詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

『国民総葬式国家=日本』(数ヶ月振りに「ピッキ蛙外伝」再開)

2011年03月31日 | その他
あの頃作った詩で唯一穏健な詩はこれくらい。


    国民総葬式国家=日本

国民の税金・年金や共有財産を
掠め取ることしか頭になかったこの国の政官財の
壮大なバベルの塔も
いよいよ完成の時を迎えつつある

つい40年ほど前には
借金ゼロだった国や地方は いまや
少なく見積もっても1000兆円の借金
といったって いつの時代も
最終的に支払わせられるのは国民の血税からだ

本来年金積み立て者に支払うべきだったのに
約10兆円の年金積立金を強奪して「リゾート法」やグリーンピア以降も恥じることなく
自然破壊と人間破壊に懸命だった厚生労働省官僚たち
同じように国民のことなど眼中になく
できるだけ年金を払うまいとする社会保険庁

そして彼らに負けず劣らずなのが
正当な担保をとるという資本主義の根本を覆して
バブル投資に狂奔した挙句のこの国の銀行や大企業たち
我々の血税からの数十兆円もの援助で息を吹き返しては
わが世の春楽しんで
史上最高の利益を貪り
社会貢献どころか
国民への恩返しさえも忘れて ますます
アメリカのハゲタカ国際金融資本家に瓜二つ

かなり前に読んだSF「斎藤家の核弾頭」(篠田節子)にも
そう遠くないこの国の
似たような未来の話があって
ランク付けされた国民背番号の下位の人間から
臓器移植や人体実験や食料へと
順番に抹殺されてゆく

そこでは 俺みたいに
学歴もこれといった才能もない人間が
真っ先に反社会的という烙印を押されて
データー収集や管理用のマイクロチップを
体内に埋め込まれて 監視カメラだらけの
原発跡地や公害跡地・災害跡地へと追いやられる

そこで
遺伝子変異等の実験データーを十分に採取された後は
めでたく勤めを終えて
臓器移植や食料のために抹殺される
めでたし めでたし
その場所の放射能やらの安全値が確認された後に
税金ネコババに目の血走った政官財支配層の
日本低国株式会社の偉いさんたちの
豪邸がにょきにょきと建ち並ぶ

東京には、原発や監獄が相応しい。
税金泥棒どもを原発の隣の監獄へぶち込め!
いまや、政官財マスコミ「専門家」=税金泥棒というイメージが日本人共通の常識となりつつある。
表題の国会に核弾頭をぶち込むという爽快なSF小説は、日本SFの金字塔、篠田節子の「斉藤家の核弾頭」。


あの頃以来誰からも信用されていない。
寝たきりの母の介護をしながら、毎日六十数キロ通勤していたと言っても誰も信じはしない。
平均時速が百数十キロと言ったら哄笑するだけ・・
二回ほど対向車とぶつかって、ミラーがぶっ飛んだことがあったけど、「なるようにしかならんさ」とさらに加速するばかり。

僕がトヨタでの窓際族となったのは、組合が断りもなく勝手に掛けていた数百万円の満期生命保険の受け取りを拒否したり・・母の介護があるという理由で出向拒否してからだった。
それを、内容証明郵便で送って、そのあて先の部長名が違っていたので、「なんで受け取ったんだと怒られたぞ」という人事課長の話だった。

それ以後は、所属先が連絡もなしにころころと変更で、仕事の指示もなかった。
しょっちゅう事務所へと呼び出されては、「お前にように出向拒否を二度もする奴は初めてだ」「いえこれで三度目です」・・
何故こんな事が可能だったかというと、会社の極秘資料が山ほど収集していて、時々偉いさんに「こんなのを拾いましたよ」と、ブラックリスト等をコピーして、「ぼくが死んだら世界中に公表して貰うようにしている」と。

