詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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改憲軍拡勢力 <本澤二郎の「日本の風景」(2829)

2017年12月27日 | 犯罪
原発の配置図をみると・・日本の伝統食材の破壊政策だったのではと思う。日本のほとんどあらゆる食材が放射能汚染されてしまった・・北海道でさえ、オホーツク海以外は深刻な放射能汚染に!


改憲軍拡勢力 <本澤二郎の「日本の風景」(2829)

<財閥の一角を紹介した週刊朝日>
 安倍晋三の脳みその中身は、軍拡による軍国主義化とそのための平和憲法を改悪する、この1点に集中している。そのことを強力に推し進めたい支持勢力が、この日本に存在する。金の面で安倍・自公内閣を強力に支持している。その一角を週刊朝日が記事にしたので、それを本ブログに添付するので、一読してほしい。いまの日本政治の正体を知ることができる。財閥である。財閥が安倍・自公の暴政の根っこに存在している。このことが分かれば、日本政治をマスターしたようなものである。

<経済産業省の今井秘書官が仕切る安倍・内外政>
 誰しもが安倍のことを「馬鹿」「大馬鹿」と呼んでいる。官邸日記を見れば、一目瞭然である。無数の役人が官邸に出入りしている。OO大臣も右ならえだ。
 役人の説明を電話で受ければ十分なのだが、心臓にはそれは無理というものだ。役人がそばにいないと、10分も持たない。人形・ロボットの類である。
 この大馬鹿三太郎に知恵をつけているという悪党が、通商産業省出身の今井という秘書官だ。叔父が元経団連会長だった。
 戦前の財閥のひも付き役人を商工官僚と呼んだ。岸信介がその代表だった。当時は商工省だったが、今は戦後の通産省を経て、通商産業省である。今井は岸の後輩でもある。心臓は岸の孫として、幼くして反共主義と財閥・CIAの存在を学んだとされる。
<役人は大馬鹿な首相・大臣を歓迎する>
 役人は、有能な政治家を嫌う。有能な政治家は、役人をコントロールすることができる。役人を指示・支配することができるためだ。
 その点、無能な政治屋だと、逆転する。役人に頼るしかない。役人が、首相・大臣をコントロールすることができる。
 安倍・自公内閣は、役人のための政権であるが、もう一枚衣を脱ぐと、財閥のための政権となる。
 そもそも通商産業省は、財閥のダミーの役所といっていい。
 以前、こんなことがあった。安倍同様に無能政治屋で知られる二階幹事長が、北京を訪問したことがある。彼は日中観光利権のボスで有名だ。この二階の随行者が今井だった。安倍の内外政の主導権を握っていたからである。
 目下のワル役人のボスである。
<改憲軍拡の財閥政治の5年>
 安倍・自公内閣は、財閥の金と神社本庁と創価学会の票で誕生した政権である。
 ここまでわかれば、日本政治をマスターしたことになる。多少とも政治のメッカ・永田町に足を突っ込んだ人間であれば、おおよその見当がつくはずである。自民党の派閥政治を10年、20年経験したものでれば、首相秘書官経験者レベル以上の知識を手にすることができるだろう。これは経験則から判断できる。
 安倍暴政は、要するに財閥政治イコール改憲軍拡政治なのだ。中国敵視政策や北朝鮮政策は、そこから派生してきている。
 いまあわてて中国の「一帯一路」の国際経済戦略に参加するという方針転換は、財閥の意向でもある。CIAの了解も取っているはずである。CIAの背後には、米超巨大財閥が控えているとみていい。安倍・自公の中国包囲網の破たんを意味する。そのための数十兆円をどぶに捨てたことになるが、これ全て国民の血税である。
 以下に週刊朝日の安倍支援の財閥系企業の一覧を参考にすると、より分かりやすいかもしれない。
2017年12月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員・武漢大学客員教授)
 
 安倍政権周辺の主な「保守系」経済人団体・グループの主な顔ぶれ(週刊朝日 2017年12月29日号より)
 朝日新聞の「首相動静」によれば、鉄鋼ビルディング専務の増岡聡一郎氏、読売新聞グループ本社主筆の渡辺恒雄氏と最も会食を重ねた安倍晋三首相。

 日本を代表する経済団体である日本経済団体連合会(経団連)の幹部たちも、首相と緊密な関係を持っている。首相動静の頻出メンバーを見ても、現会長の榊原定征・東レ相談役(3回)や、会長経験者の御手洗冨士夫・キヤノン会長(4回)、今井敬・新日鉄住金名誉会長(3回)などと頻繁に会合を重ねていることがわかる。

 中でも今井敬氏は、安倍首相の最側近として知られる経産省出身の今井尚哉・首相秘書官の叔父だ。

「今井氏は首相からの信頼も厚く、天皇の退位についての有識者会議の座長も務めました。安倍政権の成長戦略などを取りまとめる首相秘書官で甥の尚哉氏は経団連など財界と首相とのパイプ役を務めています」(経産省関係者)

 政権に対してさまざまな提言を行っている経団連だが、加盟企業のある経営者はこのような不満を漏らす。

「毎月開かれる幹事会で、かなり突っ込んだ議論をしていたが、今は一部の幹部と政府が大まかな方針を決めている。幹事会では政府への要望書を読み上げ、垂れ流しで各報告をするだけです。目立った反対意見も出ず、シャンシャンで終わることが多く、かなり形骸化していると感じます」

 現在、経団連と安倍首相との関係は、かつてないほどの“蜜月”とされる。

 経団連は民主党政権発足後の10年から加盟企業への政治献金の呼びかけを中止していたが、自民党が政権を奪取し、榊原会長が就任した14年から再開。政権の要求に歩調を合わせ、加盟企業に経団連会長として初めて賃上げを呼びかけた。

 最近でも、安倍政権が待機児童対策の財源として経済界に3千億円の拠出を求めていたのに対し、榊原会長は11月30日に受け入れを表明。安倍政権の“言いなり”になる姿勢が目立っている。

 一方、経団連側からの提言も、官民一体を意識し、安倍政権と同じ方向性となっている。

 9月19日の幹事会での議論に使われた「防衛生産・技術基盤の維持・強化を求める」(案)という内部資料では、近年、戦闘機の国内生産・開発が止まっていることを問題視し、<可能な限りわが国主導での開発・調達計画を進めることが重要である>と主張。さらに、安倍政権下で武器の輸出が解禁されたことを評価しつつ、<官民一体の推進体制の構築>や<情報開示にかかる規制の緩和>など、武器輸出のさらなる推進を求めている。

