詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

僕の原点の詩-「国民総葬式国家ー日本」

2008年09月12日 | 日記
国民の税金や共有財産を
掠め取ることや
アメリカに貢ぐことしか頭になかった
この国の政官財の壮大なバベルの塔も
いよいよ完成の時を迎えつつある
小泉以前には世界一平等な社会が
今ではアメリカを超えて
世界一の不平等な格差社会になりつつある

つい40年ほど前には
借金ゼロだった国や地方は いまや
少なく見積もっても1000兆円の借金
といったって いつの時代も
最終的に支払わせられるのは国民の血税から

さらに狡猾なことには
特別予算ではせっせと各省庁が税金を隠匿し
公的借金が多いので消費税や税的負担増が必要だという厚かましさ
大企業にいたっては
社員に断りなく団体生命保険をかけて
サービス残業やストレスを与えては
過労死や過労自殺で
数千万円の臨時収入で高笑い

本来年金積み立て者に支払うべきだったのに
約10兆円の年金積立金を強奪して「リゾート法」やグリーンピア以降も恥じることなく
自然破壊と人間破壊に懸命だった厚生労働省官僚たち
彼らに負けず劣らず
正当な担保をとるという資本主義の根本を覆して
バブル投資に狂奔した挙句のこの国の銀行や大企業たち

その彼らが
我々の血税からの数十兆円もの援助で息を吹き返し
いまやわが世の春楽しみ
史上最高の利益を貪り
社会貢献どころか
国民への恩返しさえも忘れて ますます
アメリカのハゲタカ国際金融資本家に瓜二つ

かなり前に読んだSF「斎藤家の核弾頭」(篠田節子)にも
そう遠くないこの国の
似たような未来の話があって
ランク付けされた国民背番号の下位の人間から
臓器移植や人体実験や食料へと
順番に抹殺されてゆく
「ソイレントグリーン」みたいな未来社会までは
あと一歩を残すだけ

(学校給食はずっと
有害食材による人体実験の場だし
税金を貪り食うだけの農水省のおかげで
ダイオキシンの十倍も有毒という有毒米加工品を
日々食わせられる哀れな日本人たち)

そこでは 俺みたいに
学歴も社会に役立つ才能もないという烙印を押された自称詩人の類の人間が
反社会的という烙印を押されて
データー収集や管理用のマイクロチップを
体内に埋め込まれて 監視カメラだらけの
原発跡地や公害跡地・災害跡地へと追いやられる

そこで
遺伝子変異等の実験データーを十分に採取された後は
めでたく勤めを終えて
臓器移植や食料のために抹殺される
めでたし めでたし
その場所の放射能やらの安全値が確認された後に
税金ネコババに目の血走った政官財支配層の
日本低国株式会社の偉いさんたちの
豪邸がにょきにょきと建ち並ぶ

原宿には留置場よりも、国会や首相官邸の隣に税金ネコババや売国どもの留置場を作るべきだべと思う
あまりにも官僚・公務員・政治家・企業の犯罪が多すぎるし
これが日本人のモラル崩壊の原因だからだからだ

いまや、政官財=税金泥棒というイメージが日本人に共通の常識となりつつある。
表題の国会に核弾頭をぶち込むという爽快なSF小説は、日本SFの金字塔、日本ホラー文学の女王ー篠田節子の「斉藤家の核弾頭」。

たかだか小泉以降の約十年間で、世界一貧富差のなかった国が、世界一貧富差のある国へ!

2008年09月10日 | 政治
福田氏が職務放棄して以来(自民党の集会では満場一致の拍手だったとか)、自民党の総裁選、相撲界の大麻問題などがしつこいくらいに公共の電波を利用して流されている。

日本でこのような事態というのは、そのほとんどが、より重大な問題から国民の目を逸らすために故意に仕組まれる場合がほとんどだ。それでは今回、権力者たちはいったいどんな知られては困る事を国民の目から隠したいのだろうか?

