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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(409)

2016年07月13日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ <緊急>被処分者イジメの再発防止研修に抗議しよう!
 ■ 改憲勢力2/3超 早速改憲へ動き
 自民・公明は憲法問題という最大の争点を隠す中、参議院選で改憲勢力が2/3を占め、衆参両院で改憲発議に必要な2/3を超えた。安倍首相はテレビの記者会見で早速「憲法審査会でご議論を」と述べた。憲法審査会を始動させるということは、「改憲手続きに入る」ことを意味する。
 そもそも昨年、自民・公明は、安保法制の審議と平行して憲法審査会の始動を強行した。ところが、同年6月4日、審査会で長谷部恭男(自公推薦)、小林節(民主(当時)推薦)、笹田栄司(維新(当時)推薦)の3人の参考人(憲法学者)がそろって、「安保法制は違憲」と述べると、9月の戦争法強行成立の後、改憲の争点化を避け、憲法審査会を閉じたのだった。自分に都合良く開いたり、閉じたりするのが、安倍政治の手法だ。
 ■都知事選に鳥越俊太郎さんが出馬を表明し、野党4党も支援する方向とのこと。鳥越さんは、テレビの記者会見で出馬の動機の一つに、「参院選の結果を見て平和が脅かされるとの危機感を抱いたこと」をあげていた。参院選1人区では野党統一候補の健闘が目立った。都知事選(明後日14日告示、31日投開票)でも4野党+市民の統一候補が実現できれば、都民本位のクリーンな都政の実現も夢ではない。参院選のリベンジを。
 ◆ 「再発防止研修」を許さない! 「イジメ研修」をやめろ!
 都教委は、3月卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず減給処分を受けたS特別支援学校教員TSさん(四次訴訟原告)、戒告処分を受けた都立O高校教員YTさん(四次訴訟原告)、都立M高校教員KSさん(四次訴訟原告)を対象に、思想転向を強要する被処分者イジメの再発防止研修を強行しようとしています。
 TSさんの再発防止研修は、「所属校研修Ⅱ 2回目 事例問題等の演習」という名目で、所属校での授業をさせずに教職員研修センターに呼びつけての度重なる「服務事故再発防止研修」です。所属校研修Ⅱの3回目も8月29日に予定されており、更にその後、「センター研修Ⅱ」(通称「まとめ研修」)が行われます。
 YTさん、KSさんの再発防止研修は、「所属校研修Ⅱ」終了後の「センター研修Ⅱ(2回目)」(通称「まとめ研修」)です。なお、この両名の所属校研修は、TSさんとは異なり、文字通りそれぞれの所属校で行われました。
 皆さん! このように繰り返し行われる再発防止研修をどう思いますか? まさに、憲法19条の「思想及び良心の自由」に従って行動した教職員に「反省・転向」を強要するもので、「違憲・違法」の可能性が高く、被処分者に対する二重処分であり、「弾圧・イジメ」に他なりません。下記東京地裁決定(2004年7月)にも反しています。
 <参考> 東京地裁決定(2004年7月23日 東京地裁民事19部 須藤裁判長)
「・・・自己の思想,信条に反すると表明する者に対して、・・・自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容されている範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」
 被処分者の会は、研修センター前で抗議・支援行動を展開します。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
 ● 行動開始時間が7月15日とそれ以外では異なるので、注意してください。
   *相手側の挑発にのらず整然と行動するようご協力をお願いします。

★TSさん(S特別支援学校)再発防止研修抗議・該当者支援行動
 7月15日(金)

  9時20分 集合・行動開始
  9時35分 弁護団申し入れ
  9時50分 該当者(受講者)入場、激励行動
  10時~11時 研修時間(研修センター407会議室)
  11時頃(予定)研修終了後、該当者激励行動

★YTさん(都立O高校)再発防止研修抗議・該当者支援行動
 7月19日(火)

  都教職員研修センター前
  8時20分 集合・行動開始
  8時35分 弁護団申し入れ
  8時50分 該当者(受講者)入場、激励行動
  11時(予定)研修終了後、該当者激励行動

★KSさん(都立M高校)再発防止研修抗議・該当者支援行動
 7月21日(木)

  都教職員研修センター前
  8時20分 集合・行動開始
  8時35分 弁護団申し入れ
  8時50分 該当者(受講者)入場、激励行動
  11時(予定)研修終了後、該当者激励行動



 ◆ 粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判の傍聴をお願いします。
   ―裁判傍聴に裁判所に行こう! お気軽にどうぞ―

 ★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第1回弁論
   (東京高裁第5民事部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
 →地裁の不当判決に反撃して逆転勝訴に向けた闘いが始まりました。
 7月25日(月)
  13時傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  13時30分開廷
  東京高裁511号
  報告集会:場所未定。追って連絡。

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟第11回口頭弁論
   (東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 7月27日(水)
  10時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  11時開廷
  東京地裁527号法廷(定員42名)
  報告集会:場所未定。追って連絡。
*毎回満席で入廷できない人が多くいます。早めにお出でください。

 ★ 東京「君が代」裁判第三次訴訟・第4回最高裁要請行動
   *集めた署名を最高裁に提出し要請を行います。
 7月28日(木)
  13時45分 最高裁西門集合・時間厳守
  14時~ 要請  要請者(予定):3名
 <行き方> 地下鉄永田町駅、半蔵門駅徒歩5分 最高裁南門から左手、国立劇場
寄り
 ●上告人以外の参加も可能です。入構できる17名を超えたら調整します。


 ◆ 最高裁要請署名を継続しています。引き続きご協力ください。
 署名用紙は被処分者の会ホームページ(上の段)からダウンロードできます。
  ↓

http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
都教委要請書、再発防止研修抗議声明掲載。
三次訴訟最高裁要請署名用紙 ダウンロード可能。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(7月2日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
************

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