 安倍首相は12月15日、こうした声に応えてか、「従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていきたい」と語り、年明けから防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」の見直しに取り組むと表明した。

 また、経団連の榊原会長は12月7日、四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)を視察した際、「原発は重要な電源としてこれからも使用していく。将来は増設や新設も選択肢にしないといけない」と発言。直後の13日には広島高裁が伊方原発3号機の運転を禁じる仮処分決定を出したが、経団連が考えを改めた形跡はない。

 武器の輸出、原発の新増設……いずれも安倍政権が推進する政策と、ピッタリと一致しているのだ。

「安倍首相はかつて三木谷浩史・楽天会長兼社長が代表を務める新経済連盟など新自由主義的な人々とも親密でしたが、最近は一定の距離を置いている。一方で、重厚長大産業を中心とした経団連はほとんど一体化しており、かつての『護送船団方式』のように官財が一体となって海外への売り込みを図っている。(以下省略)

第10回 2016年7月1日 松本昌次(編集者)のいま、読みつぎたいもの

2017年12月27日 | 犯罪

第10回 2016年7月1日 松本昌次(編集者)
目取真俊「希望」


 元米海兵隊員で軍属の男による、沖縄県うるま市の女性殺害事件に抗議する県民大会が、先月の6月19日、那覇市奥武山(おうのやま)陸上競技場で開かれました。参加者約6万5千人。1995年、米兵3人による、12歳の少女に対する強姦暴行事件に対する抗議の県民総決起大会(約8万5千人参加)以来の大規模な抗議集会です。主催は、翁長雄志知事を支持する社民・共産などの政党や企業でつくる「オール沖縄会議」。自民・公明・おおさか維新は不参加。人間の生命より政治的立場を優先する不思議な集団です。

 新聞(朝日・6月20日付)によれば、1972年の本土復帰から昨年までに、米軍の犯罪事件は5896件、うち殺人・強盗・強姦などの凶悪事件は574件(県警調べ)に及ぶといいます。いうまでもなくこれらは表沙汰になったものだけで、ウヤムヤになったものがどれだけあるかは解りません。このように数字でしか言い現わせない一件一件が、どのような事実を背負っているか。それらは、政府・米軍一体となった「遺憾」「綱紀粛清」「再発防止」という常套句によって消去されてきたのです。と同時に、本土に住む人間たちの無関心によって。

 県民大会で壇上に立ち、涙をぬぐいながら8分間のスピーチをした、名護市の大学生・玉城愛さん(21)が、静まり返った会場で、ぎりぎりまで悩み、しかしどうしても伝えたかったことは何んでしょうか。それは、沖縄を軽視しているように見える本土への怒りでした。彼女は訴えました。――「安倍晋三さん、日本本土にお住まいの皆さん、今回の事件の第二の加害者は誰ですか? あなたたちです。しっかり沖縄に向き合っていただけませんか」。(記事=奥村智司・吉田拓史)

 それでは、安倍晋三さんは別にして、日本本土に住んでいるわたしたち日本人は、「第二の加害者」として沖縄にしっかり向き合うことができるでしょうか。否です。たまたま「AERA」6月27日号が、〔大特集〕「沖縄を他人事だと思っていませんか」を組んでおり、そのなかの目取真俊さんと高橋哲哉さんの対談を読むと、その感を深くします。高橋さんといえば、東大教授の職にありながら、最も真摯に沖縄を犠牲にしてきた日本国家の戦前・戦後の責任を告発してきた哲学者です。その高橋さんの基地「県外移設論」に対し、目取真さんは、終始、それは「ただの観念的な言葉の応酬にしか見えません」、「運動につながらない『基地移設』の言論活動に何の意味があるのでしょう」、「ヤマトゥンチュー(日本人)は71年間沖縄の痛みに関心を持たなかったのに、今さら『県外移設』を訴えれば関心を持つようになるんですか」と問い、辺野古の新基地建設の工事現場でのゲート封鎖、普天間・嘉手納のゲート封鎖への500人、千人の沖縄県民の行動こそが、日米安保体制を揺るがせると語ります。高橋さんは、ただ、現場での非暴力の阻止行動には簡単には参加できないけれども、その状況はよくわかりましたと、答えるしかないのです。

 いまから17年も前の1999年6月26日、「朝日」夕刊に、短篇というより掌篇といっていい400字詰原稿用紙にして5、6枚の目取真俊さんの小説が発表されました。要約の不備を恐れずに書けば、「今オキナワに必要なのは、数千人のデモでもなければ、数万人の集会でもなく、一人のアメリカ人の幼児の死なのだ」という声明文を残し、スーパーの駐車場にとまっていた白人の女の車のなかに残されていた三歳くらいの男の子の首を絞めて殺し、焼身自殺する男の物語です。題して「希望」。ヤマトゥンチューとして、この作品をどう胸に叩きこんで沖縄と向き合えるでしょうか。

*「希望」 『沖縄/草の声・根の意志』世織書房・2001年9月刊/目取真俊短篇小説選集3『面影を連れて(うむかじとぅちりてぃ)』影書房・2013年11月刊に収録。

弱者から搾り取ってオトモダチを優遇、米国に貢ぐ史上最悪の安倍晋三!

2017年12月26日 | 犯罪
@masaru_kaneko  【原子力村のエース?】一部マスコミは今回のpezyを摘発した森本特捜部長を「検察のエース」ともちあげるが、この男こそは福島原発事故の前に佐藤栄佐久県知事を逮捕し再稼働させた「国策捜査」の元狂だ。ヤマグチが総理周辺のキーマンだから、森本がでてきたのか?https://goo.gl/HWBmkZ


@mico07770   公的年金の積立金を運用する #年金積立金管理運用独立行政法人 #GPIF が、軍事部門の売上高が世界で十位以内に入るすべての企業の株式を保有している。


@hage3826 日刊ゲンダイより、安倍晋三政権の冷徹さ、あくどさを端的に語った言葉「弱者から搾り取ってオトモダチを優遇、米国に貢ぐ」何故そんな政権を続けさせるのか?
#安倍が国難
#鎖自慢の奴隷
#肉屋を支持する豚

