詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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映画『あこがれの空の下』はオススメです

2020年12月29日 | 映画
 

ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。

昨日12/28の午後、渋谷ユーロスペースで、映画『あこがれの空の下/教科書の
ない小学校の一年』を観ました。
面白かったので、若干の「雑感」を書きます。
「勘違い」等があったらゴメンナサイ!
映画館の人に聞いたら、「終わりの日程は決まってない」「年始は1/2から(年
末は聞かず)」ということなので、興味があったら、観にいってください。

映画の舞台は、東京・世田谷区にある私立和光小学校。
映画の監督は増田浩&房満満、語りは高橋惠子、音楽は岩代太郎(同校卒業生)
です。

映画の冒頭は、入学式のシーン。
6年生と手をつないで、体育館?に入り、ステージ上の椅子にそれぞれ座る新入
生。
式の主人公なので、ステージ上です。
新入生の後ろは「歓迎の絵」で飾られています。
当然、日の丸はありません。
式の中で(たぶん)、在校生(小さいので2年生?中心)が踊ります。
学芸会のノリですね。
君が代はたぶん無しだと思います。

教科書を使わない--ということで、プリント学習です。
「ちいちゃんのかげおくり」を最初どこまで読ませるか?--担当者が相談して
います。
教科書だと当然最後まで書いてあるけど、プリントだと途中までも可能。

算数の2/3+1/2の研究授業のシーン。
何年生かな?--女の子が「1+0.5/3」と答えてました。
自分で考えたんだよね。

和光小学校、「総合学習」に力を入れているらしい。
3年から6年まで、「沖縄」に取り組んでいる。
6年の沖縄修学旅行、高校生の修学旅行--それも「良質の」ものと同じように
見えました。
残念ながら高校でも「行っただけ」みたいな学校もあるので。

和光小学校、職員会議の習慣もあるみたい。
印象的だったのは、「英語の扱いをどうするか?」のシーン。
「積極的な賛成」は一人もいないらしい。
「反対!」を明言する教員はいました。
たぶん結果的には「文科省に押し切られる」みたいだけど、それでも「会議は成
立してる」みたいだった。
現在の公立小学校--は、ぼく、知らないけど、少なくとも公立高校で(千葉県
では?)成立してる学校はほとんどないと思う。

長くなったので、ラストシーン--は、当然卒業式。
卒業式はそれぞれ着飾って、当然ステージ上に着席。
卒業証書は筒に入れたままだけど、校長が一人ずつ手渡し。
あ、書くの忘れてたけど、学校の規模は各学年2学級らしい。
だから、一人ずつ、一言話をして、証書をもらうことができる。
当然日の丸は無し、たぶん君が代も無し。

かなり端折って書いたので、印象的なシーンで、触れてない所も多い。
これを読んで関心を持ってくれた人がいたら、ぜひユーロスペースへ!
頼まれても無いけど、宣伝でした!(20/12/29早朝)
 

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