詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

   六月の詩      処女の泉ー君にもう二度と会うまいと誓った六月

2013年06月10日 | 

◆ここ数日は鮎を堪能だった。鮎の苦さは大人の味かな・・北海道には鮎はいないが、北海道に鮎鰻を放流すべと思う。異常気候が今後どうなるかさっぱりわからない。シベリアにも鮭養殖や大豆生産 同様、保険をかけておくべき。田中角栄時代のように米国の大豆輸出禁止はありえるし、安全な食は風前の灯火状態で。どうなるかは神様でもわからん

◆芭蕉や石川啄木や漱石や子規同様に・・日本の国民的文学宮沢賢治童話(否定者も多いけどでは誰が日本の国民文学者なのか!?)も、大正時代に盛んに紹介されたアイヌ民族神話の影響がある。その後も、アイヌ言語学者知里真志帆の姉の天才詩人知里幸恵(二十歳で夭折)の影響が今でもある・・

◆何故かいつも日本語では発信しない東電(ご主人様にだけ情報を発信なのか!?)。『福島は広島型原爆4,023倍、チェルノブイリの4倍の放射能を放出と東電が発表』ー『ここ』

◆政官財学宗マスに知り合いはいないが、彼らこそ、「誠意」が真っ先に必要な職業ではあるまいか・・最底辺に生きる自分のような人間でさえも・・これに命を掛けるという瞬間や、誠意の欠片くらいはある。何故それが日本の政官財では皆無だというのか!

◆ アイヌ民族には、カムチャッカ半島から南下して、北海道の蝦夷と混血したという伝承が。現在よりも海面が数メートル高かった縄文海進期のあとの話しらしい・・北海道での子供時代、学校への通学路のはるか頭上の断崖に縄文海進期時代の波跡がだった

 

観た覚えがあるといのに
二度と思い出せない映画がある

そのくせに 
目が覚めるたびに吐き気とともに思い出す
先輩のベッドの下の処女たちの血もある

「これ大家の親子ドンブリの跡」と
君がベットのマットレスを捲って言う
君はいつも鋭すぎる奴だった

ぼくはただ
人間好きなようにやればいいだろと思ってた

人間は図書館で
毎日毎日数万という図書館が死滅してゆく運命で
それ以外はあまり人類史に付け加える項目はない

「『第三の男』のオーソンウエルズが好き」という
君の言葉だけで生きてゆけた

だからもう二度と
君には会うまいと思ったのだった
君のような美人にはあれ以来会ったことがない



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