さて、昨日の続きのお話です。
ノリくんとふたりで横浜に行ったのは、そごう美術館で開催されている 『明治有田 超絶の美』 展を見るためでした。たまたま行ってみた東京ステーションギャラリーで九谷焼の展覧会を見て以来、急に日本製の陶磁器が気になりだしたのです。で、これは見ておこう・・・ということで。
今回は、明治の初めごろから輸出用として作された作品を中心とした展示でした。『香蘭社』に残っていたデザイン画の展示などもあり、デザイン画の通りの作品が、あったり無かったり。これは、もしデザイン画の通りの作品を見つけ出すことが出来たら、面白いでしょうね。
細かい手仕事で、古典的な文様で破たん無く埋め尽くされ作品には、圧倒されました。
色合いも明るく、楽しいものばかり。
でもね、職人さんは絵が上手な人ばかりかというと、そうでもなかったという例もあったのがご愛嬌です。
来年は有田焼の創業からちょうど400年の年なのだそうで、タイミング良く興味をもったような気がしています。またどこかで良い展覧会が開催されるかもしれません。そうしたら、行ってみたいです。
それから、有田焼の故郷の佐賀にも行ってみたくなりましたよ。
いつか・・・ね。