天下り法務官僚(日本の大企業は今や法務官僚と外資の餌食に)が、根こそぎの「リストラ」のためにやってくる5年間ほどは、ほぼ仕事の指示がないので、通路に勝手に、ダンボール小屋を作って、「掃除をやってます」「機械掃除をやってます」とか・・で、せっせと極秘文章集め。もともとが機械修理だったので、仕事を見つけるのは難しくなかった。
それと、その会社での中間管理職のほとんどが、かって一番の出世コースだった部署の元同僚だったせいだろと思う。
その間に、ほとんどの現場の女子社員と中高年社員のほとんどが退社へと追い込まれていった。
一年間の介護休暇から戻ったぼくの目の前に、一列に並んでゴミを拾っている女子社員と中高年社員の一列が・・
隣の同僚に聞くと「毎日ああゆう目に遭って会社を辞めなかったのは一人もいないらしいぜ」
ナチスドイツで六百万人以上が虐殺された強制収容所を連想しながら立ち尽くす春の夕暮れだった。

唯一話をするトイレ掃除やゴミ捨てのおばちゃんたちからー
「お母さんの介護をしっかりね」と言われて、ヤクルトやジュースやトウキビを貰うと・・そうだ母親の介護だけはしっかりとやろうと思う毎日だった。



ピッキ蛙外伝ー9- カルト宗教系企業でのパワハラ等

2011年03月31日 | 日記
このつい最近のカルト宗教翼賛企業(焼却分野では有名な企業)でのトヨタ系でのイジメよりもはるかに凄まじいものだった。

一ヶ月間くらい、「電話にでるな。一切何もせず座ったままでいろ」と言われて、体調が悪くなって、診断書を出して通院しているうちの解雇だった。

なんといっても驚いたのは労働基準監督署官僚の対応。
証拠がないかぎりここは相手にしないので、写真や録音を薦める。
ぼくのようにパソコンに保存して安心してると、パソコン故障等でえらい目にあうので、デジカメに残しておく事を薦めたい。

労働基準監督へと毎日行って、「上司が労災を認めない」「毎日パワハラ」「毎日セクハラ」と訴えても・・鼻でせせら笑って、「もう来るな」と言われたので、こっちも売り言葉に買い言葉で、「ここの玄関で首つってやろうか?」・・
まあたぶん、それ以前にトヨタ系を敵に回して争って解雇になってたので、「危険人物ブラックリスト」が広く世間や官庁に出回っていたのだろう。
トヨタでのブラックリストに、共産党員やかっての反体制運動家のリストと近況や、病歴・借金・貯金・趣味や、友人関係や家族の名前や家族の車ナンバーまで書かれていたように・・
車両どころか、ただで情報システムを提供した警察との社員情報していたように・・

それにしても、急な解雇で食べるにも困るという自分に、診断書を出して休んだ分の給料が出るという事も教えなかった労働基準監督署官僚は犯罪的だ!
どうも、トヨタ等の超大企業やカルト宗教に逆らった者に味方すると、官僚たちの出世にかかわるらしい。(たぶんそれ以前に、トヨタ系を敵に回して争って解雇になっていたせいだろう)

それでも労働基準監督署高給官僚の課長は、「セクハラ」という言葉にだけは興味を示した。
「どういう意味ですか?」
「職場で怪我しても労災にしないという上司が、公共施設のパソコンを使って同性愛写真をダウンロードしたり、その写真を加工した写真を仕事用パソコンに貼ったり・・別の上司は、これまた市の施設に山積みされたロリータビデオを観ることを強要したりするということです」


菅官内閣以後の亡国への過程を予測

2011年03月31日 | 政治

菅官内閣以後を予測したい。
「消費税増税」「米国属国化」「国家官僚・企業官僚の支配強化」&「儲けにならない東北復興はやらない」(大震災地元の宮城・安住や福島・渡辺という民主党幹部たちは帰る暇もないというのか。小沢氏のようには・・)という共通認識の議員は半分近くいるので・・

自公と菅・前原派の大連立が成立し、谷垣→前原(暴力団との交際・献金のほとぼりが覚めて)→石原と首相を点々とたらい回しの合意になることだろう。
もう数十年間、鳩山以外の首相を決めてきた米国・カルト宗教○○学会の意向で・・
(菅・前原派の大半と与謝野大臣も、オウンゴールを繰り返して民主党を破壊するために送り込まれたスパイだろ)

日本人が生き延びるための唯一の異なる可能性はー
検察支配に迎合して小沢氏冤罪事件を支持してきた共産党等の「護憲派」が、上記のようなナチスドイツ台頭期のような時代に対しての危機感を持ち・・判断することくらいかもしれない。