僕は常日頃どんな事でも、四つの方向から分析する癖がついてる(すべてのものは四つの要素から成立という「四要素論」ー宇宙も恒在する素粒子も遺伝子の文字も進化論も四要素で成立!)。
日本の権力者層もまた四つの勢力で成り立ってると思う。勢力の強いものから挙げるとー官僚層、米国利益の代弁者層、国内富裕層の利権代弁者層、創価学会だ。(重複している者も多いが)

冒頭のような自民党の総裁選、相撲界の大麻問題等によるマスコミジャックは、この四つの支配層のどれもが利益を受ける一石四鳥だったのではと思う。その中でも最も真剣だったのが、矢野元委員長の国会喚問阻止ばかりではなく、新銀行東京をめぐる口利き融資問題で、ほとんどの都議ばかりではなく党首までもそれに関わっていた公明党ではないかと思う。詳しくはーhttp://ameblo.jp/warm-heart/entry-10136744808.html

この国の真の支配層の亡国的官僚群にとっては、総裁選や政権交代で政治が空白なのを利用しての好き放題な予算要求ではないかと思う。社会保険庁の組織的な年金額の不当な減額(標準報酬月額改竄)もそうかもしれない。不祥事だらけの腐りきった官庁、情報公開されない特別予算という税金隠しやり放題の官庁が予算増を要求というのだから臍で茶をわかしてしまう。詳しくはーhttp://www.amakiblog.com/archives/2008/09/08/#001124

泥沼のサブプライムローン問題で亡国の瀬戸際にある米国の走狗層にとっては、「増税」とさらに日本のすべてを差し出す石破氏や増税論者与謝野氏のような勢力増大や、それを日本国民へ洗脳する事なのではと思う。小泉政治後継者たちのエセ構造改革論は、もはやアメリカにさえ相手にされないことだろう。詳しくはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/

アメリカの従来の方針は、日本を太らせてから料理(百兆円近い米国債買い取らせ&低金利を強制した日本で資金調達して石油・穀物等の投機マネーに)だったけど・・サブプライムローンでそんな余裕がなくなったアメリカは、金を産む鶏だった日本をできるだけ早く身ぐるみ剥いで食べ尽くし、中国に身売りすることが緊急の国家的課題になってしまった感がある。

反対 (世界を滅茶苦茶にした元凶たちに)

2008年09月08日 | 日記
ぼくは反対する
ますます陰湿化するいじめに反対する
これらの元凶は
トヨタ等の大企業でのいじめや村八分や
リストラではないのかと思う

ぼくのトヨタ時代でも
中高年や女子社員を一列に並べて
退職するまで芝生のゴミ拾いを手始めに
片道切符の出向の先に待っているのは
危険・汚い・きついという3K職場

それでもなかなか辞めない社員には
「あいつは男とやりくらかしてる」等のデマを流したり
上司が巧みに誘い出しての手かざしの新興宗教や
「絶対にクビにしてやる」「殺し屋に注意しろ」とかの脅し文句
社員には内緒で受け取り金数千万円の団体割引保険金を掛けておいての
サービス残業やいじめや出向や村八分(「あいつはアカだから話すな」等)で
ストレスに追い込んでの
過労死・過労自殺での保険金の略取

ぼくは反対する
終わることのないアメリカの侵略戦争に
アメリカがベトナム・アフガン・イラク等を破壊し続けることができるのも
最大の貢献国
奴隷のように貢ぎ続ける日本のおかげだ
在日米軍基地への思いやり予算や
我々の血税で強引に買うことを強制され
塩漬けになっている百兆円に近い米国債
広島・長崎への原爆という無差別大量虐殺兵器への
抗議や謝罪を求める代わりに
日本人はまっとうな思考力を失ってしまった
奴隷よりも家畜のような有様になってしまった

ぼくは反対する
破壊し殺し続けるばかりで
なにひとつ良いものを残さなかった
小泉以降の弱肉強食自公政治を
政府発表でも自殺者に過労死者を足すと
もう十年間毎年四万人が殺され続ける
本来の政府・行政・政治家・官僚の役目とは
市場原理では格差が増大するばかりなのを
税金の再配分機能で
弱者や敗者を救済することにあるというのは世界の常識だ

とりわけ
法を守って手本を示すべき
地位や名誉や権力を与えられた政官財こそが
堂々と法を破り
税金を掠め取り
反対する者を牢獄へと放りこんで
なんら恥じることがない