ロシア革命100年ー社会主義が生まれる瞬間

2017年12月25日 | 犯罪
●『世界を揺るがした10日間』(ジョン・リード 伊藤真訳 光文社古典新訳文庫、1540円 / 評者=志真秀弘ー


 今年は、ロシア革命100年にあたる。この年にふさわしい本は『世界を揺るがした10日間』をおいて考えられない。11月に新訳も刊行された。

 作者ジョン・リード(写真)は、1917年9月、ロシアに着く。この時彼は30歳だった。すでに『反乱するメキシコ』を出版し、評価を得ていた。革命の首都ペトログラード、さらに前線への旅も含め5ヶ月、十月革命の渦中で取材し、アメリカに帰国後の19年3月、本書を刊行する。

 「ソヴェト社会主義共和国連邦」は、革命後70年余を経て、1991年、崩壊した。それは、社会主義の死を意味するか? けして意味しない。

 このルポルタージュには、ロシア革命が、人民による人民のための人民の革命であった事実が、生き生きと描かれ、読むものは現場に立ち会って経験しているような感情に襲われる。革命の領袖たちも登場する。ソヴェトの会議場に入ろうとして兵士に止められ入場できないトロツキー。彼は、ポケットを探すが通行証は見つからない。「ペトログラードソヴェトの議長だよ」と名乗る。指揮官が現れ、「トロツキー? どっかで聞いた名前だな」とどうにか通される。そして冬宮襲撃の時略奪が始まろうとする瞬間、「俺たちは盗賊じゃない」との声がして即座に盗みが止む場面、翌朝、まるで何事もなかったかのように人々が働きに出て行く情景。また11月下旬、農民大会の3日目、紛糾の最中、突然レーニンが演壇に立つ。「ひっこめ」という野次で会場は大騒ぎになる。レーニンは、騒ぎが静まるのを待って辛抱強く説得をはじめる。どれも映像が浮かぶような見事な描写だ。

 ロシア革命は、労働者、兵士、農民のうねりに根ざした、どこまでも自発性に溢れたものであった。ボリシェビキは、このうねりを誰よりも正確に政治的・科学的に把握し、瞬時に指針提起する能力を備えたグループであった。この社会主義が生まれ落ちる瞬間を、リードは、見事に描ききっている。それだけではない。リードは鋭敏な感覚で後にも続くいくつかの重要問題の発端に読む者の注意を促している。

 人類は幾たびもかけがえのない解放の瞬間を経験した。しかしその経験は、あっという間に固定した判断に変化する。しかも、その判断をわれわれは、経験と思い込んでしまう。大切なのは、経験を新鮮なままに保ち、そこから新しい判断を導くことなのだ。『世界を揺るがした十日間』は、それを可能にする貴重な手がかりに他ならない。

 もう1冊手がかりをあげておきたい。獄中にあったローザ・ルクセンブルクが1918年に執筆した『ロシア革命論』(伊藤成彦、丸山敬一訳、社会評論社)である。この2冊は、今ロシア革命を考える両輪であると思う。

 『世界を揺るがした10日間』は、スターリンの時代に、禁書扱いにされていた。理由は、本書を読めばわかる。愚かしいことだ。しかしそれも、歴史の事実に他ならない。鏡像が歪んでいるからと言って鏡を割ってみても、歪みは消えない。正面から向き合う以外にない。それによって、はじめて社会主義のルネッサンスも可能になる。輝きを輝きとしてとらえ、陰りを陰りとしてみつめることだ。本書は、岩波文庫版が普及しているが、いささか読みにくい。小笠原豊樹訳のちくま文庫版は、今はキンドル版でしか読めないが、名訳である。今回刊行された新訳は読みやすい。

*「週刊 本の発見」は毎週木曜日に掲載します。筆者は、大西赤人・渡辺照子・志真秀弘・菊池恵介・佐々木有美・佐藤灯・金塚荒夫ほかです。

国難へとまっしぐらの日本低国!

2017年12月23日 | 犯罪
「裁判所前の男」がまた不当逮捕!〜勾留理由開示裁判はすさまじい弾圧法廷に  山口正紀(ジャーナリスト) @hyodo_masatoshi   加計問題は安倍問題。「記者クラブ」がフリーランスを閉め出して、情報を隠蔽する。いまや「記者クラブ」メディアが権力犯罪の隠蔽装置になっている。官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」もみ消し事件も然り。米議員の性犯罪を報道して、山口は隠蔽する。    @SiamCat3 日本では正義のように勘違いされているが日銀の株買いは中央銀行がしてはいけない「禁じ手」。続ければ続けるほどに止めた時の価格暴落のリスクが増すのは自明。それでも止めないのは日銀が政府の気持ちを汲んで「アベノミクスは成功している」ことにしようとするから。これこそ国難だと思いますけど。 @syouwaoyaji   事故起こした側を叩けバカ!! 腐れ安倍政権!! 田中龍作ジャーナル 吉野復興相が、住宅支援を打ち切られた原発事故からの自主避難者たちに面と向かって「事故から7年も経ったのだから、そろそろ自立したらどうかね」と問題発言をしていたことが、分かった。 ryu.homma@desler  電通と組織委が私のツイを遮断しようと躍起になるのはなぜか?それは大手メディアが絶対に触れない「東京五輪でのボランティア10万人タダ働き搾取計画」と「憲法改正国民投票における電通の役割」をずっと追及しているから。興味のある方は拙著を是非ご覧下さい。 http://amzn.to/2kGAtNq アイヌ問題に詳しいサイト 「もうひとつの日本文化(アイヌ文化)」ーhttp://fine.ap.teacup.com/makiri/

【一体なんだこの政権は?】

2017年12月21日 | 犯罪

 

 アベ周辺はまるでゴキブリぞろぞろだ。取り巻きジャーナリズムのレイプ疑惑の山口、pezy computingの斎藤、そして住民が「殺人マンション」と怒るアパの戸谷と耐震偽装仲間のヒューザー。盟友の葛西JR東海名誉会長周辺はリニアでゼネコン談合ぞろぞろ。

亡国 テレビが生活保護費削減の問題を報道しない - 有識者が声を上げない!

