ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

piano the concert vol.17 終了

2019-04-02 21:54:19 | お知らせ
ちょっと間が開いてしまいましたが、
無事、春の発表会が終了しました。

当日、お手伝いくださったお家の皆さま、
ありがとうございました。
お陰様で、私は会の進行に専念することができました。

今回はHくんのお母さまが
アナウンスのご協力をしてくださいました。
私のミスをサポートしつつ
明るいきれいな声でのアナウンス。
本当にありがとうございました。



最後のご挨拶でもお話しましたが、
今回は本当に驚かされる出来事で
発表会に向かっていきました。

この一年、
「自主自立!」
とひたすら強く思い続け、
発表会シーズンは更に
「弾きたい!弾かねば!
自分でそう思って歩き出してほしい」
と強く祈り続けていました。

そのせいで、
何も練習をしてこなかった子は
曲以外の課題をやったり、
色々話をしたり、
私が曲に対する具体的なお手伝いを
ほとんどしなかったため
動き出しの遅かった子も結構いて、
ヤキモキさせられることもたくさんありました。

でも!
今年は補講はほとんどしませんでした。

手を出した方が簡単。
叱った方が弾いてくる。
でも
「ああしろ、こうしろ」と言うのを
ただただ我慢(笑)
言われて叱られて弾くピアノではなく、
自分で弾くピアノにしてもらいたくて。

発表会前、最後のレッスンの週。
最初は土曜日のM兄弟。
二人とも、自分の考えを持ち練習して、
自分の目指す方向を見ながら弾いていました。
思わず、
「何かあった?」
と聞いてしまったくらい。
兄弟二人とも、平然と当たり前のように
「ふつうー!!!いつも通りだよーーー!!」と。
お家の方が魔法をかけてくださったのかと
思わされる変わりぶり。

が!そこ一軒だけかと思いきや、
その後続々と
自分で考え、自分で練習し、
自分の演奏を始める子たちが。。。

「あとは何が問題?どうする?」
と問えば、
みんなそれぞれ、
自分の課題を口にし、
こんな練習をする、
と決めている。

8~9割方、
自らピアノを弾いていました。

本当に嬉しい驚きでした。

本番での演奏がどうだったか、
これも重要なことですが、
発表会に向けての動き方も
とても重要と私は考えています。
後者は
確実に今後に繋がります。

力技で弾けるようにするのは、
実はそんなにミラクルな話ではありません。
でも、それではその後に繋がらない。
やはり、自立できる力と気持ちを持たなければ…。

どこまでも、これ、
「自主自立」。

そこに向けて、
今後もレッスンに力を入れていきたいと思います。

年度納めのご挨拶が、
新年度に入ってからの投稿になってしまいました。
新年度、すでにレッスンがスタートしています。
気持ちを新たに頑張ってまいります!
コメント
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