上記の予測をする理由はー
少し前のぼくのブログ記事
『売国奴的な政治家の見分け方ー中曽根康弘、小泉純一郎、そして菅直人』
①対米従属&国民共有財産の強奪 ②デフレ不景気&公共投資 ③増税(特に消費税) ④官僚支配&天下り(特に財務&検察) ⑤恩知らずの人間性・・
中曽根康弘、小泉純一郎、そして菅直人、この三者の共通点を探ることで、それは可能と考える。

(1)「対米従属&国民共有財産の強奪」-
この三者ともに、アメリカからの命令遂行が絶対。
その走狗の翼賛的マスコミが成立したのは、下記のような中曽根以降(それ後どれほど多くの良心的な政治家やマスコミ人が殺し屋に殺されたことか・・)
①中曽根で顕著なのはー
旧国鉄という国民共有財産の強奪とその土地の汐留跡地等を大マスコミに払い下げることでの従米マスコミの翼賛報道の確立
②小泉で顕著なのはー
国民共有財産郵政の総資産三百兆円以上のアメリカへの譲渡(一部土地資産はオリックス等の外資系企業へ安価で払い下げ)。銀行・大企業を外資に売り渡し(現在ソニーや経団連会長企業等の半数以上の大企業が外資支配に)
③菅で顕著なのはー
日本のすべてを貪り尽くすためのアメリカの最終兵器TPPへの参加命令遂行に懸命な奴隷頭の管直人。
日本人はそのようなアメリカの餌食となったメキシコ・カナダの悲惨さを忘れてはならない!
ほとんど産業が安価な米国製品で潰されてしまって・・食べるに食べられない膨大な移民が国境を越えているメキシコや、一多国籍企業からも政府が訴訟されて裁判で負けてしまうカナダの悲惨さ!
アメリカが支配するIMFの圧力を受けての消費税増税論も同様だ。
これは、外資系の多い輸出大企業への払い戻し税増額と、デフレをさらに悪化させての日本経済の破壊の目論み=ライバルの欧米や、彼らの投資が膨大な中国やほとんど外資支配の韓国のためだろう。

(2)「デフレ不景気&公共投資」ー
田中角栄型地方のための公共投資の否定が最高潮に達したのが小泉弱肉強食政治で、菅内閣もそれへと舵を切りつつある。
(注:中曽根以来顕著になったのは年金・雇用保険等の国民共有財産を国家・企業官僚の懐に入れるためのグリーンピアやリゾート法等による略奪行為と国立公園等の日本中の自然破壊、アメリカの圧力による原発推進も同様。与謝野馨が中曽根に見いだされて原子力会社に入社して原子力推進という過去は・・松本清張なら大喜びしそうな点と線、日本の闇と霧かも)
(3)「増税(特に消費税の)」-
財務官僚と大企業とアメリカのためのデフレ不況をさらに悪化させる事が命題なのは、菅や谷垣の増税論やTPPへの参加論を聞いているとよくわかる。
この理由は、今や大企業の半分以上が外資支配となり、官僚もまたそこへ天下ることしか眼中になく、世襲政治家や官僚出身政治家もまた、この政官財の閨閥の一員となっているからである。
世襲と官僚出身はどれほど優秀であっても、住んでいる世界が違うのを忘れてはならない。カルト宗教業界もまた・・

(4)「官僚支配&天下り(特に財務・検察官僚のため)」ー
天下り検察法務官僚の大企業支配は、バブル期以後いよいよ顕著になりつつある。証拠改ざん等で冤罪製造装置の検察や彼らの下請に化した裁判所システムで、小沢氏のような次期総理大臣の社会的生命さえ抹殺可能な官僚独裁国家化を支える二本の柱。
これらのファシズム体制をこれ以上野放しにしないためには、取調べの「完全可視化」しかない。
財務官僚については、政治主導で全面的な情報公開しかないだろう。
(5)「恩知らずの人間性」ー
①中曽根はー自分の罪を田中角栄氏になすりつけ
②小泉はー旧田中派系の政治家の直接・間接の抹殺(数十人の犠牲者の最後が鈴木宗男氏)
③菅はー小沢一郎氏の抹殺に現在まで血眼


