パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その6>(18)

2015年05月11日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
  以下に橋下の末路が描かれています。(4分50秒です)
youtube.com/watch?v=BaWRlz5J8Oc
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 千葉における▲ 実教出版教科書採択校に対する攻撃が始まっています。
 以下は、千葉高教組のSさんが流してくれたメールからです。
 (重複する千葉の方ご容赦下さい)
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 2015年度に入って、実教出版の「高校日本史」教科書採択校に対し、新たな圧力が加えられています。
 千葉県教委は、4月24日に、以下の「事務連絡」と「別紙様式」を出しました。
 これは、昨年度の教科書選定への干渉・介入から、授業内容の干渉・介入へと、県教委の異常な圧力をより一層強化するものです。
 特に、管理職に対して、日本史の授業内容の監視を求める今回の「事務連絡」は、教育の思想統制につながる「教育への不当な支配」そのものであり、断じて許されないものです。
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 平成27年4月24日
 関係高等学校長 様

 教育振興部指導課教育課程室長

 年間学習指導計画等の提出について

 平成27年度使用日本史教科書については,平成26年8月4日付け事務連癖により選定理由を追加提出していただきました。
 県教育委員会としては,教科書の記述により,生徒に混乱が生じないよう授業が実施されることを第一に考えているところです。
 ついては,新年度になり,実際に教科書を使用した授業が開始されることから,下記のとおり資料の提出及び報告をお願いします。
 1 提出する資料
(1)年間学習指導計画(平成26年8月4日付け事務連絡により選定理由を追加提出した際の資料を用いて実施する授業(以下,当該授業という。)がいつ行われるかわかるようにしてください。)
 (2)当該授業を具体的にどう指導する計画なのか記した資料
  (選定理由の追加提出で既に提出済みの資料と変更が無い場合も,改めて提出願います。)
 2 報告する文書
  「日本史」授業実施報告書(別紙様式)

 3 提出期限
  (1)1については平成27年5月22日(金)
  (2)2については,当該授業がすべて終了次第,速やかに。

 4 提出方法
  指導課教育課程室担当宛て,電子メールに添付して提出してください。
  (メール添付が難しい場合は,郵送可)

 (担当)
 〒260-8662 千葉市中央区市場町1-1
 教育長教育振興部指導課
 教育課程室 指導主事 松崎 正敏
 メールアドレス m.mtszk17@pref.chiba.lg.jp

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 別紙様式

 「日本史」授業実施報告書
 学校名  県立     高等学校

 授 業 参 観 す る 主 な 学 習 内 容

 該当箇所

 国旗・国歌の記述に関する脚注部分の取扱いについて
  (注:渡部)ここは都教委が問題にしたところです。

 第2次世界大戦の犠牲者数に関する取扱いについて

 南京事件の犠牲者数に関する取扱いについて

 その他,補足すべき事項について

 授業実施年月日
 (参観日)

 授業を参観した
 管理職名
 (職・氏名)

 授業はあらかじめ計画した補助教材・資料等により,適切に実施されたか

 授業で使用した補助教材・資料等は,あらかじめ計画されたものと変更は無いか

 その他参考となる事項

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 これを読むと、教育内容への余りにも露骨な介入と統制が行われていることがわかります。
 もはや、学問・教育の自由は死に絶え、真理の探求に基づいた教育内容ではなく、国・行政が決めた<官製教育内容>しか認めないということです。
 戦前の日本やドイツがやったことと同じことをやろうとしています。
 しかし、その行く末は大きな悲劇と国家の破綻だったのです。

