いやはや日本の明治には、腰を抜かすような史実が存在していたようだ。筆者の「木更津レイプ殺人事件」から分析した日本やくざの性奴隷・レイプ文化の指摘に、元大手出版社編集者Mさんが、参考資料をメール送信してきた。「悪魔のビジネス 三菱と天皇」という初めて見るタイトルだ。しかし、北京では開けない。東京の友人に依頼したところ、その一部を貼り付けてくれた。それは日本の若い女性を外国に売り飛ばして暴利を得ていた性奴隷貿易のことだった。あなたは信じられますか。
<三菱・岩崎弥太郎と明治天皇が日本女性を売り飛ばして暴利>
その主役が、天皇と三菱の岩崎弥太郎。明治天皇であろう。現人神と財閥の一番手に名乗りを上げた岩崎が組んで、日本郵船を創立して、その船を使って、数十万人の女性を海外の売春宿に送り込んで、巨額の利益を上げていた、というのである。
称して「悪魔のビジネス」。事実だろうか、と首をかしげてみたが、敗戦時に欧米のジャーナリストが記述しているではないか。信じるほかないだろう。なぜ日本で本にならなかったのか。
三菱は、その後に軍需産業の雄として、半島と大陸侵略の先頭に立ってゆく。利益の一部を軍閥・官閥に流し込んで、政治を壟断してしまう。理由は天皇と一体となっていたからなのだ。
天皇ビジネスについて、初めて知った。
<仕掛け人は福沢諭吉だった!>
性奴隷貿易の進言者が、なんと民主主義者を装った福沢諭吉。本人が打ち明けているらしい。
福沢の「学問の勧め」は、財閥の勧めで知られる。彼が創立した慶應義塾は、財閥向けの人材養成大学でも有名だ。
そのシンパは今も役人世界で圧倒しているようだ。1万円札が裏付けている。彼こそがアジア侵略の中心的理論家だった。
<慶應の学生に強姦魔が多い理由か>
そういえば、今でも慶大生の強姦事件が多く目立っている。
男尊女卑の風潮が、慶應の建学の精神かもしれない。倫理観のない学生や教授も目立つ。慶應大学病院の医療事故も少なくない。
友人女性秘書の夫は、そこで命を奪われた。以来、彼女は信濃町界隈に足を向けることがなかった。
最近、中国の識者は、東芝病院での次男の医療事故死を話すと、彼は「日本にも医療事故があるのか」と驚いていた。知らぬが仏なのか。
安倍晋三の実兄の病も、いま慶應で看てもらっているのかもしれない。
<敗戦時に外国人ジャーナリストの記録をまとめた歴史の真実>
無知は無恥、犯罪であると教えてくれた人物がいたが、本当である。
敗戦時には、外国人ジャーナリストが財閥や天皇に関する取材をして、日本国民の知らざる秘事を活字にしていた。国会図書館にもあるのかどうか。
出版社の編集者は、そうした過去の秘事を知る立場にあるのだろう。Mさんがその一つを送信してくれたものだ。
<哀れ日本女性!明治の性奴隷貿易=従軍慰安婦=戦後のやくざによる性奴隷>
TBS山口強姦魔は、日本のこうした悪しきレイプ文化を継承してきた日本人男性に違いない。それを総括しないTBS。狂っているが、どうしようないのか。
三菱と組んだ天皇の蓄財は、今どうなっているのか。1000兆円の借金大国が、皇位継承に160億円もの巨費を使うという。 国民は理解できない。
以下に「天皇と三菱の悪魔ビジネス」の断片的記述を紹介することにしたい。
2018年12月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
今年もまた終戦記念日が近づいてきましたね。
そこで、天皇家に関する記事を再掲する事といたしました。
以下再掲。
少し長くなりますが、1885年、天皇一族と三菱財閥で日本初の船舶会社、日本郵船が創立されました。明治維新により富国強兵の道を歩み始めた日本は、欧米からあらゆる兵器を購入し続けていましたが、欧米への支払いに当てる資金が日本にはありませんでした。
そこで福沢諭吉は、「賤業婦人の海外に出稼ぎするを公然許可すべき」という指示を天皇に与えました。賤業婦人つまり売春婦として日本人女性を海外に「輸出、 売却」し、兵器購入資金を作るというプランであり、天皇一族はこのプランに飛び付き実行しました。(福沢諭吉全集 第15巻)