これらの元凶は
中曽根政治にあったのではなかったと思う
国鉄→JRへという数百兆円の国民共有財産の強奪と組合つぶしと
汐留跡地というおこぼれを大マスコミにばら撒いての翼賛マスコミ作り
リゾート法や原発による官が率先しての自然破壊
不沈空母発言等での米軍の下請化

 初恋

2008年09月06日 | 日記
卒業式の日だった
黙って見つめ合ってから
どっちからともなく
駅へと歩き出したまでは同じ情景

夢の中の少女は
ぼくの話に頷くばかりで
黒いコートに 
白いマフラーにと
立ち昇る
桃色の吐息

キラキラ凍結した路面に
反射しているのは
銀河みたいな街のイルミネーション

  ーほら遠い海鳴りの音がする
   春ももうじきだねー

けれども
昨日の夢の中では
いつまでたっても
大時計が目印の駅舎が見えてこない

降りはじめてきた粉雪を
同時に
見上げた街灯のした
見つめ合い
いつの間にか 
最後の熱いキス

折れそうなほど
華奢な君の体を
力いっぱい抱きしめる
「煙草臭い」と言われないかと
ひやひやしながら

最近の川柳作家・乱鬼龍さんの作品からー

2008年09月06日 | Weblog
器ではない器ばかりの永田町
 
政権は投げ出し民はほっとかれ 
 
唯一の仕事首相は辞める人 
 
政治など知ったことかという政治 
 
秋風が解散風となってくる 
 
マスコミという謀略が視えないか 

この道は 蜂起の道か 年明くる

体制のイヌ みなうまい ものを食い

有識者 などと走狗の 聞いたふう

一年の計 あり余る 怒り充ち

バクチ経済 スッテンテンに なる日まで

アメリカの 要求として 亡ぶ国

市民派は いても革命 派が不在

時代への 総反攻へ 初日の出

真実を 探求すれば 嘘ばかり

弱肉強食 みんな倒れる日 まで生き

大地震 来れば全ての 偽装バレ

タミフルは 効くと効かせる 鼻薬

魂を 打たぬ闘い なら負ける

中流は 消えて下流へ 吹きだまり

民主党 あなた明日が 視えますか

困民に 命のツルが 切れてくる

三面記事 こんな程度の 日本なり

絶望が 足りず怒りも まだ足らず

捨て方が 足りず生き方 なお足らず

秋への扉

2008年09月03日 | 日記
秋への扉を
おそるおそる開けてみよう

秋には
空いっぱいの赤蜻蛉の影や
秋の花々の翳を伝いながら
風まかせの旅にでてみよう

夏の喧騒が
ぴたりと止むと
風が紡いだ言葉が
あちこちの街角で
ささやかれ始める

  眠れない痛みが
  天使たちの羽音となり
  終りのない苦しみが
  新しい創造の出発点ともなるのだから

夢の中で
最初に発せられた言葉は
喜びや愛の言葉ではなく
墜落してゆく
哀しみだったのではないかと思う

空を飛んでいては
真逆さまに墜落してゆく夢
そんな夢を見つづけながら
いつの間にか
大人になってしまったぼくは
つくづくそう思う



スイカの詩 (辺境詩手帳から NO.5)

2008年09月01日 | 日記
人生はどうしてこんなに
苦労ばっかりなんだろう
大好きなスイカを食べるのも
もう長いことままならない

今朝夜勤明けのスーパーで
「今日は何が安いの?」と
話してたお婆さんたちのひそひそ声
食べたいスイカを買おうかどうしようかと
悩んだ挙句
諦めて帰っていったおばあさんの後姿

今日のぼくも
1個498円のスイカを買おうか
どうしようかと悩んだあげく
しぶしぶと諦めた

夜勤明けの疲れ切った体には
スイカ1個の4キロがきつい
帰路に何度も
反対車線へと飛び込みそうだった

スイカはもう
数年も食べていない
大好きなスイカの味も
もうすっかり忘れてしまった

スイカを食べられる人々よ
しみじみと味わって欲しい
スイカも食べられない
年金でやっと暮らしてる老婆や
僕のように
いっつも夜勤で
へとへとという人間もいるのだから