詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

自殺

2008年10月31日 | 日記
自殺がますます
この国では増えてるという
もう十年間も三万人以上で
先進国で常にトップだという

都会では
人身事故という飛び込み自殺で
あっちこっちの電車が
昨日も今日も
何時間もの立ち往生

自殺の原因で多いのが
病気と経済問題だという
でも ほんとにそうなら
これから自殺は
ますます増える一方にちがいない

犯罪の代わりにの自殺というなら
犯罪を犯してでも
生きなければならない

生きることに絶望だというなら
絶望を胸に抱いて
絶望を生きなければならない
人間以外のすべての生き物みたいに

カレー味のウンチ(自・公)とウンチ味のカレー(民主党)のどっちを選ぶのかという究極の選択なのかも

2008年10月30日 | 政治
そう例えずにはいられない・・選挙目当ての姑息な与党の税金ばら撒き案だ。でもカレー味がしようしまいと、所詮ウンチはウンチだ。

税的負担減はー
ガソリン税暫定税率廃止や、後期高齢者医療制度廃止のように永続的なものでなければならないし、銀行・証券等の一部の利益の為のものではなくて、誰もが恩恵を受けられるものでなければならない。

ただ、改憲派や消費税増税派が、ウンカのごとく民主党の中にもいそうだけど・・

人生は一度だけ

2008年10月29日 | 日記
人生は一度だけ
誰もがおんなじ
時代という名の道を
とぼとぼと生きる路上生活者にすぎない

  どんな動物だって例外じゃなく
  どんな植物だって例外じゃない

すべての生き物に
平等なのは死だけ
だから決して
他人の死を弄んではならない
他人の死から目を背けてもならない
明日はわが身なのだから

生きることは
いつだって素晴らしい奇跡だ
星たちの歌を聞き
朝の風に吹かれてるだけでも

人生は一度だけ
それさえも許さない者たちをこそ
憎まなければならない
そのためにこそ
いのちを賭けなければならない

風の街からの手紙

2008年10月28日 | 日記
北の風の街から
懐かしい幼馴染の手紙が届く

廃線と郵便局の消滅で
人間よりも熊の方が多くなっちまったと
どこもかしこも
リストラの風が吹いてて
とうとう鬱病になってしまったと

そして最後に
どうしてこんなにも
ぼくらは臆病者になっちまったんだろうかと

「政権交代」という
新しい時代の風が
どんな香りがするのか
胸いっぱいに
嗅いでみたい気がする

ぼくらの誰ひとりだって
誰かの奴隷じゃなく
この世に生まれてきたからには
誰にも平等に
生きる権利がある

そう書いて
北風の街の友達に
久し振りの手紙を送った

注:民主党議員の護憲・改憲の動向はーhttp://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/todaysong


貧乏人の味方は自然だべなと思う

2008年10月27日 | 日記
あるブログを覗くと、枇杷の葉茶(入浴剤にも)の作り方が書いてあった。
といっても、洗って笊で陰干しして、ハサミで切るだけ。
その他にも、東京近郊の「世界四大野草茶」(多摩川河原の野生のバラから獲れる「ローズヒップ」と、空き地に生えてる「ドクダミ」と、多摩川のちょっと上流にある秘密の森の「クマザサ」)についても。

僕は春になると、煎じて飲んだり風呂に入れたりで、あらゆる痛みに効くスギナやヨモギを陰干しする。なんと奥伊勢では、三つ売っていた入浴剤で一番高いのがスギナだった。以下は、ヒノキとヨモギ。
薪ストーブも半分に切ったドラム缶を溶接して作ってみてはどうなんだべか?

首相失格以前に人間失格ー庶民の貧困や心の痛みに思いやりの欠片もない麻生首相や大マスコミ

2008年10月27日 | 日記
26日東京秋葉原で、首相就任以来、初の街頭演説を行なった麻生太郎首相の発言は、そのような財界寄りの与党の責任を省みない、無責任このうえない、安い賃金で正規雇用者と同労働を強制されている非正規雇用者を侮辱した問題発言だ。

麻生首相は演説の中盤で、正規社員と非正規社員の問題に触れたおりに、「やっぱり女性が結婚する相手が(非正規社員で)食いっぱぐれしそうな顔をしていると、なかなか結婚したくないよ。女性にも選ぶ権利がある。当然のこととして、稼ぎが悪そうな(非正規社員)より、稼ぎがいい(正規社員の)ほうがいいに決まってる」と発言した。

誰だって好きこのんで非正規社員をやっているわけはない。生活してゆくために仕方下しにだ。そもそも政府・与党が雇用格差を生む財界寄りの政策を続けて来たことが原因なのを考慮すると、極めて無責任な上に、人間として思いやりに欠けているのではないかと思う。首相失格以前に人間失格といえる。