 千葉の仲間たちは今、教員だけではなく市民も参加した「教科書と教育を考える千葉県民の会」を組織し、この攻撃に対して闘い始めています。レジスタンスのように。
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 5月8日、春の叙勲で、「君が代」嫌いな石原慎太郎は旭日大綬章をもらい、受賞者を代表して「それぞれの分野でお国のために力を発揮し精進いたします」と挨拶しました。
 天皇はこうして石原を懐柔し、存在感薄れた石原は卑屈にもよろこんで勲章をもらったのだと思います。
 しかし、彼は「日の丸・君が代」強制の先兵であり、尖閣問題では日中対立の火をつけた人間です。
 そうしたことから言えば、彼は日中両国人民の共通の敵といってもいいでしょう。
 したがって、このような人間に最高位の勲章を与えたとなれば、私たちだけでなく、中国人民もいい気はしないでしょう。
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 <「眠られぬ夜も明けそめる鉄の窓」ー弾圧と獄中生活ー>(5)
 また家内は、差入弁当の楊子をまく紙に、このご馳走は、だれそれさんにいただいたものでくつった、と書いてあって、わたしはそれにお礼のことばや俳句などを書いて、それを楊子にまいて弁当に入れて返す、という方法でコミュニケーションをやったりしました。
 家内の日誌から

 7月13日~14日
 先月の13日に連れてゆかれた悲憤の一ヶ月が終わった。もう落ち着いて
 堪える精神力ができた。三畳の板の間にござをしいて、一室に三人位の由、
 いつもより空いて楽だとか。
 昨日、魚の配給があり、唐津さんから残りの油もいただいたので天婦羅ができた。
 その他の野菜類も今日は間にあってひと安心した。

 7月15日
 主人の俳句
 手記終えて心涼しき雷雨かな
 尻やせて骨にこたえる板蓆(むしろ)

 7月17日
 どんなに暑くても主人のことを考えれば、今年の暑さは何でもない。
 暑い日盛りに炎天を歩いてもさして苦痛ではない。
 罪もない人が身体を鎖でしばられているような苦しい目にあっているのだ。
 風も通らない、臭い不潔な、血を吸う虫の沢山いる中に終日おしこめられている。
 こんな屈辱がどこにあろうか。もう老年も近い衰えた身体である。
 正しく生きてきたのである。

 7月25日
 この4,5日、冷え冷えとした日が続く。中は寒いであろう。鶏肉のうま煮を沢山入れる。
 米の量を減らせというので御飯は少なくする。三木さんは出られて由、本当によかった。
 さぞ皆様お喜びのことと思う。
 まだ面会さえ許されぬ。しかし面会して弱った姿をみたら、また落ち着きかけた心も前にもまして悲しみが深くなるだろう。
 10月18日
 お弁当をつくり、留岡さんにもおとどけする。お赤飯、野菜煮込み、天婦羅、オムレツ、果物、折づめにして花を添える。コスモスか萩があるとよいのに庭にない。
 わたしは、家内の心づかいで差入弁当をつつんでいた新聞で戦況のあらましは知ることができました。
 B29などは見たことはないし、空襲を経験することもなく、むしろのん気な生活でした。
 ところが一日、飛行機からの射撃があって銃丸が留置場の鉄網を貫いて撃ち込まれたことがありました。
 しかし、留置人は窓の下の鉄筋コンクリートの壁を背負ってすわっているので安全で、むしろ危険なのは、窓にむかって椅子に腰をかけて見張っている看守の場所であった。(つづく)
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全国から、大阪府教委に対し、多くの抗議の声を上げてください。
〔奥野さんへの処分抗議をお願いします〕
◆大阪府教育委員会教職員人事課「管理・公務災害グループ」
T E L : 06-6944-6896  F A X : 06-6944-6897
 大阪市中央区大手前3-2-12府庁別館5階

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「不当処分を撤回しろ」「再発防止研修はやめろ」との声を、ぜひ都教委に届けてください。
■抗議・要請先
東京都教育庁(=東京都教育委員会)〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
総務部教育情報課(都民の声を聞く担当):電話 03-5320-6733  
                     FAX 03-5388-1726
人事部職員課服務係(処分を発令する担当) :電話 03-5320-6792
 こちらにも多数ご参加下さい。
 ★ 再発防止研修抗議・該当者支援行動
   *早朝からの行動ですが、ご協力を!
   *報道関係者の取材歓迎。
 5月13日(水)東京都教職員研修センター前
        (JR水道橋東口、地下鉄水道橋 都立工芸高校隣)
  8時20分支援者集合・行動開始
  8時35分弁護団申し入れ
  8時50分該当者(受講者)入場、激励行動
  12時30分頃(予定) 研修終了後、該当者激励行動 
  *呼びかけ:被処分者の会


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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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