詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

合掌! 日本人はどうしてこれほど無責任で厚顔無恥に・・

2007年04月25日 | Weblog
2年前の今日は、日本最悪の会社の一つJR西日本の福知山線の尼崎電車区で、我が国の鉄道歴史上、最悪の大惨事が起こった日だ。

この人災ともいうべき大事故でー
107人が死亡し、562人が負傷したのみならず・・事故の後遺症を苦にしたり、家族や遺族と認められなかった同棲中で結婚間近だった婚約者等の自殺者も多いという。

今日、兵庫県尼崎市の総合文化センターで、遺族や負傷者たち約1400人が参列して、追悼慰霊式が営まれたらしいのだが・・

驚くべきことには!
この式の前日の24日にも、JR西日本の代名詞ともいうべき、「オーバーラン」が炸裂してたようだ。
24日の午後11時半頃、兵庫県尼崎市JR福知山線塚口駅で、新三田発四条畷行きの7両編成の普通電車が、停車位置を50mもオーバーしてようやく停車したらしい。

大事故やそれに結びついたオーバーランの原因が、JR西日本という・・日本でもトップクラスの悪質で人権無視の「日勤教育」(一秒でも電車を遅れさせるると、数日間腕章をつけてプラットホームに立たせて謝罪させる等・・の人権無視の変態的な懲罰行為で、何人もの運転手を自殺に追い込んでる)に原因があることは誰の目にも明らかではないのか?

このような反社会的で人権無視行為を、反省することなく繰り返す会社と、それへの監督義務をサボり続けてきた監督官庁責任者は厳罰に処すべきではないのか?
そうでなければいつまでたっても、このような人災的な大事故はなくならないのではないだろうか?

レット・イット・ビー

2007年04月24日 | Weblog
なるがままがいい
風みたいに
夢みたいに

樹々みたいに
海藻みたいに
流れゆく雲みたいに

けれども
根っこでは
しっかりと
流されまいと踏ん張ってるのがいい


春たけなわ
孤児みたいに目を見開いて
夕陽へと
アクセルをふかせば
どの街も
すでに死んでしまった街

いのち

2007年04月22日 | Weblog
それは
航海のようであれと思う

なんら完璧な
海図も羅針盤のない航海

この世に
生まれ落ちるのも羊水なら
あの世へと
還ってゆくのも
見たこともない未知の水域

エンデの「モモ」での
蝋燭という命の譬えは
たしかに美しいのだが・・

もって生まれた運命とか
遺伝子とかいうよりも
はるかに
いのちの頼りなさに
相応しいと思うのだが・・

ぼくは
いのちの軌跡を
航海と思いつづける
夢か 希望か
はたまた
老いぼれた飲んだれの
悔悟や絶望を乗せて

inoti

2007年04月21日 | Weblog
それは
航海のようであれと思う

なんら
羅針盤のない航海

生まれるのも羊水なら
死んでゆくのも
見たことのない
未知の水域

「モモ」でのエンデの
蝋燭という命の譬えは
たしかに美しいのだが・・

もって生まれた運命とか
遺伝子とかいうよりも・・
はるかに
いのちの頼りなさに
相応しいとは思うのだが・・

ぼくは
いのちの軌跡を
航海だと思い続ける

今いちばん読みたい本ー「風の王国」五木寛之、新潮社

2007年04月21日 | Weblog
画像掲示板にアップした伊勢神宮内宮本殿はー皇族や総理大臣くらいしか参拝不可能だとか(左側)。
右側の小さな建築物が2026年の遷宮の予定地だとか
こんな写真を写してたので、ガードマン氏に追っかけられたのかも?

いずれも東南アジアや正倉院の高床式建物を連想させられた。
なぜか船も連想してしまうナー
棺というのも//
もともとは船なのかも?

