こども、お勧めの本。
まだ読んでいます。
「こころ」。
そう、夏目漱石の作品。
まず、驚いたのが、この前読んだ「坊っちゃん」とは
かなりかけ離れた空気観をもった作品だったということ。
こんなに作品を変えただけで変わるものかしら?
とびっくりするほど。
ただ、読み進めていくと、
やっぱり似通ったところがあったな、
とホッとした部分もありました。
でも、圧倒的に「こころ」の方が重い。
自分を通し抜いた「坊っちゃん」に比べ、
ひたすら生きることへの懺悔である「こころ」。
共通していたのは、
どちらの主人公も、生き方が真面目すぎて、
それがために、生きにくい性格であったことだと思った。
こういった作品を読むと、いつも思う。
真面目に生きなきゃな、と。
こんなにも、自分の思いや考えや、
自分の気持ちに一生懸命に向き合って生きている。
不器用だけれど、がんばっている。
「こころ」に出てきた先生とKは、自殺してしまう。
二人とも、自分を肯定できずに…。
でも、やっぱり、死なないでほしかった。
生きていたら、苦しくても、別の抜け出せる道を見つけられたかも知れない。
年をとってから、あの時の自分はダメな部分もあったかもしれないけれど、
でも、よく頑張ったと、言ってあげられたかも知れない。
そんなことを感じた作品だった。
まだ読んでいます。
「こころ」。
そう、夏目漱石の作品。
まず、驚いたのが、この前読んだ「坊っちゃん」とは
かなりかけ離れた空気観をもった作品だったということ。
こんなに作品を変えただけで変わるものかしら?
とびっくりするほど。
ただ、読み進めていくと、
やっぱり似通ったところがあったな、
とホッとした部分もありました。
でも、圧倒的に「こころ」の方が重い。
自分を通し抜いた「坊っちゃん」に比べ、
ひたすら生きることへの懺悔である「こころ」。
共通していたのは、
どちらの主人公も、生き方が真面目すぎて、
それがために、生きにくい性格であったことだと思った。
こういった作品を読むと、いつも思う。
真面目に生きなきゃな、と。
こんなにも、自分の思いや考えや、
自分の気持ちに一生懸命に向き合って生きている。
不器用だけれど、がんばっている。
「こころ」に出てきた先生とKは、自殺してしまう。
二人とも、自分を肯定できずに…。
でも、やっぱり、死なないでほしかった。
生きていたら、苦しくても、別の抜け出せる道を見つけられたかも知れない。
年をとってから、あの時の自分はダメな部分もあったかもしれないけれど、
でも、よく頑張ったと、言ってあげられたかも知れない。
そんなことを感じた作品だった。