鳥取&島根旅行の記事も、今回が最後になります。
そのラストを飾るのがこちら、「安来清水寺」です。
順番が前後してしまいましたが、足立美術館を訪れた後に行きました。
鬱蒼と茂る杉林の間にある石段を登って行きます。
途中の分かれ道に架かる橋にも、風情があります。
まずは、開山堂。
さらに上に見えているのが、清水寺根本堂(重要文化財)。
狛犬に守られています。
見上げると、大きな杉の木。
こちらが、根本堂。木の扉に趣がありますね。
夕暮れが迫ってきました。
さらに奥に、三重塔が。
こちらの三重塔は山陰唯一のもの。
総けやき造りで、高さは33メートル、3階まで登れるはずですが、残念。
時間が遅くて、閉まっていました。
けやきの木の組み方が随分と複雑ですね。
石段を降りようとして、ふと見ると・・・
石垣の立派さにも、驚きます。
私がこちらに訪れたのは、二度目。
前回は、小学生の頃遠足で訪れたという母に連れられて来ました。
母が小学生だった頃と言うと・・・70年以上前になりますね。
前回は兄も一緒で、三重塔に登った覚えがあります。
今回は父と一緒でしたが、父はもう石段は登れないので車で待っていてもらいました。
私が代表で参拝した、ということですね。
さて、境内にはお宿もあるようで、そのひとつがこちらの松琴館。
精進料理なども頂けるようです。
こちらの古刹、春は桜、秋が深まると紅葉が楽しめるようです。
そんな頃に、行ってみたいですね。
さて、こちら清水名物といえば、“清水羊羹”。
ところが、そのお店ももう閉まっていたので、残念・・・と思っていたのですが、
いとこが、お土産にと持たせてくれました。
この羊羹、本物の竹の皮に包んであって、黒砂糖が効いていて、とっても美味しいんですよね。
このお菓子があれば、父とまたお抹茶が楽しめます。
うれしいお土産です。
最後に、弓ヶ浜の写真を。そびえている山は、大山です。
私が小学生の頃、夏休みになると毎年母の帰省に付いて鳥取に来て、この浜で毎日泳いでいたのでした。
島根半島の向こう側、七類のあたりで泳いだり潜ったりしたことも。
白砂青松、とても懐かしく思いました。
これで、旅のお話は終わりです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。