売国奴的な政治家の見分け方ー中曽根康弘、小泉純一郎、そして菅直人

2011年03月31日 | 政治

売国奴的な政治家の見分け方はー
①対米従属&国民共有財産の強奪 ②デフレ不景気&公共投資 ③増税(特に消費税) ④官僚支配&天下り(特に財務&検察) ⑤恩知らずの人間性・・
中曽根康弘、小泉純一郎、そして菅直人、この三者の共通点を探ることで、それは可能と考える。

(1)「対米従属&国民共有財産の強奪」-
この三者ともに、アメリカからの命令遂行が絶対。
その走狗の翼賛的マスコミが成立したのは、下記のような中曽根以降(それ後どれほど多くの良心的な政治家やマスコミ人が殺し屋に殺されたことか・・)
①中曽根で顕著なのはー
旧国鉄という国民共有財産の強奪とその土地の汐留跡地等を大マスコミに払い下げることでの従米マスコミの翼賛報道の確立
②小泉で顕著なのはー
国民共有財産郵政の総資産三百兆円以上のアメリカへの譲渡(一部土地資産はオリックス等の外資系企業へ安価で払い下げ)。銀行・大企業を外資に売り渡し(現在ソニーや経団連会長企業等の半数以上の大企業が外資支配に)
③菅で顕著なのはー
日本のすべてを貪り尽くすためのアメリカの最終兵器TPPへの参加命令遂行に懸命な奴隷頭の管直人。
日本人はそのようなアメリカの餌食となったメキシコ・カナダの悲惨さを忘れてはならない!
ほとんど産業が安価な米国製品で潰されてしまって・・食べるに食べられない膨大な移民が国境を越えているメキシコや、一多国籍企業からも政府が訴訟されて裁判で負けてしまうカナダの悲惨さ!
アメリカが支配するIMFの圧力を受けての消費税増税論も同様だ。
これは、外資系の多い輸出大企業への払い戻し税増額と、デフレをさらに悪化させての日本経済の破壊の目論み=ライバルの欧米や、彼らの投資が膨大な中国やほとんど外資支配の韓国のためだろう。

(2)「デフレ不景気&公共投資」ー
田中角栄型地方のための公共投資の否定が最高潮に達したのが小泉弱肉強食政治で、菅内閣もそれへと舵を切りつつある。
(注:中曽根以来顕著になったのは年金・雇用保険等の国民共有財産を国家・企業官僚の懐に入れるためのグリーンピアやリゾート法等による略奪行為と国立公園等の日本中の自然破壊、アメリカの圧力による原発推進も同様。与謝野馨が中曽根に見いだされて原子力会社に入社して原子力推進という過去は・・松本清張なら大喜びしそうな点と線、日本の闇と霧かも)
(3)「増税(特に消費税の)」-
財務官僚と大企業とアメリカのためのデフレ不況をさらに悪化させる事が命題なのは、菅や谷垣の増税論やTPPへの参加論を聞いているとよくわかる。
この理由は、今や大企業の半分以上が外資支配となり、官僚もまたそこへ天下ることしか眼中になく、世襲政治家や官僚出身政治家もまた、この政官財の閨閥の一員となっているからである。
世襲と官僚出身はどれほど優秀であっても、住んでいる世界が違うのを忘れてはならない。カルト宗教業界もまた・・

(4)「官僚支配&天下り(特に財務・検察官僚のため)」ー
天下り検察法務官僚の大企業支配は、バブル期以後いよいよ顕著になりつつある。証拠改ざん等で冤罪製造装置の検察や彼らの下請に化した裁判所システムで、小沢氏のような次期総理大臣の社会的生命さえ抹殺可能な官僚独裁国家化を支える二本の柱。
これらのファシズム体制をこれ以上野放しにしないためには、取調べの「完全可視化」しかない。
財務官僚については、政治主導で全面的な情報公開しかないだろう。
(5)「恩知らずの人間性」ー
①中曽根はー自分の罪を田中角栄氏になすりつけ
②小泉はー旧田中派系の政治家の直接・間接の抹殺(数十人の犠牲者の最後が鈴木宗男氏)
③菅はー小沢一郎氏の抹殺に現在まで血眼

怒りて言う!このままでは亡国,国営放送での嘘八百

2011年03月30日 | その他
このままでは亡国になってしまう・・
東北大震災では農水産業・工業でこの国の四分の一の被害だったが、このままずるずると菅政権が何もしようとしないならば・・日本無視どころか日本回避になり、日本の半分以上の産業が被害を受け、日本は二度と立ち直れなくなる。
できるだけ早い衆議院での内閣不信任案の可決しかない!

