★ <厳しい新年の始まりと若者の目覚め>
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」・「戦争をさせない杉並1000人委員会」・「杉並コモンズ」の渡部です。
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前号で紹介した映画「〇月〇日、区長に成る女」は連日満員で、1月一杯上映することになったようだ。
鑑賞希望者は 03-3371-0088 まで。
この「草の根」映画から新しい運動が起きて来ることを期待する!
今年正月(1月1日)、能登半島で大地震があり、羽田空港でも大きな飛行機事故があった。
また世界では、ウクライナ戦争、ガザ戦争も停戦見通しが見えず、戦火が世界中に飛び火する可能性さえ大である。
今年はまさに、日本も含め世界大動乱の年になるのだろう。
そんな中、1月7日には、千葉の習志野演習場(船橋市、八千代市)で、8カ国(日・米・英・仏・独・カナダ・オランダ・インドネシア)の空挺部隊による「降下訓練始め」があった。
昨年は日・米・英だったが、さらに5か国増えた。
「朝日」(千葉版)によると、視察した木原稔防衛相は冒頭で能登半島地震に触れ、
「災害対応は待ったなしの状況だが、他方、国の守りは揺るぎないこと、
また同盟国、同志国との協力連携の状況を内外に示すことは、極めて重要」
と訓示した。
とのこと、能登半島のことより、「同盟国、同志国との協力連携の状況を内外に示すこと」が重要だとも受け取れる発言である。
ここに戦争に邁進する岸田政権の本心が見えるようだ。
仮想敵国とする中・露・朝との戦争準備が第一である。
これが高じれば第三次大戦となり、日本にも直接戦火が及ぶことになる。
そうなれば、日本に多数のミサイルが飛んでくる。
それで原発の事故などがおきれば、そのとき自衛隊はどうする。
それは、能登大地震後の救助活動を見ても明らかだ。
自衛隊は何も出来なくなり、多くの人々は見捨てられ、犠牲になるだろう。
本日(1月8日)成人の日、11:30~12:30、★「9条変えるな!杉並市民アクション」は主に新成人に向けたビラを作り荻窪駅で10人で街宣をした。
多くの着飾った新成人たちが通ったが、ビラを受け取る新成人はほとんどいなかった。
ある年配の参加者は、「誰も話しを聞いていないよ。このままいけば経済的徴兵制になるかも知れないのに」と述べていた。
中々厳しい年初の街宣であった。
しかし、映画「〇月〇日、・・」の監督・ペヤンヌマキさんは、
「自分のことに精一杯で社会の問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。そして・・・カメラを回し始めました。」
と述べている。
新成人も同じではないかと思う。
世界大動乱になれば、直接生活や生き方にひびいてくる。
彼等もきっとそうして目覚めるのであろう。
そういう私も学園紛争で社会や学問に目覚めたのだったから。
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