2017年12月20日 | 犯罪

    イージス・アショアの秋田配備。軍事評論家の前田哲男さん「国会での議論も無く導入が決まった」。まさに地元置き去り。(河北新報)

  縁故主義で動く国はとてもじゃないが先進国などとは言えないし、もっと言ってしまえば安倍に国家が私物化された腐敗国家ですよ。

 

テレビが生活保護費削減の問題を報道しない - 有識者が声を上げない生活保護費削減の件、厚労省が12月8日に発表(リーク)して10日以上経つのに、テレビ報道が一向にこの問題に焦点を当てない。17日放送のサンデーモーニングでも寸毫も触れられなかった。他の番組は無視しても、この番組だけは取り上げるだろうと期待していたので、裏切られた気分で暗鬱にさせられる。先々週から先週にかけて、テレビが毎日騒いでいたのは、年収850万円以上の会社員が増税になるという税制の問題だった。毎日毎日、同じ話題を同じパネルで長々と説明し、後藤謙次が、昔は自民党の税調が強かったが今は官邸が税制を仕切っているなどと、どうでもいいくだらない政界漫談を垂れて「解説」に代えていた。平日夜に生活保護の問題を取り上げるなら、報ステしかないだろうと思い、テレビの前で待っている。が、いつまで経っても放送されない。パンダの話と貴乃花の話で埋め、自民党の憲法改正案に少し触れて、残りは北朝鮮の話で流し、今年は納めにするのだろうか。生活保護費の問題は、憲法25条に関わる問題だ。国が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」が切り下げられようとしている。国民生活にとってきわめて重要な問題なのに、テレビ報道の関係者が故意に目を背けている。異常な風景と言うしかない。




c0315619_13532491.jpg朝日は、16日に「生活保護費引き下げ方針、再考を」という社説を上げ、今回の措置に軽く苦言を呈しているが、本格的な批判ではなく、憲法25条に触れる問題だという指摘がない。心底からの真剣な熱意が感じられず、本気で政府に撤回を求めた主張には見えない。この措置によって困窮を強いられる世帯への意識がない。他人事のようであり、制度論について機械的に論評しているような論旨で止まっている。高給取りの朝日新聞の社員にとっては、月18万円の支給が2万円減らされて月16万円になるという、減額の痛みは分からず、実感がわかず、その家族の生活に想像を及ばせることができないのだろう。悲しく絶望的な日本社会になってしまった。野党第一党の立憲民主党からも声が聞こえて来ない。これも不思議な光景だ。この厚労省の措置に賛同しているのだろうか。そういえば、前回、13年度から16年度にかけて6.5%減額したときも、民主党から激しい反発が起きて政府を糾弾したという記憶がない。菅政権で進めた「税と社会保障の一体改革」の中に、生活保護の見直しがあり、現在のような引き下げの方向性が入っていたため、政策上の整合性をとるため沈黙を続けているのだろうか。

c0315619_13533680.jpg今回、厚労省は8日の審議会で「1割削減」を打ち出し、マスコミに書かせ、一週間後の14日の審議会でそれを「5%削減」に修正し、世間の反発に配慮したような格好を演出した。無論、これは予め企んでいたシナリオであり、来年度予算案の編成日程に合わせた策謀で、5%削減が厚労官僚が狙っていた線に他ならない。審議会というのは、厚労省の生活保護基準部会である。私が不思議なのは、この審議会のメンバーに阿部彩と岩田正美の二人が入っているのに、なぜ呆気なく「5%削減」が通過してしまったかということだ。審議会のメンバーは8人いて、岩田正美は部会長代理の要職にある。部会長は駒村康平で、この男は厚労官僚の提灯持ちだろう。部会長代理ながら、岩田正美は駒村康平よりもはるかに年長で、部会全体の中で発言力と影響力を持っていると思われる。どうして強行に反対しなかったのだろう。あっさり押し切られた結果になったのだろう。阿部彩と岩田正美の普段の発言を聞き知っているわれわれには、この経緯と進行はきわめて奇妙に感じられる。厚労省のサイトに上がっている情報を見ると、8日午後に会議があり、続いて12日午後、最後に14日午後に会議が行われて、ここで報告書案が出されている。

c0315619_13534817.jpg厚労省の前では、12日と14日と、部会が開かれる前に関係団体による抗議集会が開かれているが、そこで委員が顔を出して意思表明したという情報はない。普通に考えれば、削減に反対する委員が部会で猛反発し、厚労官僚が提出した報告書案を承認しないと主張して会議が大荒れになり、全会一致ではなく多数決の議決にして反対に挙手するとか、その場で委員を辞任して会議室を退出するとかの幕になっていい。そうでなくとも、8日の「1割削減」の原案方針が出た時点で、即座に記者会見を開き、マスコミを集め、政党や各団体に呼びかけ、反対世論を興す中心になるというのが当然の役割だろう。現在のところ、阿部彩と岩田正美が会見をしたという情報は入ってない。岩田正美は、新聞がこの件を報道した記事の中でコメントしている。が、激しく非難しているという雰囲気ではなく、批判の口調が淡泊で意外に感じられる。そもそも、厚労省が5年に一度の制度改定で生活保護費の削減を狙っていることは、委員たちは全員分かっていたはずだ。生活扶助基準の検証は今年の1月から始まっていて、厚労官僚が着々と資料を出している。資料を出す厚労官僚のバックには片山さつきがいて事前に査閲している。10月の衆院選で自民党が大勝した後、12月の予算編成に向けてどう出てくるか、手の内が読めなかったはずがない。

c0315619_13540265.jpg前回、2013年のときは、政権は保守マスコミを使って、半年前、1年前から延々と生活保護叩きのキャンペーンをやっていた。生活保護費がこれだけ伸びて財政を圧迫しているという統計を出し、削減が必要だとネット記事でまくしたて、生活保護受給者の中でパチンコして遊んでいる不逞の輩がたくさんいるという風説を垂れ流した。国民の大切な税金が無駄に使われると喚き、2chを使って「ナマポ」などという言葉を流行らせた。頃合を見て片山さつきがプライムニュースに登場、弱者いじめの世論を煽る仕上げをした。生活保護の窓口に申請に来た者がアクセサリーを付けているなどと難癖をつけたのは、このときだっただろうか。そう生放送で言う片山さつき自身が、気持ち悪くなる醜い厚化粧顔で、高額ブランドのアクセサリーをじゃらじゃらさせていた。今回は、この件のプロパガンダで黒幕の片山さつきが出て来ない。生活保護バッシングをネオリベ右翼がマスコミでやらない。黙って静かに、厚労官僚の仕切りとリークに任せている。政権とネオリベ右翼側が作戦を変えた。削減を推進する側が作戦を変えたのは分かるが、それに反対する側もきわめて静かで、誰もマスコミの表に出て来ない。5%削減は大きいし、母子加算削減は大きい。普通に考えれば、すぐに阿部彩が報ステに出て来そうなものなのに。

