詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

  十月の詩(7)   水のように言葉のように

2013年10月12日 | 

目をつぶるといつも
断崖から一滴ずつ落ちる実家裏の源流が見える
あちこちの谷間から海へと急ぐ水の清冽な一列

顔をつけて川の水を飲んでいると
突然頭上でわたしの名を叫ぶ小鳥
水面に写ったやつれ果てた顔が一瞬 一滴の涙による波紋で崩れる

この世にまだ生まれる前から
馴染み深かった水音や風音が谷という谷に鳴り響く
水や空気の流れのように自転と月の満ち欠けが統べる世界よ

空気の探求が音楽や言葉だったように
水の探求があらたな文明文化をもたらすやもしれない
その時は喜んで
母なる海へと還ってゆこう

 

■ ー川柳ー   

放射能汚染十年後生きているやらいないやら   

原発事故年金も払わんという国の意志?   

原発事故は日米人体実験の総仕上げ?   

原発事故かって地上に黄色い猿いたになりそう

 

お勧め!■経済について批判的な学者が皆無になってしまった日本劣等低国だが、我々はもっと経済について勉強すべきと感じた。「世に倦む日日ツイッター集」ーhttps://twitter.com/yoniumuhibi


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