屋根にも草木が生えていて・・
この方が、冬は暖かく、夏は涼しく・・
建物自体の耐久年数がはるかに延びるのだという。

今いちばん読みたい本は「風の王国」五木寛之、新潮社だ。
サンカについての物語だという。
サンカについては僕の「漂流リンク集」トップの「Kumanolife」を参考に。

実は、”平家の落人”だという僕の家の唯一の家訓もー
「お正月は祝うな。餅やおせち料理を食べてはならないし、火を炊いてもならない」だ。

それらについて詳しく知りたい人はー
「イモと日本人」(坪井洋文)を読んで欲しい。

日本人こそがこの素晴らしい地球や人類を破滅させるのではないのか?

2007年04月20日 | Weblog
熱帯雨林やシベリアの原生林破壊も世界最大の木材輸入国日本が原因だし、アメリカのベトナム・イラク等の侵略戦争も金庫番&後方基地&兵站担当の日本の貢献によって可能だった。

下記の記事を読むと、このままではー
世界有数の大地震国にして、情報隠し大国の日本が、地球や人類破滅の発信源になってしまう可能性が大なのではないかと思う。
「美しい国」などという寝言を言ってる暇や聞いているがあるなら・・
なんとか改善策だけでも考えて欲しいものだ。

「六ヶ所村再処理工場で耐震計算ミス、日立エ社11年隠ぺい」(読売新聞)

日本原燃は18日、試運転中の再処理工場(青森県六ヶ所村)で耐震設計の計算ミスがあったと発表した。設計を担当したのは、日立製作所の子会社「日立エンジニアリング・アンド・サービス」で、11年前に計算ミスに気付きながら、隠ぺいしていた。計算ミスが見つかったのは、使用済み核燃料を収める金属容器の切断装置(高さ約12メートル、重さ約3・5トン)など。設計上想定する大地震が起きた場合、土台部分の強度不足で切断装置が転倒し、使用済み燃料などを傷つける恐れがある。原燃は今後、切断装置の土台部分などを補強する方針だが、11月予定の営業運転開始が遅れる可能性が出てきた。日立エ社が1993年に耐震計算を行った際、切断装置の固有振動数などのデータを誤入力したことが原因だった。同社の担当者は、切断装置が実際に据え付けられた96年時点で誤入力に気付いたが、再計算などを十分に行わず放置した。日立製作所は、日立エ社からミスの連絡はなかったとしており、隠ぺいの経緯は調査中という。計算ミスと隠ぺいは、国の新しい耐震設計審査指針に基づいて安全性の再確認作業を行う中で発覚した。

ほんとうは誰かを殺したかったのか?

2007年04月17日 | Weblog
北海道での子供時代は
転校が多かったせいか
転校というと
いじめの洗礼を真っ先に思い出す

不器用で話すことの苦手なぼくには
友達なんかなかなかできなかったし
嘘や私利私欲やゴマすりばっかの人間なんか
大嫌いだったので
もっぱら自然の中を歩き回ったり
本を読むだけだった