またまたNHKで、「この津波は千年に一度」という嘘放送・・
約百年前にも三十数メートルという津波があったの忘れているのか、勉強不足の「専門家」なのか?
NHKは嘘ばかりを放送しててはいけない!

冒頭の補足はー
6月以降の電力不足期に備えて、西日本や北海道等の電力余裕のある地方へ、移転可能企業は移すべきと思う。
そして、東北は非原発地域として世界的モデルの復興を!

詩 海へ

2011年03月30日 | 
夏休みになるといつも
一家揃って海に行っていたあの頃
母が愛用の麦藁帽子の下を覗くと
群れ遊んでいるメバルたち

世界一淋しい男のぼくには
蒼い 蒼い海と
砕ける散るばかりの波と 
夜と入り混じってゆく水平線しかないというのに

漆黒の車窓を
驟雨が往来するばかりだが
それでも人生は 
まだまだ捨てたもんじゃない

日曜日には海へ行こう
世界一貧しくなってしまったぼくらには
広い広い海と
蒼い蒼い風と
影を引き連れた澪とくらいしか
もう残されてはいないけど

山之口獏

2011年03月30日 | 
数年前に、故郷沖縄へと数十年振りに帰ったこの詩人の映像を見たことがある。
山之口獏は高田渡の作曲でたぶんフォーク好きには有名な詩人。
宮沢賢治・金子光晴同様に関東大震災が詩作の出発点の詩人で、方言の訛がきつかったので、何度か死ぬ目に会ったのではないかと思う。
女性史研究家高群逸枝の自伝の中にも、暴行されたあげく刑務所へ入れられた沖縄の友人を心配して、助けにゆくシーンがとても衝撃的だった。
(関東大震災後に約一万人の朝鮮半島の人々、中国人、ドモリや訛のきつい人々が、「君が代」が上手く歌えず自警団に撲殺されたという・・)


  「紙の上」  山之口獏

戦争が起きあがると が
飛び立つ鳥のように 
日の丸の羽をおしひろげ
そこからみんなで飛び立った
一匹の詩人が紙の上にいて 
群れ飛ぶ日の丸を見あげては 
だだ だだ と叫んでいる
発育不全の短い足 
へこんだ腹 
持ちあがらないでっかい頭
さえずる兵器の群をながめては 
だだ だだ と叫んでいる
だだ だだ と叫んでいるが 
いつになったら「戦争」がいえるのか 
不便な肉体 どもる思想 まるで砂漠にいるようだ
インクに渇いたのどをかきむしり熱砂の上にすねかえる
その一匹の大きな舌足らず 
だだ だだ と叫んでは
飛び立つ兵器の群をうちながめ 
群れ飛ぶ日の丸を見あげては 
だだ だだ と叫んでいる


 『ミミコの独立』

 とうちゃんの下駄なんか
 はくんじゃないぞ
 僕はその場を見て言ったが
 とうちゃんのなんか
 はかないよ
 とうちゃんのかんこをかりてって
 ミミコのかんこ
 はくんだ と言うのだ
 こんな理屈をこねてみせながら
 ミミコは小さなそのあんよで
 まな板みたいな下駄をひきずって行った  
 土間では片隅の
 かますの上に
 赤い鼻緒の
 赤いかんこが
 かぼちゃと並んで待っていた


  『座蒲団』 山之口 獏

土の上には床がある
床の上には畳がある
畳の上にあるのが座蒲団でその上にあるのが楽といふ
楽の上にはなんにもないのであろうか
どうぞおしきなさいとすすめられて
楽に坐ったさびしさよ
土の世界をはるかにみおろしてゐるやうに
住み馴れぬ世界がさびしいよ

  
   「世はさまざま」

人は米を食っている
僕の名と同じ名の
獏という獣は
夢を食うという
羊は紙も食い
南京虫は血を吸いにくる
人にはまた
人を食いに来る人や人を食いに出掛ける人もある
そうかと思うと琉球には
うむまあという木がある
木としての器量はよくないが詩人みたいな木なんだ
いつも墓場に立っていて
そこに来ては泣きくずれる
かなしい声や涙で育つという
うむまあ木という風変わりな木もある


