詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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あなたの夢と希望のために今やるべきこと/レイバーネットTVスタッフの感想

2020年04月16日 | 犯罪
http://www.labornetjp.org/news/2020/0415staff
*4月15日のレイバーネットTV「新型コロナ“医療崩壊”の瀬戸際!〜現場医師・看護師は訴える」は大好評でした。そして大きな反響がつづいています。ここではスタッフメンバーの感想を紹介します。

→アーカイブ録画(80分)

あなたの夢と希望のために今やるべきこと〜レイバーネットTVスタッフの感想(1)
●北穂さゆり(キャスターを担当)

昨夜(4/15)のレイバーネットTV、何がすごいって、ただ面白かったって感想だけじゃなく、放送直後、瀕死の医療のために、市民ができることはないか?という問い合わせが殺到したこと。レイバーネットの視聴者の行動力は日本の宝です。

恐ろしいけれど、わたしたちの多くが、未知のウイルスに感染し、経験したことがない苦痛を伴う病に倒れるという現実を、冷静に受け止めなければならない。しかし必ず元気になって、もとの職場や生活に戻り、それぞれのやりたいことやるべきことを、再びできる日が来る希望を捨てるわけにはいかないのです。

人が病に倒れたとき、自らも病むことを顧みず、治療看護してくれる医療者は、コロナよりずっと前から政治に翻弄され、医療費削減に疲弊し死にかけていたのが、今回の番組からわかったことです。

医療崩壊の原因はコロナではなく政治でした。このままでは、わたしたちが倒れる前に、医療が死に絶えてしまう。

番組内でも言わせてもらいましたが、政治は明らかにSNSの反応を国民の世論として気にしています。コロコロ変わる休業補償制度がその最たるもの。

世の中には「家にいれば安全、ステイホーム、自分の命を大切に」というメッセージがあふれています。けれども昨夜のレイバーネットTVを見た人は、家で歌って踊っているだけじゃ、このコロナ禍を生き延びられないとはっきり分かったはずです。

声をあげよう。このコロナ禍において、あなたの夢と希望を未来へつなぐのは医療です。わたしたちを助けてくれる医療を、今度はわたしたちが助けようじゃないか。

番組内では首相官邸にメールするという方法が提示されましたが、今、レイバーネットではそのほかの具体的な医療援護の仕方を集計しています。まとまればみなさまにお知らせいたします。

医療崩壊をとめなくては〜レイバーネットTVスタッフの感想(2)
●尾澤邦子(家で視聴しました)

レイバーネットTV第148号を見ました。スタッフ、ゲストのみなさん、ありがとうございました。堀切さん、動画ニュースありがとうございます。短い映像で、君が代処分取り消しで根津さんの喜びの声、タクシー労働者の残業代裁判勝訴、コロナを利用したアベ政権の改憲策動、またネットカフェ難民と言われる人たちや日雇い派遣で仕事がなくなってしまった人たちなどをサポートする「新型コロナ緊急アクション」の活動など、よくわかりました。

北さん、北穂さん、大役お疲れさまでした。ありがとうございました。ゲストのみなさんのお話は、衝撃であり、考えさせられます。外科医の本田宏さんは、5年前に「本当の医療崩壊はこれからやってくる」という日本の医療の現状を書いた本を出版されました。「少ない医療費と医師不足で医療事故が増えていた。そこにコロナウイルスが来た。もともと赤字の病院は、命を懸けて働いているのに、給料が減るという現実がある」と話していました。看護師の大島やえこさんは「微熱くらいでは休めない。人が足りない。公的援助がないと日本の医療はなくなるのではないかと心配」と話していました。

駒込病院看護師の大利英昭さんはメッセージで「医療崩壊を防ぐために医療労働者の労働条件を改善してください」「都立病院の独立行政法人化(独法化)を阻止してください」と訴えていました。独法化は、医療費を抑制してベッド数を減らす、職員の給料を削減するものです。今、コロナウイルスの感染者が行くところがない状況の中でも、東京都が独法化を進めていることに愕然とします。

最後に本田さんは「医療はすべて政治、生活・教育も政治、だれかにまかせておけばいいではなく、自分で情報を集めて考えることが大事」と強調されていました。本当にそうだと思います。また大島さんは、家にいてできることとして、首相官邸あてにメールを出すこと、要求を国に送り、権利を主張することを話していました。とても大事だと思います。私も、首相官邸と厚生労働省、文部科学省、都庁にメールを送ろうと思います。


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