c0315619_13542705.jpg生活保護支給額が切り下げられ、消費税率が2%上がったら、生活保護受給世帯は本当に苛酷な事態に直面するだろう。そうしたことに対する、世間とマスコミの内在とコンパッションが、年を追うほどに薄れているように思う。格差と貧困という言葉は枕詞のように軽く言われていて、そこに社会の不条理に対する憤りがなく、苦しんでいる者たちへの同情の眼差しがなく、許せないとか元に戻そうという義憤がない。10年前のNHKのワーキングプアの頃はそれがあった。憲法25条の価値と意味を人が理解していて、それを大事にしようという意識があった。本来、憲法25条にコミットしていれば、厚労省がやっているような、生活保護支給額と低所得者世帯の生活費を比較して、低い方に合わせるなどという愚劣な政策は採らないはずだ。政策の設計思想そのものが間違っている。国民の健康で文化的な最低限度の生活の水準は、国が総力を挙げて上げていくべきもので、落としてはならないもので、そこにこそ国家の使命と目的がある。国家の存在理由と成否がかかった問題ではないか。格差を是正して貧困をなくすためには、まず生活保護費を上げなくてはならず、連動する福祉諸支出の水準を上げ、そこに関係して決まる最低賃金を上げなくてはならない。当たり前のことだ。当たり前のことにコミットしている学者が少なく、マスコミ人が少ない。

憲法25条の権利が人の心の中で空洞化していて、政府だけでなく、マスコミとアカデミーの中で死文化された状態になっている。



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安部馬鹿夫婦の漫談 詩織さんのお手柄 <本澤二郎の「日本の風景」(2819)

2017年12月18日 | 犯罪

  【アベ過ぎる安倍夫婦】 バカ旦那=沖縄県民代表者「翁長知事」が強く面会を求めるも、それをスルーし太鼓持ちや電波芸者らと楽しく会食。 ズル嫁=拷問に等しく、長きに渡り拘留されている「籠池夫婦」を尻目に、私が一番辛かったと、舌を出しながら泣きまねをする厚顔さ。

 

<天才的詐欺師とTBS強姦魔あぶり出す快挙>
 TBS強姦魔の被害者・伊藤詩織さんは、女性としての人権意識と正義・勇気の三拍子そろった、実に素晴らしい日本人女性である。その結果として、天才的詐欺師で血税泥棒のスパコン社長を逮捕できた。同時に、TBS強姦魔のあぶり出しにも成功した。間違いなく、森友の籠池夫妻事件と加計孝太郎事件に次ぐ、第三の安倍友犯罪の発覚のようである。無能無責任の極め付きのような東京地検特捜部の、今回は珍しいお手柄でもある。今後の捜査の行方と、野党・議会による国政調査権行使の行方に、まずはあきらめずに期待したい。


<官邸・国会に接近する高級ホテルを拠点>
 国会と官邸に最も近いホテルが、ザ・キャピトルホテル東急という。昔はよく足を踏み入れた場所である。当時はヒルトンホテルと呼んでいて、外国人がよく利用する高級ホテルで、その雰囲気は現在も継承されているはずだ。
 このホテルの中国料理店の高級ラーメンを、何度か自民党秘書に御馳走してもらったことがある。多分、今もあるかもしれない。以前、東條内閣で安倍の祖父・岸信介と共に入閣していた賀屋興宣(大蔵大臣)の事務所もあった。
 彼の言い分は「僕らは戦争責任者。国会議員になっても、総理大臣になっては良くない」とA級戦犯の岸商工大臣を非難していた。ドイツでは想像もできない異常な戦後日本の黒幕は、CIAであったことが判明しているが、当時は全く理解できない駆け出し記者だった。このCIA人脈が今の孫にも継承されているのであろう。ワシントンに盲従する心臓である。

 戦後日本の腐蝕した狂気は、ZOMBIE・岸内閣からである、岸人脈だ。森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の国家主義ラインで、もう一本が中曽根康弘だ。この二つの改憲軍拡の流れを支援しているのが、読売のナベツネという悪しき日本の権力構図である。

 一時、このヒルトンホテルに毎日のように通った。72年の自民党総裁選の際に、自民党の宏池会・大平派が、ここに選挙対策本部を設置したためだ。大平政芳懇談や参謀の鈴木善幸懇談が連日、繰り広げられた。官邸に一番近いヒルトンは、懐かしいホテルではある。
<ナベツネも顔負け?>
 いま詩織さん事件で女性の敵と指名され、悪名の高いTBS強姦魔の山口敬之という極悪人が、住まいと事務所を持っているという事実が、週刊誌報道で発覚している。

 ホテルに事務所を構える政治家は少ない。経費がとても高くつくためだ。山口は政治家を越えてしまっている。1か月100万円から200万円もする部屋である。どんな部屋か興味を抱く国民は多いだろう。
 かの政界フィクサーで知られるナベツネ顔負けという。山口のスポンサーが詐欺師のスパコンで売り出したとされる斎藤元章というから、どうみても胡散臭い。山口が東京地検を抑え込むことなど簡単なのか。筆者も息子の医療事故で、悪役東芝病院関係者を刑事告訴したが、正義を貫くはずの東京地検を、東芝によって簡単に窒息させられてしまった。
<経産省利権を独占か>
 現在、心臓を操っている人物は、岸のずっと後裔に当たる通産官僚の今井秘書官であることは、昨今、よく知られれている。斎藤の詐欺事件はこの通産利権である。血税ドロだ。山口が間に入っているとの憶測を強くさせている。官邸がどう特捜部を抑え込もうとするのか、これも関心事である。
2017年12月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
<以下に参考記事転載>



1)【記事】「サイレンス・ブレーカーズ」の伊藤詩織事件(山口敬之)とスパコン事件(斎藤元章)の点と線



米「タイム」は「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に「沈黙を破った人たち」(=サイレンス・ブレーカーズ )を選んだ。性的嫌がらせや加害行動の被害経験について沈黙を破り、発言した人たちの勇気を称えている。 「BBCニュースジャパン」は次のように書いている。

