まるで
太陽の黒点のような人生だった
吹雪や 台風というと
外へと飛び出して
走り回り
叫びつづけずにいられなかった
鉱物とみれば
叩き割らずにはすまなかった
それがなんであれ
でたとこ勝負で
一切合財を賭けずにはいられなかった
漆黒の君の瞳にうかぶ
星々を縫って
源流へと還っていった一匹の蛍が
いまは愛おしい
風以外のものを
握ってなどいたくないから
人生など
笑い飛ばして生き延びつづけるだけ
太陽の黒点のような人生だった
吹雪や 台風というと
外へと飛び出して
走り回り
叫びつづけずにいられなかった
鉱物とみれば
叩き割らずにはすまなかった
それがなんであれ
でたとこ勝負で
一切合財を賭けずにはいられなかった
漆黒の君の瞳にうかぶ
星々を縫って
源流へと還っていった一匹の蛍が
いまは愛おしい
風以外のものを
握ってなどいたくないから
人生など
笑い飛ばして生き延びつづけるだけ
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