いまでも続いている
誰にも言えないぼくの趣味は
蝿を殺すことだ

子供の頃は
壜の水に蝿をつけて
何秒で死ぬのかを記録していたが・・
最近は団扇をあちこちに置いては
日々の戦獲を記録している

自然が皆無の都会だったら・・
ぼくもまた
酒鬼薔薇クンみたいに
犯罪者の仲間入りをしていたかもしれない

人間なんか
良くも 悪しくも
どうにでも変化するもんだ
だから
人間は面白いともいえる
素晴らしいとも思える

「日本低国」

2007年04月15日 | Weblog
木の芽どきには
他の季節と違った屈折率のせいなのか
それとも
自分だけはまともだという鍍金が
剥がれやすい季節なのか

錆付いた槍が
列島のあちこちに
突き刺さったままの「日本低国」

君は
そこを左回りで
未来を目指し
君以外の家畜たちは
声もなくオロオロと
右回りで過去を目指し

ぼくはといえば
操り人形たちの
操りの糸を
裁ち切ることが無上の楽しみ

誰が 誰を操り
どこから どこまでが
仮面の人形たちの
「日本低国」人形劇場なのか

風に吹かれて

2007年04月15日 | Weblog
風のなかでは
草原のように
そよぐしかない

ときどき
風のなかに立ち尽くしては
樹々のように
振りかえることがなければ
人間など
ただの思い上がった
残虐な生き物でしかない

風のなかで生まれ
風のなかの君を愛した

風のなかへと
環リゆくもの者たちの
なにひとつ所有しない輝かしさよ
そのときこそ
微塵に散りゆく人生もまた
新しい風の
生まれる場所となる

病院帰りに志摩へ初めて行ってきた

2007年04月12日 | Weblog
時間がなかったのでずっと駆け足だった。
牡蠣の食べ放題の看板がやけに目についたナー
北海道を彷彿とさせられる風景が多かった。
伊勢神宮もまたー


  「青空のすみっこ」  谷川俊太郎

青空のすみっこで
ひとひらの雲が湧いた
とどきそうで とどかない
青空のすみっこに
ひとひらの雲が消えた

青空のすみっこを
一羽の鳥が飛んだ
つかめそうで つかめない
青空のすみっこに
一羽の鳥が消えた



生き抜くための知恵 2 「魔鏡」

2007年04月11日 | Weblog
僕のHPの日記からのコピーです。

砂糖・塩・調味料の代わりにレモン・酢が多かった病院食を見習って、レモンを多用してる。
愛知県産のひいかの煮物にレモンを垂らしたら・・なんともいえない深い味わいだ。

フライパン一つがあれば、燻製でもピザでも簡単に作れる。
納豆・キムチチャーハンと粕汁(味噌汁に酒粕をいれるだけでも美味い!)ときた日には・・
超安価な完全栄養食だ。

日本は、一万数千年前の氷河期・縄文時代以来ー四方の交易路のターミナル的な世界一豊かな列島だったと思う。

大陸北方からは、現在の日本文化の基礎になったヨーロッパ先住民のケルトや新大陸先住民やシベリア先住民とも共通項の多いアイヌ民族に代表される縄文文明・文化直系の古モンゴロイドの文明・文化。
そして、その後日本文化の母体となった高句麗・渤海等の騎馬民族の文明・文化。
それらと、東南アジアとも共通項の多い大陸からの呉・越の文明・文化が出会ったのが日本海の中心だった出雲ーその鉄器文明だったのかもしれない。

それ以前に、華南から東南アジア、そして太平洋へと押し出されたポリネシアの文明・文化はそれ以前の日本列島や太平洋全域や南アメリカとも共通するものに違いない。
それ以前の氷河期の一大文明圏ー「ムー大陸」とも呼ぶべき「スンダ大陸」とも。

世界最古の青銅器は東南アジアとシベリアだったのでは?
その中間の日本列島でも、世界最古の土器ばかりではなくて・・青銅器文明も古いのでは?

「魔鏡」という小説が谷崎潤一郎だかにあったが・・水銀で磨いた銅鏡は、今日の鏡とほとんどかわらない輝きだという。
銅も水銀も豊富だった日本列島だったが・・
銅の鉱脈は、夜になると光輝くのだとか・・

最後の一杯

2007年04月09日 | Weblog
冬眠から覚めたばかりの
ギョロ眼の蝿が
ぼくの一番お気にいりの
コーヒーカップの縁から
ポトリと身投げした

この世での
最後との一杯と
決めていたキリマンジャロなのに

世界で唯一
安楽死と麻薬が公認の国
オランダについて考えるのも
すっかり
馬鹿らしくなってしまった

その蝿は
あいかわらず
コヒーとミルクを引き連れて
ぼくが一番お気に入りのカップの中で
ぐるぐると回り続けてる

日本の男が世界一どうしようもない存在かの?

2007年04月06日 | Weblog
自分も含めての反省だがー
ほとんど何の努力もしようとせずに・・
偉そうなことばかり言ってるような気がする。

日本の女性は、男よりはるかに現実的だし・・
差別されることが多い分だけ思いやりがあるような気がする。
日本の男という生き物は・・
ほんとに実に救いようがない生き物だと思う。