ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある街のピアノ教室のブログです。日々の出来事を綴っています。

仕切り

2009-08-27 21:53:49 | レッスン
読譜にハードルがあり、なかなか宿題の曲が手につかないYちゃん。
そりゃ、いやだよね。楽譜を読むのが大変なんだもん。

なので、とにかくレッスン時が勝負です。
いかにたくさん音符を読んでもらうか。

読譜を容易にしていく方法。

一番簡単なのは、当人にとってやさしめの曲をたくさん弾くこと。
難しい曲を、難しい顔をして我慢しながら読むよりも、
「簡単、かんた~ん!」って言いながら、
色んな曲に触れつつ、読む。
ポイントはたくさん曲数をこなすこと。
そう私は考えています。

ただYちゃん。
一曲だけ、今の彼女の読譜力より上の曲を弾いています。
Yちゃんたっての希望の曲でもあったのですが、
こういうちょっと上の曲、一曲は挑戦してほしいな、と思っていたので、
止めることなく、がんばってもらうことにしました。

でもやっぱり、譜面を読むのはイヤイヤのよう。。。


Yちゃんの30分レッスンのうち15~20分。
私が出す課題をとにかく頑張ります。
その後、残りの時間はYちゃん仕切りです。

「ここまでは両手で弾くから、ここは先生が左手を手伝って」とか。
「ここは今日は弾きたくないから、ここまでにする」とか。

後ろ向きな仕切りだけれど、何とか「弾く」という意思は感じられるので、
それ以上を私からは要求することなく、弾いてもらうことが多いです。

それが今日。
「あとここだけが左手が弾けないから、今日はここだけ2回弾いてみる」

すごい!今日はとっても前向きだよ。
弾けるようになるためにすることが、きちんと考えられている!!

Yちゃんの、この曲を弾きたい!という気持ちが、
譜面を読むことに前向きになるパワーになるといいな。
弾けるようになったとき、自信につながるといいな。

私はそんなYちゃんのやる気を支えたいです。
そして、もっとラクに楽しく読譜ができるようになるために、
色々な方法を考えるね!

コメント
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