「性的加害行動を糾弾し、告訴、告発した人たちの運動は、今年10月にハリウッドの大物映画プロデューサー、ハービー・ワインスティーン氏の長年の行動に対する疑惑が表面化したのを機に、『#MeToo(私も)』ハッシュタグがソーシャルメディアで拡散し、抗議行動のうねりにつながった。これについてタイム誌は、ハッシュタグは『運動全体の一部だが、その全てではない』と位置付けている」

http://www.bbc.com/japanese/42261257

伊藤詩織もサイレンス・ブレーカーズ のひとりなのだろう。岩波書店の「世界」1月号が「性暴力と日本社会」という特集を組み「Black Box」 (文藝春秋)の伊藤詩織をインタビューしている。

https://www.iwanami.co.jp/book/b341462.html

これは有田芳生のツイート。

「超党派の『準強姦事件逮捕状執行停止問題を検証する会』に出席。逮捕状執行問題の異常さはもちろんのこと、『終らせよう』とする動きに対応しなければならないと語りました。伊藤詩織さんの勇気ある証言の背後には物言えぬ多くの被害女性がいます。ここにも日本の人権後進国ぶりが現れています 」

https://twitter.com/aritayoshifu/status/938304837506265088

「CNNジャパン」は次のように書いている。

「トランプ氏は先月、『恐らく』今年の人に選出されるだろうとツイートしたうえで、インタビューや写真撮影の手間を考慮して『辞退』したと主張。タイム誌側はこの証言を虚偽としている」

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35111567.html

ところで朝日新聞が掲載した「スパコン社長人脈、国と接点 医師から転身、交遊華やか」には、こう書かれている。

「16年3月には、安倍政権の内幕を描いた著書があるフリージャーナリストとAI の研究財団を設立。関係者によると、このジャーナリストは、東京都千代田区の29階建てビルに自身の事務所を構え、斉藤容疑者側が家賃を負担していたという」

http://www.asahi.com/articles/ASKD953H5KD9UTIL01D.html

助成金の不正受給の容疑で東京地検特捜部 に逮捕された斎藤元章 に事務所の家賃を負担してもらっていたフリージャーナリストとは元TBS の山口敬之 。もともと「週刊新潮」が6月15日号で報じていた。周知のように伊藤詩織 が性的暴行を受けたとする男性である。斎藤が負担していた家賃とは低く見積もっても130万円は下らないと言われている。ザ・キャピタルレジデンス東急だもの。

「現代ビジネス」が掲載した伊藤博敏 の「逮捕されたスパコン社長と自民党大物政治家の『疑惑の接点』」によれば日本シンギュラリティ財団 なる一般財団法人 では山口が代表理事をつとめ、斎藤が理事をつとめているそうだ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53744?page=2

12月11日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に斎藤元章は「スーパーコンピューター開発者」ととして紹介される予定だったが、放送は中止。「独り、山の王者に挑む」が再放送される。

https://megalodon.jp/2017-1205-1006-21/www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html


あらゆる点で時代遅れの原子力

2017年12月16日 | 犯罪

世耕経産相が如何なる根拠を以て「原発は安いと考える」などと発言したのか定かではないけれども、電源三法交付金など既存の立地対策費用を含めただけでも発電コストが一番高いのに、そこへ事故処理費用やらバックエンド費用が加われば他の追随を許さない高さになるのは自明の理。ウソも大概にしろと。


国家の本質とは・・・

2017年12月14日 | 犯罪


外国人技能実習制度 「核兵器は必要悪ではなく絶対悪」 サーロー節子さん

2017年12月13日 | 犯罪

この番組は2017年8月1日に放送されたものです。 【追跡! “絶望職場”の担い手たち】「外国人技能実習制度」というシステムのなかで彼らが直面する過酷な労働現場を取材。その実態を明らかにーhttps://gyao.yahoo.co.jp/player/11140/v00046/v0000000000000001889/?auto=1&rep=2


 私は、広島と長崎の原爆投下から生き延びた被爆者の一人としてお話をします。私たち被爆者は、70年以上にわたり、核兵器の完全廃絶のために努力をしてきました。
広島で被爆したサーロー節子さんの講演(全文)
「私たちは死よりも生を選ぶ代表者」 ICAN受賞講演
授賞式でサーローさんら演説 ICANにノーベル平和賞
特集:ノーベル平和賞にICAN
 皆さま、この賞をベアトリスとともに、ICAN運動にかかわる類いまれなる全ての人たちを代表して受け取ることは、大変な光栄です。皆さん一人一人が、核兵器の時代を終わらせることは可能であるし、私たちはそれを成し遂げるのだという大いなる希望を与えてくれます
 私たちは、世界中でこの恐ろしい兵器の生産と実験のために被害を受けてきた人々と連帯しています。長く忘れられてきた、ムルロア、インエケル、セミパラチンスク、マラリンガ、ビキニなどの人々と。その土地と海を放射線により汚染され、その体を実験に供され、その文化を永遠に混乱させられた人々と。

 私たちは、被害者であることに甘んじていられません。私たちは、世界が大爆発して終わることも、緩慢に毒に侵されていくことも受け入れません。私たちは、大国と呼ばれる国々が私たちを核の夕暮れからさらに核の深夜へと無謀にも導いていこうとする中で、恐れの中でただ無為に座していることを拒みます。私たちは立ち上がったのです。私たちは、私たちが生きる物語を語り始めました。核兵器と人類は共存できない、と。

 今日、私は皆さんに、この会場において、広島と長崎で非業の死を遂げた全ての人々の存在を感じていただきたいと思います。皆さんに、私たちの上に、そして私たちのまわりに、25万人の魂の大きな固まりを感じ取っていただきたいと思います。その一人ひとりには名前がありました。一人ひとりが、誰かに愛されていました。彼らの死を無駄にしてはなりません。

 米国が最初の核兵器を私の暮らす広島の街に落としたとき、私は13歳でした。私はその朝のことを覚えています。8時15分、私は目をくらます青白い閃光(せんこう)を見ました。私は、宙に浮く感じがしたのを覚えています。

 静寂と暗闇の中で意識が戻ったとき、私は、自分が壊れた建物の下で身動きがとれなくなっていることに気がつきました。私は死に直面していることがわかりました。私の同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」と、かすれる声で叫んでいるのが聞こえ始めました。

 そのとき突然、私の左肩を触る手があることに気がつきました。その人は「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 蹴り続けろ! あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう? そこに向かって、なるべく早く、はって行きなさい」と言うのです。私がそこからはい出てみると、崩壊した建物は燃えていました。その建物の中にいた私の同級生のほとんどは、生きたまま焼き殺されていきました。私の周囲全体にはひどい、想像を超えた廃虚がありました。

 幽霊のような姿の人たちが、足を引きずりながら行列をなして歩いていきました。恐ろしいまでに傷ついた人々は、血を流し、やけどを負い、黒こげになり、膨れあがっていました。体の一部を失った人たち。肉や皮が体から垂れ下がっている人たち。飛び出た眼球を手に持っている人たち。おなかが裂けて開き、腸が飛び出て垂れ下がっている人たち。人体の焼ける悪臭が、そこら中に蔓延(まんえん)していました。

