詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

万歳!明日からガソリンが25円安くなるとか

2008年03月31日 | 日記
ガソリン税暫定税率や、道路特定財源の一般財源化こそ、戦後のこの国の官僚支配政治を変える第一歩なのだと思う。

約72兆円の国家予算の・・約六倍の特別会計で貯めこまれた天下り官僚のための各省庁の「埋蔵金」はますます増えて続けて、税金の浪費をやり放題なのとか。

できるだけ早く、選挙で民の声を反映しろよ!といいたい。

悩み多き者よ ー斎藤哲夫の曲でー

2008年03月30日 | 日記
悩み多き者よ
時代は変ってゆく
流されるだけの運命だろうと
この世にひとつだけの
自分を見失なってはならない

ああ 人生は
遣り残したことの繰り返し
ああ 人生は
燃え尽きてくストーブだろうと

悩み多き者よ
時代は変わってゆく
諦めてはいけない
時代は決して繰り返しじゃない

ああ 人生は
泥んこまみれの山旅のようなもの
ああ 人生は
いよいよ吹きすさぶ船旅

悩み多き者よ
時代は変わってゆく
自分を殺してはならない
どんな小さな命をも

悩み多き者よ
時代は変ってゆく
流されるだけの運命だろうと
この世にひとつだけの
自分を見失なってはならない

ああ 人生は
遣り残したことの繰り返し
ああ 人生は
燃え尽きてくストーブだろうと

悩み多き者よ
時代は変わってゆく
諦めてはいけない
時代は決して繰り返しじゃない

ああ 人生は
泥んこまみれの山旅のようなもの
ああ 人生は
いよいよ吹きすさぶ船旅

悩み多き者よ
時代は変わってゆく
自分を殺してはならない
どんな小さな命をも

3月19日に英国の世界的なSF作家のアーサー・C・クラークの訃報

2008年03月30日 | 日記
アーサー・C・クラークというと真っ先に思いだすのが、故スタンリー・キューブリックと共同で映画された「2001年宇宙の旅」。初めて観たSF映画だったけど、この映画以上のSF映画は皆無ではないかと思う。

僕のSFベスト10はー
①「バトル・ランナー」(S・キング)ーホラーの帝王キングの初期SFはどれも面白い!でも映画はあまりにも原作と違ってて最悪!
②「死者の代弁者」(オースン・スコット・カード/早川文庫)ー’死者の代弁者’エンダーの物語はSFというよりも文学に近い。
③「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」(フィリップ・K・ディック)ー映画もすごい映像だったな
④「スローターハウス5」(カート・ボネガット)ー昨年死去したSF界一のへそ曲がり作家。捕虜としてドレスデン無差別空襲を体験。ここで試された人間殺傷目的の新型焼夷弾が日本で猛威を。
⑤「1984」(ジョージ・オーウェル)ー何故だか・・涙が止まらなかった
⑥「地球の長い午後」ブライアン・オールディスー人間の想像力の限界に挑戦!
⑦「夏への扉」(ロバート・A・ハインライン)ーさわやかな復讐の物語。
⑧「虎よ!虎よ!」(アルフレッド・ベスター)ーこれまた宇宙を舞台にした復讐の物語。
⑨「リング・ワールド」(ラリー・ニーブン)ーハードSFの傑作。
⑩「星を継ぐもの」(ジェイムズ・P・ホーガン)ー人類は何処から?という新説

原爆ドームの世界遺産登録に反対したのは中国とアメリカだったとか

2008年03月30日 | 日記
アメリカは当然反対だろと思ったが、中国が反対だとは知らなかった。どっちも自国の利益第一の情けない近視眼的な国だ。そして日本は再びこの二国の植民地となりつつある。

人類共通の遺産という点では、原爆ドームは真っ先に登録し残すべきものだと思う。無差別の大量虐殺は、いつの時代の、どんな相手に対しても許されざる蛮行だからだ。

それでもまだ、原爆ドームの世界遺産登録に反対だという人がいるなら、あなた方に聞きたい。何故、大日本帝国の侵略戦争の元凶だった軍・政府の最高指導者たちがうじゃうじゃいた東京に原爆を落とさなかったのか?