   「がじまるの木」

ぼくの生まれは琉球なのだが
そこには亜熱帯や熱帯の
いろんな植物が住んでいるのだ
がじまるの木もそのひとつで
年をとるほどながながと
気根(ひげ)を垂れている木なのだ
暴風なんぞには強い木なのだが
気立てのやさしさはまた格別で
木のぼりあそびにくるこどもらの
するがままに
身をまかせたりしていて
孫の守りでもしているような
隠居みたいな風情の木だ


  「底を歩いて」

なんのために
生きているのか
裸の跣で命をかかえ
いつまで経っても
社会の底にばかりいて
まるで犬か猫みたいじゃないかと
ぼくは時に自分を罵るのだが
人間ぶったぼくのおもいあがりなのか
猫や犬に即して
自分のことを比べてみると
いかにも人間みたいに見えるじゃないか
犬や猫ほどの裸でもあるまいし
一応なにかでくるんでいて
なにかを一応はいていて
用でもあるみたいな
眼をしているのだ

冷血動物・売国奴の系譜、増税など必要ない!

2011年03月30日 | 政治
”日本破壊の最終兵器”菅直人がまたまた増税を提唱中とか。
増税もTPPも・・こいつが言うことはすべて日本人を破滅させる試みであり、これほど日本を破壊した・・中曽根・小泉以上のアメリカの番犬と言うしかない。

その蔭にいるのが”小泉の師匠”中曽根康弘の紹介で日本原子力発電に入社後米国のため原発推進の与謝野馨・・というアメリカの利益第一の売国奴政治屋。
詳しくはー
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/146.html

米国・中国のように政府が紙幣を発行すればいいのだけど・・
政府は硬貨発行だけというのが諸悪の根源(そのため人為的なデフレによる需供アンバランスが数十兆円)
米国言いなりの日銀に国債を買い取らせて、その分円を増刷すればいいし、円が市場を循環する回数が多いほど景気がよくなり税収も増えるのは、小学生が考えてもわかる道理だ。

放射線で癌になるのか、放射線がもし目に見えたら・・

2011年03月29日 | 歴史
ネットを始めて以来相互リンクしている「反戦な家づくり」さんのー
『福島第一原発について、ツイートまとめ■放射線で癌になるのか■』というブログ記事を、放射能なんてチンプンカンというすべての人に推薦したい。

「一番冷静ではないのが東電・保安院・内閣だ」というこの記事最後の言葉で大爆笑した後で、恐怖がひしひしと・・。
そんな、怒りと恐怖に満ち満ちたブログ記事はー「ここ」

まるで、”官僚の中の官僚”の検察が証拠・調書改ざんにまで手を染めた冤罪事件のように・・自分たちに都合の良い資料だけを、オウムのように繰り返りかえす専門家・害説委員が跳梁跋扈する・・そんなメディアや東電や官僚や菅政府の病根は深い。

とても重要な内容と思うので、コピーしてアップをー
《福島第一原発について ツイートまとめ

■放射線で癌になるのか■
チェルノブイリやスリーマイルではガンは増えていない、という御用学者や害説委員のデマに反論する。彼らがあげるデータはこれ http://bit.ly/feZnID
なるほどチェルノブイリの86年から94年までは白血病増えていない。 http://twitpic.com/4dxqp5

しかしいくら探しても94年以降のデータが見あたらない。放射線の影響を見るのに8年目までしかデータがないのはオカシイ。
そしてこの記事。「第13回(2006年度)読売国際協力賞 日本チェルノブイリ連帯基金」

読売新聞が表彰した活動にこう書いてある。「事故後、ベラルーシ国内では小児甲状腺がんが72倍に増えた。」「一方、原発事故と白血病の因果関係を科学的に証明するのは難しいが、事故後の調査で、2歳以下の乳幼児の白血病が異常に多くなったことがわかっている。」

読売だけでなくNHKも同じ2006年に「汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~」というNスペをやった。癌死と事故の因果関係を否定するIAEAレポートを批判していたのではないか。