1900年初頭から天皇の命令の下、「海外に行けば良い仕事があり、
日本の健全な家庭に育った当時の若い女性達は天皇の言葉を信じた事は言うまでもありません。
天皇一族によりだまされ「売春婦として欧米に販売された」日本人女性の数は数十万人と言われております。
大部分は健全な家庭に育った若い女性達であり、天皇は「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員であれば10数年分の給与を手に入れていたのです。
その金額が数十万人分=莫大な資金がこの天皇一族のサギ行為、女性の人身売買により天皇一族に転がり込んだわけです。
その資金の一部は戦争のための兵器購入に当てられましたが、大部分は天皇の「個人財産」として「蓄財」されました。
天皇一族は自分の金儲けのために、健全な若い日本人女性をだまし、売春婦として欧米に「売却」して来ました。天皇一族は欧米の売春業者とタイアップした日本の売春業者なのです。
天皇により経営される日本郵船により、欧米に「売却」された日本人女性は、1人残らず現地に着くと即座に売春宿に「連行」され監禁されました。そして売春を強制されました。
初めての外国であり、逃げ場も助けてくれる相手もいない。
数十万人の日本人女性が、天皇によって売春を強制された。
これが従軍慰安婦の原型とも言えるでしょう。
日本郵船の共同経営者三菱財閥もこの売春業で巨大化しまた。
この莫大な富を生む売春業に参加させてもらったお礼に、三菱財閥は昭和天皇の結婚後の新居を、全額三菱財閥の出資で建設することになりました。
渋谷区下渋谷の第一御領地の「花御殿」が昭和天皇の新婚の住居であり、それは数十万人の日本人女性を「売春婦として販売した」利益で、三菱の天皇に対する「売春業参加のお礼」として建設されたしろものです。(山田盟子「ウサギたちが渡った断魂橋」 新日本出版社)。
また天皇が大株主であった船舶会社商船三井も天皇と協力し、同一の「売春婦・輸出事業」に従事する事に至りました。
こうして日本人女性の「販売業者」として天皇一族が蓄積した財産
天皇の個人銀行でもあった横浜正金銀行を通じて、スイスに850万ポンド、ラテンアメリカに1004万ポンド等、広島、長崎に原爆が落とされ死傷者が苦しんでいる最中、天皇は自分の蓄財を海外に次々と逃がす事に専念していたのです。
この問題を調査したマーク・ゲインは、海外に天皇が逃した蓄財は累計で5~10億ドルに上るとしています。(マーク・ゲイン「ニッポン日記」 筑摩書房)
広島、長崎に原爆が落とされ膨大な死傷者が出、戦後日本をどのように再出発させるかを考えなくてはならない時期に、天皇はひたすら自分の蓄財を守るため数百回に及ぶ海外送金を繰り返していました。
日銀の地下金庫からは、莫大な金塊と貴金属が日本郵船により運び出され、アルゼンチンの銀行そしてスイス銀行まで遠路運搬されました。
中国では日本に逃げ戻るための船舶が無く、逃げ遅れた日本人女性が中国各地で多数強姦殺人され子供が殺害されている最中、天皇は貴重な船舶を独占し、自分の金塊を遠路アルゼンチン、スイス等に運び出していました。
天皇が自分の蓄財だけしか頭に無く、日本人の事など何も考えていない事は明白である。(ポール・マニング「米従軍記者が見た昭和天皇」マルジュ社)
なお天皇が第二次大戦中「売春婦輸出業」を行っていた商船三井の共同経営者が、CIA(当時はOSS)の対・日本作戦部長マクスウェル・クライマンであるのは何故なのか?
<東京からのメール>
>今晩は、先生が言うように日本の悪しき文化?
>『強姦に目を瞑る』は,
明治天皇からの悪しきことに蓋をするということが、戦前から続く新聞業界・TV(メディア産業)も同じ穴の狢なのです。
>ヤク人世界もひたすら時間稼ぎをしてウヤムヤにしたいのが行政人でしょう。
>新聞・TVが一部の独占企業のものだったけど、今は事実をネットに晒されれば名誉毀損や虚偽記載で訴える?
