詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
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 十月の詩(13)  時代の終わりというよりも

2013年10月17日 | 

十月になると
北海道の子供時代に
まき割りを延々とやらされたのを思い出す

母は百本近い大根を干して鰊漬けを作り 父は野菜の収穫を急ぎ穴を掘って保存だった(漬物もなくなった初春に掘り出して食べる)

早い年には十月にはもう初雪が降り
下手をするとその一ヶ月後には
地上を埋め尽くす根雪になって何もできなくなる

最近思うのは
時代の終わりなんかという生易しいもんじゃなくて
人類の終わりへとまっしぐら
こんこんと降り積もる根雪なのかもしれない


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