スリーマイルもそうだ。原発事故大国アメリカは、公式にはスリーマイル事故での健康被害を否定している。しかしノースカロライナ大学のスティーブン・ウィング氏は、「事故から18年を経て原発の風下にいた住民の肺がんや白血病の羅患率は風上の住民より2-10倍高い」と。時事通信
スリーマイル事故25周年の前日。米国の独立研究機関「放射線と公衆衛生プロジェクト」は、「原発の風下の郡で、乳幼児死亡率が53%も上昇し、甲状腺ガンでは70%以上増えている」と発表。2004年5月TheJapanTimes  

チェルノブイリの後始末をした決死隊、リクビダートルのことも。
IAEAは急性障害で死亡した50人程度しか被害者と認めない。しかし、60万人あまりの彼らのその後は悲惨だという。2000年に癌死亡率が3倍になったところで調査は打ち切られた。

かつては自分たちも報道していたこうした事実を、せめて併記するのならばともかく、一切ひきだしの奥底に隠して、「チェルノブイリで白血病は増えていない」「スリーマイルで健康被害は出ていない」と言い切る連中は、ほとんど人殺し同然だ。

もう一度繰り返す。チェルノブイリの健康被害は小児甲状腺癌だけで、その他は証明されてない とか スリーマイルでは健康被害は証明されていない、という類の推論もまた証明されていない。そのような推論を、絶対真理のように断言する御用学者と害説委員は、人の命をモルモット程度と思っている。


■放射線がもし目に見えたら■
ちょっと例え話を。空からどんな屋根でも貫く散弾銃を発射されたとする。

(A)1時間の間に1m四方に4個の弾が飛んできたらほとんどの人が死ぬ。
(B)1ヶ月の間に100m四方に2個の弾だったら運の悪い人が死ぬ。
(C)では1時間の間に3m四方(約6畳)に1個の弾だったら安全?

例え話の散弾銃が放射線で、(A)が半数が死ぬ4Syと仮定すると、(B)が日常的な状態2.4mSy/年、(C)が「1時間だけならこれ以下は安全」と言われる100mSy/時。

実際は6畳につき1個の銃弾が降ってきたら、死なないまでも多くの人が傷つく。1時間に一つどころか10時間に一つ(10mSy/時)でも100時間(約4 日)に一つ(1mSy/時)でも、相当数の人が傷つく。ただし銃弾ではなく放射線の場合は傷つけるのは細胞だから、即アウトではない。

放射線が当たれば細胞が傷つくのは間違いない。問題は、傷ついた細胞がどんな影響をもたらすか だ。ここらへんで学者の中で意見が分かれているようだが、少なくとも、悪い影響は無いということは証明されていない。

今では「日本の規制は厳しすぎる」とコメントしている丹羽太貫氏(京大名誉教授・新薬開発会社社長)も、9年前はこんなことを発表していた。http://bit.ly/eJ6dmh
広島の被爆者が明らかに癌発症率高いこと。放射線が直接癌を作るだけでなく、間接原因にもなる と。


■圧力容器に穴が!!!■
東電会見3月27日24時 http://bit.ly/hI9Hb6 01:19:35から「液層部分でパスがあると想定」「下の部分で穴があるイメージ」 重大発表なのに、大手マスプロ各紙は報じていない。

東電が圧力容器の「液層部分でパス(穴)」「下の部分で穴」と言ったこと。とんでもない重大事態。会見現場の記者は追究しているのに新聞各紙は報道せず。原子力資料情報室・後藤氏の指摘で初めて表沙汰に。

原子炉内はある程度「安定」している。「安定」した状態で、放射性物質を外部に「安定」的にダダ漏れ。


■飲料水の放射線許容量は、やはりユルユル■
水道水の基準値が3月17日に30倍緩くなった件。
「WHOのアクションレベル3000Bq/Lに比べれば、10倍も厳しい」という議論あり。しかし、これは「これを超えたら除染が必要」というSOSの値。WHO非常時の水道水100Bq/L(1年間限定)に比べても、3倍緩い

WHOレベル6(最高レベル)の3000Bq/Lは、その水を飲まないと死んでしまうのなら、飲まないより飲んだ方が良い ということ。自分たちの水道水を、そんなものと比較したいのか。

WHOやIAEAも原子力推進の立場だから鵜呑みには出来ないが、せめて非常時の100Bq/L(1年間限定)以下にすべき。それも首都圏も非常事態であると宣言した上で だ。説明もナシにWHO非常時の3倍に緩和 というのやはり非道い。


■3号機の水素爆発で放射線源が飛び散った?!■
3号機から20m離れた水素爆発時の瓦礫の中に放射線源がある と。 http://bit.ly/dEkmLg[+] こんな凄まじいことがサラリと書いてある。いったい、どの部分が吹き飛んで、20メートル離れた屋外に放射線源となって野ざらしになっているんだ??