>逆に告訴・告発されてドツボにはまるのではないでしょうか?新聞・TV人が本当に怖がっているのはネットでの事実を語る『ネットメディア』。これが理解されれば、NHK・読売・朝日・毎日・民放各社は失業と大不況の嵐に呑まれてしまいます。
>江戸時代の祖、徳川家康はキリシタン大名が自国の女性を「唐行さん」として、当時の宣教師と結託して売り飛ばしていたとして、「キリスト教」を嫌ったということを歴史の本で読んだことがあります。
> 青柳
山田盟子女史の本を読め!<本澤二郎の「日本の風景3200)
<「福沢諭吉の見事な実績」にアクセス殺到>
「日本の女性よ!目を覚まして怒れ!」と共に、この最高の皮肉を込めた「福沢諭吉の見事な実績」に読者が殺到している。度肝を抜かれた歴史の大逆転に筆者ともども驚愕している様子が見えてくる。不思議と右翼の反論がないか、少ない。宮内庁か三菱のそれを期待したのだが、それがない。反論できる材料がないのだろう。資料を送信してくれた大手出版社の元編集者のMさんに資料入手ルートを尋ねると、そこに一人のノンフィクション作家・山田盟子女史が現れた。初めて知る名前である。この機会に古本屋をあさって、彼女の本を読め、と叫びたい心境である。
<明治史に光を当てて見直せ=宇都宮徳馬>
「明治には、いい芽もあったが、それはことごとく排除されて、悪い芽だけが残った。明治をしっかりと捉えなおすべきだ」という恩師・平和軍縮派の宇都宮徳馬の遺言を思い出す日々である。
彼は、山田盟子女史の本を開いていたのだろうか。知らなかったのかもしれない。筆者は、人権派弁護士から住井すゑ著「橋のない川」を読むように勧められて、読んでみて感動したものだ。天皇神格化の時代の史実を、右翼に配慮して小説にして発表した内容である。
おそらく山田盟子女史の本は、明治・大正・昭和の戦前史が、女性の犠牲・生贄(いけにえ)のもとに成立した、この世の不条理を貫いていたことを喝破する、文字通りの正義の作品である。
財閥と天皇制に屈しない史実をまとめたもので、彼女こそが日本を代表すジャーナリストに相違ない。そう思えるのである。
偽りの記述であれば、巨大財閥の三菱や三井、そして戦後の宮内庁から提訴されているはずだが、それがないのだ。
<明治維新政府の生贄にされた未婚女性慰安婦>
歴史は、その多くが創られたものだ。為政者に都合よくまとめられている。特に明治維新以降の歴史は、信用できない。それでいて、明治150年祭に力こぶを入れた安倍・自公・日本会議内閣の、真の正体を、露骨にあぶりだしている。おわかりか。
何事も疑ってかかれ、というのが、民主主義下のジャーナリズムの基本姿勢である。
その点で、山田盟子女史の作品は、現代人と歴史家、内外の日本研究者に対して、衝撃を与えるものだ。明治史以降から敗戦までの日本女性の置かれた悲劇の史実を、見事に記録している。
<続く侵略軍のための従軍慰安婦>
明治政府は、政商から財閥へと成長した三菱や三井と連携・一体化して「富国強兵」を実現、戦争国家となっていく。
もう一つの要素は、列強、特に大英帝国の支援を受けて、日清・日露の大戦に勝利、これを起爆剤にして、半島から大陸へと足を延ばしてゆく。
日本侵略軍の性暴力が、従軍慰安婦である。半島と大陸の女性を巻き込む。想像を絶する戦場の性暴力は、今日の中東やアフリカの内戦で開花している。
今年のノーベル平和賞は、戦場での性暴力に抵抗する医師と女性活動家が受賞した。従軍慰安婦問題は、日本右翼政権と半島・大陸との歴史認識に抜きがたい壁となっている。
今日的課題なのだ。
<臥龍点睛を欠いてしまった山田作品>
山田盟子女史の研究家に尋ねたいのだが、現代の慰安婦・性奴隷についての作品がない。なぜなのか。
筆者は「木更津レイプ殺人事件」の取材を通して、やくざによる性奴隷問題を知ってしまった。女史がこの問題について知らなかったのだろうか。
今もやくざにレイプされ、性奴隷となって性ビジネスを強要されている女性は、数十万人に及ぶ。間違いない。
不覚にも筆者は、この事実に気付いたのは、2014年4月28日以降のことである。やくざ代議士を承知していたが、性奴隷を強いられている無数の女性の悲劇について目を向けることがなかった。
この「現代の慰安婦」についての女史の作品があれば、誰か教えてもらいたい。ないのであれば、臥龍点睛を欠いている。
<現代の慰安婦を、なぜ排除したのか>
女史は、まだ生存している人物なのか。ここ北京では、パソコンの情報機能が低いので、彼女の様子を知ることが出来ない。
日本の性奴隷文化は、やくざが代表している。歓楽街・飲食街は、彼らの縄張りである。取り締まる側が、そこで接待を受けているため、やくざを絶滅することは出来ない日本である。
フィリピンのドゥテルテ大統領のような人物を為政者に擁立しないと、やくざを撲滅することは出来ない。日本人女性の人権意識が、余りにも低すぎるためだ。
伊藤詩織さんの勇気を、自民党と公明党の女性議員でさえも、ソッポを向いて支えようとしなかった。TBS山口強姦魔事件を新聞は、真正面から報道しなかった。かくして、やくざレイプ犯による「現代の慰安婦」の慰安婦」悲劇は放置されている。
民主主義・法治国家と言えない日本なのだ。
<大手出版社元編集者が送信してくれた資料>
ともかく、歴史を逆転させるような資料を送信してくれたMさんに感謝しながら、どのようにして資料を入手したのか、問いあわせたところ、以下のメールが届いた。
この中には天皇擁護派の反論もあるが、筆者は宮内庁や三菱など財閥が、名誉棄損で提訴していない点に注目している。
2018年12月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)