ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。 昨日12/28の午後、渋谷ユーロスペースで、映画『あこがれの空の下/教科書の ない小学校の一年』を観ました。 面白かったので、若干の「雑感」を書きます。 「勘違い」等があったらゴメンナサイ! 映画館の人に聞いたら、「終わりの日程は決まってない」「年始は1/2から(年 末は聞かず)」ということなので、興味があったら、観にいってください。 映画の舞台は、東京・世田谷区にある私立和光小学校。 映画の監督は増田浩&房満満、語りは高橋惠子、音楽は岩代太郎(同校卒業生) です。 映画の冒頭は、入学式のシーン。 6年生と手をつないで、体育館?に入り、ステージ上の椅子にそれぞれ座る新入 生。 式の主人公なので、ステージ上です。 新入生の後ろは「歓迎の絵」で飾られています。 当然、日の丸はありません。 式の中で(たぶん)、在校生(小さいので2年生?中心)が踊ります。 学芸会のノリですね。 君が代はたぶん無しだと思います。 教科書を使わない--ということで、プリント学習です。 「ちいちゃんのかげおくり」を最初どこまで読ませるか?--担当者が相談して います。 教科書だと当然最後まで書いてあるけど、プリントだと途中までも可能。 算数の2/3+1/2の研究授業のシーン。 何年生かな?--女の子が「1+0.5/3」と答えてました。 自分で考えたんだよね。 和光小学校、「総合学習」に力を入れているらしい。 3年から6年まで、「沖縄」に取り組んでいる。 6年の沖縄修学旅行、高校生の修学旅行--それも「良質の」ものと同じように 見えました。 残念ながら高校でも「行っただけ」みたいな学校もあるので。 和光小学校、職員会議の習慣もあるみたい。 印象的だったのは、「英語の扱いをどうするか?」のシーン。 「積極的な賛成」は一人もいないらしい。 「反対!」を明言する教員はいました。 たぶん結果的には「文科省に押し切られる」みたいだけど、それでも「会議は成 立してる」みたいだった。 現在の公立小学校--は、ぼく、知らないけど、少なくとも公立高校で(千葉県 では?)成立してる学校はほとんどないと思う。 長くなったので、ラストシーン--は、当然卒業式。 卒業式はそれぞれ着飾って、当然ステージ上に着席。 卒業証書は筒に入れたままだけど、校長が一人ずつ手渡し。 あ、書くの忘れてたけど、学校の規模は各学年2学級らしい。 だから、一人ずつ、一言話をして、証書をもらうことができる。 当然日の丸は無し、たぶん君が代も無し。 かなり端折って書いたので、印象的なシーンで、触れてない所も多い。 これを読んで関心を持ってくれた人がいたら、ぜひユーロスペースへ! 頼まれても無いけど、宣伝でした!(20/12/29早朝)
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