 このように、一発の爆弾で私が愛した街は完全に破壊されました。住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒こげの炭となりました。その中には、私の家族や、351人の同級生もいました。

 その後、数週間、数カ月、数年にわたり、何千人もの人たちが、放射線の遅発的な影響によって、次々と不可解な形で亡くなっていきました。今日なお、放射線は被爆者たちの命を奪っています。

 広島について思い出すとき、私の頭に最初に浮かぶのは4歳のおい、英治です。彼の小さな体は、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまいました。彼はかすれた声で水を求め続けていましたが、息を引き取り、苦しみから解放されました。

 私にとって彼は、世界で今まさに核兵器によって脅されているすべての罪のない子どもたちを代表しています。毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛するすべての人を、私たちの親しむすべての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常さをこれ以上、許していてはなりません。

 私たち被爆者は、苦しみと、生き残るための、そして灰の中から生き返るための真の闘いを通じて、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信しました。くり返し、私たちは証言をしてきました。

 それにもかかわらず、広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正義の戦争」を終わらせた「よい爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。

 9カ国は、都市全体を燃やし尽くし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることを表すものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。

 今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。

 責任ある指導者であるなら、必ずや、この条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことができません。「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことはもはや明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。

 核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そして、あなたたちの行動こそ重要であることを知りなさい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければなりません。

 世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。

 私は13歳の少女だったときに、くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃虚の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かってはって行け」

 今夜、私たちがオスロの街をたいまつをともして行進するにあたり、核の恐怖の闇夜からお互いを救い出しましょう。どのような障害に直面しようとも、私たちは動き続け、前に進み続け、この光を分かち合い続けます。この光は、この一つの尊い世界が生き続けるための私たちの情熱であり、誓いなのです。


国家が事実を消す時代 ( 弁護士 猪股 正)

2017年12月11日 | 犯罪

「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気-http://kidsdoor.tokyo/yumiko.watanabe/2017/05/27/%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%92%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%82%89/

 

ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督の遺作「残像」が6月から公開されています。
2013年12月6日、特定秘密保護法が強行採決された晩、ワイダ監督の代表作の一つ「カティンの森」がテレビ放映されました。

第2次大戦下、ポーランドは、ドイツとソ連の両方から侵略され分割占領され、ソ連の捕虜となったポーランド人将校1万数千人がカティンで惨殺されました。穴埋めされていた死体は後頭部から銃弾を撃ち込まれていました。
終戦後、ポーランドは、ソ連の支配下におかれ、カティンの森事件について語ることはタブーとされ、信念に基づき真実を語ろうとする者は次々と弾圧されました。
ソ連は、ナチスドイツの仕業だとしていましたが、1990年、グラスノスチ(情報公開)の流れの中で、機密文書の存在も確認され、ソ連は、スターリンの犯罪であることをようやく認めるに至りました。
戦後45年もの間、真実が封印され続けたわけです。

今、日本では、政権は、不都合な事実を隠し、あるものをないと断言し、真実を語ろうとする人には汚名を着せ、良心を持つ人も萎縮し真実を語れない状況が生まれています。
そして、政権は、6月15日、犯罪を計画段階から処罰する「共謀罪」法案を強行採決により成立させ、国民を監視し処罰できる体制を強化しました。

過去の「残像」が次第に現実へと蘇りつつある今、自由と民主主義、平和が破壊されてしまうことのないよう、所員一同、皆様と共に、がんばりたいと思います。

<関連記事>
「ポーランド人監督アンジェイ・ワイダの遺作公開、そして最後の言葉」(文春オンライン)
「火論:適応と無関心」玉木研二(2017年6月27日毎日新聞コラム)
「『あったものをなかったものにできない。』からもらった勇気」キッズドア理事長・渡辺 由美子
「官邸の醜聞リーク疑惑、背筋が凍る思い 民進・山井氏」(2017年5月25日朝日新聞)
「官邸に逆らえば更迭…夏の人事で文科省“前川一派”大粛清」(2017年6月6日日刊ゲンダイDIGITAL)
<週刊新潮、疑惑追及> 「女性記者」の身辺調査を指示した官邸の強権(週刊新潮2017年6月22日号)
「森友交渉時のデータ消去へ 財務省がシステム更新」(2017年6月2日朝日新聞)
「『加計審査で圧力』証言 座長に訴訟リスクあると言われた」(2017年12月8日東京新聞)
「マフィア化する政治」弁護士 梶山敏雄
「(考論 長谷部×杉田)マフィア化する政治」(2017年6月19日朝日新聞)
「共謀罪 平成の治安維持法-1933年、治安維持法により弾圧された当事務所の為成養之助弁護士」

 

共謀罪=平成の治安維持法-1933年、治安維持法により弾圧された当事務所の為成養之助弁護士-http://saitamasogo.jp/archives/69833

『人民新聞編集長が起訴される!保釈要求書に署名を』ーhttp://www.labornetjp.org/news/2017/1512974043427staff01 
田中龍作の連続レポート 【神戸発】「共謀罪の試し斬りは左翼で」 次は一般紙、SNSに言論弾圧 http://tanakaryusaku.jp/2017/12/00017104


富岡八幡宮殺傷の真相は? 最近SF映画は観てないけど...

2017年12月10日 | 犯罪

また無料映画サイトGyAOで、『2001年宇宙の旅』をやっていたので観たが・・『ブレードランナー』に匹敵する傑作だなと再確認した。以前は、どっちもビデオを持っていたのに、引越しでどこかへと・・

 

こんなマンガなら読みたいなと思った・・・第二話『約束のネバーランド』ーhttp://jumpbookstore.com/client_info/SHUEISHA/html/player/viewer.html?tw=2&lin=1&cid=SHSA_JP01PLUSCP000867_57

 

        犯人は元日本会議江東支部長!! 日本会議は狂気の集団という事だ!! 富岡八幡宮殺傷 第一通報者が聞いていた「異様すぎる言葉」


2017年12月09日      国家神道を引きずる神社本庁<本澤二郎の「日本の風景」(2817)

<利権の巣となった神社>
 戦前の日本の戦争体制を精神面で強要した国家神道が、戦後は「神社本庁」と改名したものの、実態は変わっていない。その強制力から耐えられず、本庁から離脱する神社が出てきているなど、異常事態も起きていることが、最近、報道されるようになった。宗教の冠をかぶっているため、外からはよく見えないが、宮司という最高位が利権の巣となっていることは間違いない。都内でも有名だという富岡八幡宮の宮司が殺害されるという事件が発生、知られざる一角が表面化、関係方面に衝撃を与えている。

