詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

一日一編ー5ー  ふるさとの春 古い詩『カタクリ』(花言葉は「初恋」)

2013年03月01日 | 

二月には昼間に溶けた雪が深夜に氷りつき
何処までも真っ直ぐ歩いて行ける凍雪の季節になる

大昔から
アイヌの熊狩りの季節の到来だった

盆栽好きはオンコの木を採りに
釣り好きは他の季節に行けない深山の奥へ山女釣りに

子供にも春の儀式があって
遠い山奥の水源地へとザリガニ採りにだった

それから
福寿草が残雪の中に咲く季節になり
ベチャメク道の上の氷が解けた川の上に
架けられたいく本もの木橋を渡る季節になる

とうとう最後には
あらゆる花がいっせいに花開き
あらゆる小鳥がいっせいに囀る季節になる

◆古い詩『カタクリ』(花言葉は「初恋」)はー『ここ』
◆多くのぼくの詩が紹介されてるのはー『ここ』h


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