端から1音上げて弾いてみる。
もう上がったキーで歌いやすいかどうかも忘れて。

音楽的センスも、数学的センスも空間認識力もまるでない私が、頭の理解と実践をもってそれがわかったのだ。
たどたどしくも、できたわけだ。
なんて、なんてめでたいことではないか。
ちなみにギターは数学的センスと空間認識力が、音楽的なこと以外にも必要だと私は思っている。

簡単なコードを弾くことからさっぱり進めない私のギターが、今日ほんの少しだけ進んだ気がした。
やっているのはただ単純なコードを弾くことではあるから、ギターの技術で言えば1歩も進んではいないけれど。

そんな人にはわからない微々たる進歩の喜びついでに、またYouTubeで動画を探して、単にジャーンとコードを弾く以外のことをしてみる。
時々こういうことをするのだけれど、全然できなくて諦めて、またそういうのがやりたくなって少し練習して諦めて。

結局またコードだけを追う、なんとなく形になるから。
もっとロックっぽいギターを鳴らしたい、とそれは確かにそう思うけれど、私にはブルーハーツの歌を、ハイロウズの歌を歌いたい、ということの方が断然大事で、音はただ雰囲気的に存在してくれればいいのだ。
コードを追うだけで十分に頭には曲が流れるし、ヒロトやマーシーの気持ちが入ってくる。
それがしたいのだ、気持ちを持って行かれたいのだ。
いかに、気持ちを持って行かれるか、気持ちが乗せられるか、だ。

と、思ったところで、たぶんもっと弾けたらもっと気持ちも乗るだろうことも分かっているので、上手くなりたいとは切に願っている。
ただ今の方法では埒が明かなそうなので何か方法を考えねばならない。

いよいよ年が暮れてきた。

ウインナーなどの加工食品は冷蔵庫であれば1~2か月問題ないだろうと思っていたのに、カビが生えた。
確かに賞味期限は10日ほど過ぎているけれど。
食材をダメにするのは、結構大きな後悔に苛まれるものである。

そして、年内のゴミの収集最終日に、なぜかいつもよりも収集時間が早くてゴミを出し損ねてしまった。
カビが生えたウインナーそのまま年越しになってしまうではないか。
ものすごいショックだ。


「終わらない歌」