日の丸、君が代、原爆ドーム

2008年03月29日 | 歴史
メールで君が代や国旗について質問があったので・・今夜は時間が無いので、好き嫌いだけを。

結論から先に言うとどっちも大嫌いだ!日の丸は、血を連想させられてとても卑猥で嫌な気分にさせられる。それなりの歴史はあるんだろうけど。

君が代は、サッカー選手の中田英寿選手もどこかで言っていたけどー「戦意喪失させられる」国歌だと思う。江戸時代の大奥で歌われていた唄だというので当然かもしれないけど。

その上、国家が無理強いして、学校等で歌わない教員・学生を処分するのは国家権力の横暴だと思う。キリスト教信者は到底君が代なんかは歌えないと思う。僕もこんな陰気な大奥で歌われていた歌なんかは、できれば、歌うのなんかは御免こうむりたい。

僕は明治以降の・・欧米的で官僚の利益第一の「天皇制」を認める気にはならない。天皇家の人々があまりにも可哀想だからだ。結婚・恋愛・移動・選挙等の自由が何ひとつ認められていないし、千数百年間そうだったような・・明治以前の状態に戻してあげるべきだと思う。

アメリカは当然反対だろと思ったが、中国が反対だとは知らなかった。どっちも自国の利益第一の情けない近視眼的な国だ。そして日本は再びこの二国の植民地となりつつある。

人類共通の遺産という点では、原爆ドームは真っ先に登録し残すべきものだと思う。無差別の大量虐殺は、いつの時代の、どんな相手に対しても許されざる蛮行だからだ。

それでもまだ、原爆ドームの世界遺産登録に反対だという人がいるなら、あなた方に聞きたい。何故、大日本帝国の侵略戦争の元凶だった軍・政府の最高指導者たちがうじゃうじゃいた東京に原爆を落とさなかったのか?

昨日も岩魚に会いに。今日は桜の寺の写真を撮ってブックマークトップの写真集に。

2008年03月29日 | 日記
今日も一匹だけ泳いでる岩魚を見ながら、『地球の長い午後』を連想
ストレス解消に最高なのは、川の音や波の音の聞こえる所で、折りたたみ椅子やサマーベッドに寝転んで、本を読んだり寝そべってること。折りたたみ椅子もサマーベッドも千円以下。波の音はなによりの子守唄。こんな贅沢な時はない。

題名は忘れてしまったけど、安倍公房にも似たような短編があった。60万年後に、冷凍保存の誤動作で蘇ってしまった人間の物語だった。

今日も堰と堰の間の十メートル四方で泳いでいる岩魚に会いにいってきた。

『地球の長い午後』(ブライアン・オールデイズ)はSFの金字塔だと思う。すごい想像力には圧倒される。イギリス人も日本人もほんとに不思議な人種だと思う。

泳ぐ岩魚を見ながら『地球の長い午後』を連想

2008年03月27日 | 日記
題名は忘れてしまったけど、安倍公房にも似たような短編があった。60万年後に、冷凍保存の誤動作で蘇ってしまった人間の物語だった。

今日も堰と堰の間の十メートル四方で泳いでいる岩魚に会いにいってきた。

『地球の長い午後』(ブライアン・オールデイズ)はSFの金字塔だと思う。人間の最後の時をどうして描こうと思ったんだろうか?イギリス人も日本人もほんとに不思議な人種だと思う。



あばよ

2008年03月26日 | 日記
あばよ
そう何度も何度も
つぶやきながら生きてきた

あばよ
大好きだった母さん父さん
初恋の人よ
天使みたいだった優しいひと

あばよ
お気に入りだった
ぼくだけの秘密の場所たち

今日もまた
十数メートルの高さの堰に腰掛けて
足をぶらぶらと
春山を満喫だった
岩魚が一匹気持ちよさそうにすいすい
堰と堰の間のわずか十メートル四方(深さ1メートルくらい)で
どうやって今まで生き延びてこられたのかと
頭を傾げながら

春山を満喫

2008年03月25日 | 日記
春山を満喫だった。山菜はヨモギくらいしかなかったけど、桜がちらほらだった。岩魚が一匹気持ちよさそうに泳いでいた。堰と堰の間のわずか十メートル四方(深さ1メートルくらい)の水溜りなのに、どうやって生き延びてこられたんだろか?写真にとったけどたぶん写ってないと思う。あとで確認して写っていたらアップすることに。

