詳しくは今日の東京新聞や中日新聞を読んで欲しいがー
なんと4~6月期だけでも、厚生年金・国民年金の積立金(約127兆円)を市場で運用してきた・・経済には全くのド素人の官僚天下り数人の法人「年金積立金管理運用独立行政法人」の運用結果が三兆六千億円の赤字と発表を。
これは、本格的な市場運用を始めた2001年度以降、六番目の赤字額だという。
ということは、過去にどれだけの赤字額なのかと空恐ろしくなる。(昨年は約5兆円の赤字と発表あったのを記憶している)
その最大の原因は、官僚・公務員・政治家の年金は別立てになっていて、他人事の年金という意識のせいだろう。
さらに最悪なことには、7~9期はさらに、急速な円高や株安のために、同法人は「より厳しい運用環境にある」と恥知らずな事を堂々と発表している。
以前の日記でも書いたように、なんでもありのアメリカでさえも、年金は神聖な国民共有財産という考えが徹底していて、決して株運用という博打での運用は禁止されている。100兆円につき1兆数百億円の利子がつく堅実で運用損などありえない日本国債で運用すべきではないのか。
日本の政治家が早急になすべき事はー
①現在までにいったいトータルでどれほどの運用損が累積していて、百数十兆円といわれている年金積立金がどれほど残っているのかを明らかにさせる事(半分以上が消滅している恐れがある)
②ド素人の天下官僚が株で儲けることができるほど世の中はあまくないので、年金の株運用は即座に禁止すべき(ハゲタカ国際金融機関に運用を任せた分は相当の損になっているはず)
③神聖な国民の未来のための年金積立金を消滅させた官僚・天下り官僚たちには、その損害を官僚・天下り官僚の給料や官庁・法人予算から弁償させるべき
さらにもうひとつ頭にくる「保険料9000億円消えた」という記事も載っていた。
これは、転売を繰り返して数十倍の値段になった郵政土地疑獄にも匹敵するすさまじい国民共有財産の強奪にも匹敵する大問題である。以下に見出しと一部分だけアップをー
《公的年金と健康保険の保険料を使い、健康増進や福祉向上の名の下に全国各地に造られた年金福祉施設(その一種で2005年までに破綻してただ同然で叩き売られた「グリンピア」の損失額は約2000億円)。
政府は今月、5年をかけて進めてきた全国301施設の売却を終えた。建設と維持に約1兆一千三百億円を充てながら、売却総額は2221億円と、回収分は二割にとどまった。「消えた保険料」が9000億円を超えた無駄遣い総決算と、怒りの声を》
《「基金・財団を作れば厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない」「年金を使うのは先のことだから、今のうちに、どんどん使ってしまっても構わない」ー。
まるでドラマの悪代官を彷彿させる、このセリフ。実は、旧厚生省の初代年金課長、花沢武夫の口から出た証言だ。1988年に旧厚生省の外郭団体が発刊した「厚生年金保険制度回顧録」に載っている。
なんと4~6月期だけでも、厚生年金・国民年金の積立金(約127兆円)を市場で運用してきた・・経済には全くのド素人の官僚天下り数人の法人「年金積立金管理運用独立行政法人」の運用結果が三兆六千億円の赤字と発表を。
これは、本格的な市場運用を始めた2001年度以降、六番目の赤字額だという。
ということは、過去にどれだけの赤字額なのかと空恐ろしくなる。(昨年は約5兆円の赤字と発表あったのを記憶している)
その最大の原因は、官僚・公務員・政治家の年金は別立てになっていて、他人事の年金という意識のせいだろう。
さらに最悪なことには、7~9期はさらに、急速な円高や株安のために、同法人は「より厳しい運用環境にある」と恥知らずな事を堂々と発表している。
以前の日記でも書いたように、なんでもありのアメリカでさえも、年金は神聖な国民共有財産という考えが徹底していて、決して株運用という博打での運用は禁止されている。100兆円につき1兆数百億円の利子がつく堅実で運用損などありえない日本国債で運用すべきではないのか。
日本の政治家が早急になすべき事はー
①現在までにいったいトータルでどれほどの運用損が累積していて、百数十兆円といわれている年金積立金がどれほど残っているのかを明らかにさせる事(半分以上が消滅している恐れがある)
②ド素人の天下官僚が株で儲けることができるほど世の中はあまくないので、年金の株運用は即座に禁止すべき(ハゲタカ国際金融機関に運用を任せた分は相当の損になっているはず)
③神聖な国民の未来のための年金積立金を消滅させた官僚・天下り官僚たちには、その損害を官僚・天下り官僚の給料や官庁・法人予算から弁償させるべき
さらにもうひとつ頭にくる「保険料9000億円消えた」という記事も載っていた。
これは、転売を繰り返して数十倍の値段になった郵政土地疑獄にも匹敵するすさまじい国民共有財産の強奪にも匹敵する大問題である。以下に見出しと一部分だけアップをー
《公的年金と健康保険の保険料を使い、健康増進や福祉向上の名の下に全国各地に造られた年金福祉施設(その一種で2005年までに破綻してただ同然で叩き売られた「グリンピア」の損失額は約2000億円)。
政府は今月、5年をかけて進めてきた全国301施設の売却を終えた。建設と維持に約1兆一千三百億円を充てながら、売却総額は2221億円と、回収分は二割にとどまった。「消えた保険料」が9000億円を超えた無駄遣い総決算と、怒りの声を》
《「基金・財団を作れば厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない」「年金を使うのは先のことだから、今のうちに、どんどん使ってしまっても構わない」ー。
まるでドラマの悪代官を彷彿させる、このセリフ。実は、旧厚生省の初代年金課長、花沢武夫の口から出た証言だ。1988年に旧厚生省の外郭団体が発刊した「厚生年金保険制度回顧録」に載っている。