<富岡八幡宮の宮司殺人事件で表面化>
12月7日に東京・江東区にある富岡八幡宮の宮司ら3人が殺害されるという驚愕事件が発生した。他方で、富岡八幡宮が神社本庁から離脱するとの報道も出ていた矢先である。
 本庁と八幡宮の間での確執が存在していたこと、問題神社の宮司が殺害されたことから、この殺人事件は神社本庁を巻き込んだ、根っこの深い問題であることを、内外に突き付けている。軽視できない。

 現在の安倍内閣は、この神社本庁と創価学会の宗教連合軍が樹立した政権でもあるため、官邸の対応も注目される。警察の捜査にも縛りがかかる危うい事案である。
 野党の対応も注目される。


<祭礼口実に全国民に強制寄付>
 戦前の日本では、神社が国家神道として猛威を振るった。家々には、神社信仰を徹底して、神棚を中央に祀らされた。一歩家を出ると、近くに神社が待ち構えていた。中央には、靖国・伊勢・出雲などの巨大神社群が控えていた。
  国際社会では、この戦争神社が、日本人の精神を拘束する中で、侵略戦争が強行されたと分析されている。国家神道と教育勅語、大日本帝国憲法が、天皇制国家主義の核心だった。
 小泉・安倍がそろって靖国参拝に熱中し、教育勅語を押し付け、そして平和憲法を破壊しようとするのは、ひとえに戦争の出来る軍国主義の日本に大改造するためとみられる。
 現在の「国民総動員」体制は、神社が祭礼の口実でもって、自治会など任意の組織を悪用して、強制的に全住民から金を搾り取っている事実によって証明されている。明らかな法律違反である。
 「テレビを持つとNHKと強制的に受信契約」と仰天するような判断をしたしたばかりの最高裁判決よろしく、日本国民は、任意の地域の団体に加わると、自治会その他の組織を通じて、必然的に神社の祭礼に寄付を強要されているのである


<自治会など任意団体に強制寄付求める異様な日本>
 宗教に無知な国民を大動員して、正月3が日には、莫大な賽銭を集めることにも成功しているため、神社の集金力は相当な額に上っているが、真実は国民に見えないようにしている。
 日本国憲法は政教分離を明文化して、公人の介入を禁じているが、保守系右翼議員は、票目当てに神社信仰に深入りしているのが実情である。
 安倍内閣の暴政にもかかわらず、自民党が一定の支持を集める理由は、ここにあるのである。地域の有力者を神社の氏子・信者にすることで、それを可能にしている。これが知られざる神社本庁の正体なのだ。


<極右・日本会議の牙城>
 戦後の一時期、靖国の国家護持に狂奔した神社本庁は、小泉内閣や安倍内閣の誕生によって、表の舞台で堂々と活躍している。日本会議がそれである。閣僚のほとんどが日本会議メンバーである。神社本庁と日本会議、そして安倍内閣は一体である。
 これに従来まで平和と福祉を公言してきた公明党創価学会が、連合を組んでいるため、内外に敵なしの政治力を披瀝して久しい。
<改憲署名に突進>
 数年前から神社は、参拝する国民に対して改憲署名を求めている。日本会議・神社本庁の指令を裏付けるものだ。
 NHKはじめ新聞テレビが、率先して神社報道に力を入れているが、これも極右政権の意向を受けたもので、不気味ではある。戦争神社に向けた助走なのか。要注意である。 野党の覚醒が、強く求められる。


<東京・品川区の事例>
 筆者は10年ほど東京・品川区の300世帯のマンションの理事などをしていて、周囲の自治会と接触を持ったのだが、自治会は近くの鹿島神社の祭礼という宗教行事に対して、自治会費を流用していた。住民の意思など問題にしない荒っぽい対応で、それはずっと継続していた。
 それ以外にも、個々の住民から半強制的に寄付を集めていた。わがマンションにも寄付を強要してきたので、筆者が理事長をしていた時点では、これを拒絶した。
 驚いたことは、創価学会員のマンション理事が、マンション住人の資金から神社に支出することに熱心だったことだ。創価学会の変身は本当かもしれない。極右化した創価学会である。


<歴史学者・井上清は原始宗教と喝破>
 日本を代表する歴史学者・井上清は、著作で神社信仰を「原始宗教に毛の生えた程度のお祓い宗教」と喝破している。
 それでもいったん、国家レベルで推進すると、まさに宗教としての魔力を発揮してしまう。懸命な個人の意思は、大きな流れに流されてしまう。原始宗教でも、権力の傘をかぶると、魔物に変身してしまうのだ。死の商人の手先になってしまう。

 神棚と神社は、まさに戦前の国家神道そのものである。茹でガエルにならなければいいのだが。富岡八幡宮の宮司殺人事件を契機に、国家神道や神社の祭礼寄付、神社利権、日本会議の牙城、創価学会との連携について、関心を抱く好機になればいい。
2017年12月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員・武漢大学客員教授)


安倍首相は、自分が国有地売却に関係ないというのなら責任者を特定し処分すべき

2017年12月09日 | 犯罪

      兵頭正俊さんがきっこをリツイートしました

 本物の右翼には立派な人が多いですよ。金にきれいで、弱者に思いやりがあります。いまの自称右翼には偽物が多く、ほとんどは安倍信者、小遣い銭稼ぎのアルバイターですね。安倍晋三も右翼ではありません。タダの新自由主義のグローバリストで、対米隷属の売国奴ですね。



        安倍首相は、自分が国有地売却に関係ないというのなら責任者を特定し処分すべきだ。売却が適切だとした佐川国税庁長官、財務省を管理する麻生財務相もだ。首相はこれまで国有地売却関与を否定してきた。ならば行政の長として決断を。それができないのはやましいことがあるからではないのか。

 


つまり犬HKの御用メディアの体質ここから生まれます。しかも、経営は国民の受信料でというおかしさ

2017年12月07日 | 犯罪

●木下昌明の映画の部屋 237回  ポーランド映画祭――古典から最新作まで30本余上ーhttp://www.labornetjp.org/news/2017/1205eiga

 

   兵頭正俊さんが池内さおりをリツイートしました

犬HK会長、副会長らの人選に決定権を持つのが経営委員会。この経営委員会の委員は、総理に任命権があります。つまり犬HKの御用メディアの体質はここから生まれます。この線を切らねばなりませんね。しかも、経営は国民の受信料でというおかしさ。