堰に腰掛けて足をブラブラ
十メートルもの高さの堰に腰掛けて
足をブラブラさせていると
そのすぐ下を
痩せこけた岩魚が一匹すいすい
堰と堰との間の
十メートル四方もない水溜りを
行ったり来たり
こんな一メートルの深さもない所で
どうやって生き延びてきたんだべか

空には
春の雲が ふんわりふんわり
あちこちの尾根尾根では
山桜が ちらほら

春の息吹につつまれて
足はブラブラ堰の上
読んでた文庫「寺山修司歌集」を置いて
堰の端っこの塊をみると
まるでコロコロの猿のウンチ

今度は
サマーベッドと折りたたみ椅子を
持ってやってこよう
朝から 夜まで
本を読み疲れたら
堰の水溜りの岩魚と
頭の上を行過ぎる雲と
風とを見上げていよう

笑え 

2008年03月23日 | 日記
それはもう
十数年前のことだった

脳梗塞と
心臓動脈瘤破裂手術とで
ボケが進行して
寝たきりになった母に
ある日突然聞かれたことがある
「死んだらどうなるんだべ」

人間なんて
身近な自然についてさえ
なにひとつ知らない蟻んこのような存在
だからぼくも 
残り少ない人生の間くらい
母を笑わせてやろうとしたんだ

笑え 笑え もっと笑え
もっと大きく口を開けて
笑え 笑え 
のどチンコが見えるぐらい
大きく口を開けて
笑え 笑え 
もっと笑え

邪馬台国は物部氏の根拠地の九州久留米あたりだったんでないかと思う

2008年03月23日 | 歴史
「白鳥伝説」谷川健一(小学館ライブラリー)という物部氏についての本を再読してるところ。古代史の入門書としてはこの本が最適なのではと思う。

金属加工や海洋交易のほとんどの氏族と深いつながりをもつ氏族で、記紀に書かれているだけでも、神武東征(=邪馬台国の東征)と物部守屋の敗北による物部本家消滅というように二度もこの列島の最高権力層から追放されたという歴史を持つ・・天皇家よりもはるかに古い氏族のようだ。日本古代史を解明する鍵は物部氏にあると思う。

ほんとうに便利な世の中だと思う

2008年03月21日 | Weblog
ブックマークトップのHPの掲示板で、俳人・詩人のななごさんに素晴らしい曲をリンクしてもらった。斎藤哲夫という歌手の歌は初めて聴いたけど、ほんとに素晴らしい曲だった!
すべての人々に、聴いてもらい元気をもらって欲しい曲の数々だった。もちろん僕の大好きな詩人山之口獏の詩の高田渡「生活の柄」も!

 高田渡「生活の柄」
http://jp.youtube.com/watch?v=lz-dncpfKuM&feature=related

 斉藤哲夫「悩み多き者たちよ」& 小田和正
http://jp.youtube.com/watch?v=EqT06txTg5U

梁石日(ヤンソギル)の「シネマ・シネマ・シネマ」読了

2008年03月20日 | 日記
「読み出したら止まらない小説」の典型だった。「月はどっちに出ている」「夜を賭けて」「血と骨」等・・の彼の小説の映画化の過程が面白い。映画ファン必読だ!

梁石日(ヤンソギル)の創作の秘密もあちこちに。偶然ヘンリー・ミラーを読んだのが原因で、小説を書くようになったとは全然知らなかった。

有珠山 (ここではアドレスを書いてもリンクされないみたいだ)

2008年03月20日 | 日記
古い火口跡は みんな
金色や銀色の沼になってしまった
どっちを向いても
外輪山から海へと
流れてゆく雲たち

透明な風が
こころの隙間や
沼を埋め尽くたガマの穂や水草を
優しく揺らしながら
吹き過ぎてゆくばかり

人間がみんな
死に絶えてしまったあとには
叶えられなかったそれぞれの想いは
そよぐ樹や草原となって
風と話しつづける

君と初めて出会った川が
もしもまだ
そのとき流れつづけていたら
ぼくは
寄せては返すさざ波に
打たれるだけの廃船でありたい