海から空への
死者たちの道のように
一番星が浜の上にただひとつ
いつの日も
ぼくの憧れだった
風に舞い飛ぶ花々の
空から海への道
たゆたう海に浮かぶのは
遠い夏の日の洛陽
降り注ぐ火の矢を受けて
瀕死の海鳥の影
初めて愛を告げたのは
浜辺の湾曲の始まりの流木
一点の翳りもなく澄みきった
君の眼差しゆえに
死者たちの道のように
一番星が浜の上にただひとつ
いつの日も
ぼくの憧れだった
風に舞い飛ぶ花々の
空から海への道
たゆたう海に浮かぶのは
遠い夏の日の洛陽
降り注ぐ火の矢を受けて
瀕死の海鳥の影
初めて愛を告げたのは
浜辺の湾曲の始まりの流木
一点の翳りもなく澄みきった
君の眼差しゆえに