■情報まとめはこちら■
いったい今どうなっているんだ。情報が錯綜して訳が分からない。と言う方にお勧め。
服部良一議員のブログで、最新情報を一覧まとめ。 http://bit.ly/iiiqxS
随時更新もされている

後藤氏も言うように、確実なことは確かにわからないだろう。
だが、最悪の場合はこうなる、今の作戦がうまくいけばこうなる などいくつかのストーリーはあるだろう。
冷静に と言うのであれば、冷静に先の見通しを説明して欲しい。

一番冷静ではないのが、東電・保安院・内閣だ。


『くだらん詩』

2011年03月29日 | 
いつも僕だったら
どうするんだろうかと考えてしまう

ぼくがヒットラーだったら・・
ー敗色濃厚な国から数十トンの金塊と数万人のナチ高官と共にアルゼンチンへ疎開だろ

もしも僕が中国・韓国指導層や、北朝鮮将軍様なら
偏西風の一番強い季節に
原発を爆発させることだろう

いくら沢山の米軍がいようと
どれだけの軍事力をもっていようと
防ぐことはできない

信頼関係や
それを防ぐだけの相互依存関係しか
これらの未来的な惨事は防げない

北海高校がんばれ!

2011年03月28日 | 日記
北海高校がまた勝った!たぶん優勝だろと思う。
北海高校というと連想するのは、樋口一葉研究家の和田芳恵。その自伝はあまりにもエロティックだった・・

北海道出身の作家で好きなのは、阿部公房と八木義徳と小林多喜二と李恢成(樺太生まれで札幌で少年時代を)と池澤夏樹。

プルトニウム&東電からの金で跳梁跋扈する「専門家」たち

2011年03月28日 | 日記
東電にはプルトニウムを測定するための機器がない(本当なら恐るべき怠慢!)というより・・
測定値を公表する気がないのではと思う。
あまりにも信じられない会見発表だからだ。
これを追求するメディアは相変わらず皆無だけど・・
◆『3号機 誰も言わない 知らないから ここに』という記事はー「ここ」

◆東電からの金で汚れきった「専門家たち」についての記事『放射線の専門家に 自重を求める{ 武田邦彦 (中部大学)}』はー「ここ」

子供達を救え!」

2011年03月28日 | その他
政府や日本人が最低限すべき事とは「子供達を救え」だと思う。

選挙権があり、とんでもない政治家や政府を選び、高給官僚たちのやりたい放題を許してきた選挙権のある人間には、それなりの責任がある。

蓄積されたヨウ素で最も被害を受けるのは子供達・・「子供達を救え!」と悲痛な叫びを繰り返した魯迅や宮沢賢治を連想する。
最低でもそれだけはやらなければならない。
この大震災でもまた、金儲けや利権に利用しようとする・・政治屋や国家官僚や企業官僚の目論見を許してはならない!




日本人の魂の基層

2011年03月28日 | 
日本人の魂の基層はー
①草木鳥獣悉皆成仏(宮沢賢治) 
②一寸の虫にも五分の魂(子規や漱石) 
③アジアだけでなく人類の文明・文化を継承してきた責任(一万年前~の土器以来の人類の博物館的位置) 
④さらに人類初の無差別抹殺兵器原爆の被害・・という、人類の文明・文化の最先端に居る日本人!

  詩 生きる

生きることがなによりも大事だ
その人間の価値は
どんなに立派に死ぬことではなくて
どんなに悲惨な状態になっても
いかに生き延びるかにある

できればより豊かで
より安全なほうがいいけれど・・
それはもう贅沢な望みになりつつある

この際もう贅沢は言うまい 
生きられるだけでいい 
生きられるだけで十分

だからぼくは
生きることを否定するあらゆるものを憎む 
核兵器や原発や
そのためのあらゆる国々の兵器と低国を

利権しか眼中にない高給官僚や
高給政治屋や
私利私欲しか頭にない企業や
社会貢献などとは無関係の宗教団体を憎む