消費税増税を唱え始めた朝日・読売等の大マスコミもだ。これほど大多数の国民がますますの物価高や貧困に苦しんでいるというのに・・いま必要なのはむしろ減税的政策ではないのかと思う。

冬の時代

2008年10月26日 | 日記
冬の時代には
なにかしらの暖房が必要だ
孤独なこころに
たったひとつの希望が必要なように

内外の寄生虫を
どうするのかが
最大の問題になってしまった
冬の時代を
大多数の日本人が生きのびるためには

アメリカの方を向いたままの
官僚や政治屋やマスコミや
大銀行や大企業やカルト的宗教が
これからもわが世の春を謳歌するべきなのか

それとも
これからもますます
困窮し殺されてゆく日本人が
立ち上がるべき時代なのか

少し風邪気味、明日は鍋でも作るかな・・

2008年10月26日 | 日記
点滴と同じ成分の完全栄養食品の酒粕を入れると、鍋も味噌汁も頬っぺたが落っこちそうなほど美味しくなる。

それと、身欠きニシンを米の研ぎ汁に一晩漬けて置くと、大根や茄子等の煮物にとても重宝。(米の研ぎ汁で下茹でした大根も美味しいな)

故郷北海道というと真っ先に思い出すのが、お袋の味ー身欠きニシンを入れたニシン漬け。時々夢にみてしまう。

ドル買い&米国債買いや、金利を米国よりも3パーセント以下にしろと言う米国の命令による日本の借金と国民財産の強奪事情についてはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-584.html
より詳しい経済的・政治的背景はーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-fbcf.html

日蝕の時代

2008年10月25日 | 日記
ながながと
いつ終わるのかもしれない
この日蝕の時代は
いったいいつから
始まったんだろうか

視界がほとんど遮られてしまうと
何故だか
こころの水位が
みるみる上昇してゆき
それまで
見えなかった物が見えてくる

今朝
油の浮いたドブ川の真ん中に
橋を住家にしていた鯉が
死んで横たわっているのを見つけた
目玉が飛び出たその死体に
はらりはらはらと
今年最後のイチョウの黄葉が
最後の優しさで埋葬する

ぼくらもまた順番に
路の両側に
ころころと転がされた牧草ロールみたいに
身ぐるみ剥がされては
ぐるぐる巻きにされて
車一台通らない立派な道路の両側に
ぽんぽんと捨てられてゆく運命

もはや必要なのは
中途半端な手直し改革ではなくて
国民大多数の貧困化をもたらす悪法の廃止や
ゴミタメのようになってしまったこの国を
根本から造り変える革命ではないのか


注:与党や官僚たちは、減税が必要だというと、財源を示せというのが馬鹿の一つ覚えだけど・・「外貨準備」という日本が持っているドル札だけでも、政府・財務省が発表している分だけで、小泉アメリカのポチ犬内閣で、竹中平蔵が大臣だった間に、43兆円から100兆円に激増している。そして、今年だけで、40兆円も増やして、140兆円になる見込みとか。その他にも、絶対に勝手に処分するなと米国に命令されてる米国債が約70兆円もある。

なおこの記事の元になったのは、権力による不当な国策的冤罪痴漢事件で逮捕されて、いまも獄中の元早稲田大学教授植草一秀氏のブログで、それはーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
こっちのリンク集も、命を賭けた植草氏の読みやすい記事が多いのでリンクする事にーhttp://www.asyura.us/hks/ranking_list.php

革命前夜ともいうべきアメリカの状況は、近いうち日本にも飛び火する不可避だろうーhttp://tanakanews.com/081021bank.htm

ランド・アバウト・ミッドナイト

2008年10月21日 | 日記
「トムは真夜中の庭で」というファンタジーを読んで以来
真夜中に目を覚ますと 
ついつい
柱時計の音を数えてしまう癖がついてしまった

ぼくは全然覚えてないけど
子供時代のぼくは
夢遊病者だったという

ホラーの帝王S・キングのSFの最高傑作
「バトルランナー」を読んで間もなく
その結末そっくりの9・11が起こって
その画面に 
涙ぐみながら 懸命に
拍手している自分がいた
預言者キングに乾杯だった

映画の「バトルランナー」は
見るも無残に変えられてしまって
ハッピーエンドになってしまったのが
とても哀しかった

僕がキングに送ったファンレターは
今ごろは たぶん
CIAかFBIの倉庫にでも放りこまれて
分厚く灰でも被ってることだろう
「なんであんな映画を許したんだ!」という内容の
情けなさに涙が一滴
生まれて初めてのファンレターだった

ジョン・レノンの暗殺犯が
その直前にファンだといって
サインをもらったのがS・キングだった
「とても驚いたよ」と言ったきり
それ以来キングは
全くの腰抜け野郎になってしまった

日本のホラーの女王篠田節子も
輝かしいSFの数々を残して
遠い世界へと行ってしまった

国会に核爆弾をぶち込む「斎藤家の核弾頭」や
希少生物を救う物語「アクアリウム」や
「いけにえ(題名違うかも・・人体移植用に特別に育てられたクローンの少女の物語)」こそ
この国で唯一好きなSF
ぼくの青春時代に
ケルンみたいに聳える存在

誰でもいいから
キングや篠田節子に続く作家が
出てきてくれないもんだろかと
最近つくづくそう思う

あいさつ

2008年10月21日 | 政治
面と向かってじゃなくっても
あいさつは可能なのです
というより
そっちのあいさつの方が
より大切なあいさつなのです

じんわりと心に沁みこむ太陽や
満ち欠けを繰りかえす月や
影のように寄り添う風を
地上の何処でだって
見上げることが可能なように

樹々のそよぎが
津波のように
ひとつの想いを伝え合いながら
地球を一周してゆくように

どんな生き物や
どんな地上の物でさえも
みんな太古から
支えあってきた仲間たちなのだから

ビックバン以来の
歴史をともに生きてきた仲間たちや
同じ成分で作られた
仲間たちからの挨拶で
満ちあふれた地球

だから
人間だけが思い上がって
「地球に優しくしよう」とか
ペットに無理やり
衣類を着せるなんて言語道断

他の生命を食べる時だって
必要最小限を
感謝しながら
食べる必要があるのです
自分で殺した生命だけを
食べるという礼儀が不可欠なのです

森へ行こう

2008年10月20日 | 政治
青い風が吹きわたる
森へ行こう

綿帽子の落下傘を揺らしながら
植物の種たちが
ふわり ふんわり

悩みも 怒りも 哀しさも
ふわり ふんわり
風の中へと流離ってゆく

いったい何を
得られたんだろうかと悩む前に
これだけ多くのものを
自然や 両親や 人々から
与えてもらったんだろかと感謝しながら

自分みたいにちっぽけな存在でさえ 
何かしらを 誰かに
与えることができたんだと慰めながら

ふわり ふんわり
青い風のなかを飛ぶ綿帽子たちみたいに
しんしんと雪の季節を乗り越え
また違った季節に
めぐり合うために


近くで見れば正常な人なんてどこにもいない

2008年10月20日 | 日記
「正常な人」という概念は
時代や社会が作り上げるもの
極端に言えば
その時代に支配してる権力が作りあげるもの

近づいて見れば
みんな何処かしら
「いびつな」人間ばっかり
戦前社会だったら
ほとんどすべての日本人が
刑務所行きに違いない

だからこそ人間は
愛すべき
可愛い生き物

動物が何の目的もなく
遠い夜空の向こうまで
行きたいなんて思うだろうか
他の生き物や同類を
いじめたり 殺したりに
喜びを感じるだろうか

これは果たして
社会生活する猿的先祖さまから
受け継いだものなのか
それとも
人間になってから
異常進化したせいなのか

夜空

2008年10月17日 | Weblog
ハロウィーンのカボチャみたいに
目鼻立ちのとてもしっかりした
真っ赤な月が昇った

まるで
一枚のビロードみたいな夜空
網目からこぼれる光りが星となり
大きな綻びからもれる光りが
月明かりとなって

ちゃりん ちゃりんと
ポケットのほころびから
金貨がまた一枚
流れ星となって
地上に落っこちてくる

アーメン
どうか
僕の家の前の庭に落ちますように


pikkiの探偵眼 ー姑息な麻生首相ー

2008年10月16日 | Weblog
民主党前田雄吉衆院議員が代表を務める2つの政治団体が、2004~07年までの4年間に、業務停止命令を受けたマルチ商法の業者から、合計420万円の講演料や献金を受け取ってたことが、何故今ごろマスコミに流されたのかを推理すると・・
下記の「麻生首相の汚職事件」をもみ消す意図がプンプンと臭う。
この事件とはーhttp://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/20080929_evn_004-nnp.html

この事件が問題なのはー麻生太郎首相が1995年~2007年までの13年間に渡って、久保村被告(防衛医大医学教育部教授もつとめる防衛医科大学校病院の現職眼科部長が、国立病院の発注した機器納入に関する汚職事件の贈賄側企業である「ヤマト樹脂光学」社長)から合計約400万円の献金を受けており、また、麻生首相の甥の麻生巌氏が社外取締役をつとめる「キャピタルメディカ」が、破産した「ヤマト樹脂光学」の業務を全面的に引き継いでいることだ。これでは、今回の一連の汚職事件の裏には、久保村被告と癒着していたらしい麻生首相の口利き等があったと見られても仕方ないのではと思う。
このような重大な事件への追求から目をそらすためにこそ、民主党前田雄吉衆院議員事件の大々的なマスコミ報道だったのではないかと推理可能だ。