米軍基地の近く、神奈川県座間市のアパート1室で、9人の若者が殺害されるという痛ましい事件が発覚した。筆者が追及する「木更津レイプ殺人事件」の、やくざが経営するデーサービスKも、自衛隊基地近くである。基地の周辺は、犯罪の死角なのか。止まれ!安倍の後見人・森喜郎が吹聴してやまない「日本は天皇中心の神の国」は、戦前の国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法を信仰するZOMBIE・日本会議の政治に相違ないのであろうが、どう考えても21世紀のあるべき健全な日本の航路ではない。時代を反映する昨今の惨状は、美しもなく異様である。
<改憲するまで辞めない首相>
創価学会と神社本庁、それに1%財閥の支援を得て得票率25%で、3分の2の議席を手にした首相は、来年の自民党総裁選で再選を果たし、なんとしても平和憲法を破壊しようとするのだという。
憲法の戦争放棄は、戦前の反省と謝罪の成果である、そうして国際社会に復帰したもので、世界に冠たる平和憲法である。国際紛争は外交で、国連での話し合いで決着をつけられる。日本を侵略する国など存在しない国際情勢は、今後も続く。戦争放棄を嫌う国は一つもない。
しかし、ZOMBIE首相はこれを承知しない。武器弾薬国家、軍国主義の復活にかけている。そのために9条を改憲するまで、首相の座を手離さないというのだ。
<権力の私物化・利権政治>
その一方で、首相は官邸を犯罪の巣にして、やりたい放題だ。それを権限のない妻にもさせている。国会で追及されると、嘘の連発で逃げている。
権力の私物化は、とどまるところがない。森友事件・加計事件、さらにはレイプ・強姦事件のもみけしである。
先進国であれば、とっくに責任を取らされて辞任させられる。警察・検察の捜査で御用となる。お隣韓国でもそうだ。アメリカでもトランプ不正に対して検察とマスコミが追及、トランプの再選はない。その前に墜落するかもしれない。だが、ZOMBIE政治には、学校で教える法治はなく、それを放棄して、その心配はないのだろう。
後見人は、東北復興を抑え込んで、五輪利権に突っ込んでいる、と見られている。それでも創価学会支援で25%が支持してくれて、3分の2議席を確保した。小選挙区制のお蔭である。
<やくざ天国>
日本国民の最大の弱点は、やくざ・暴力団に対して無力という点である。人間の屑から逃げる市民。避けて生きる日本人である。警察が弱すぎるせいか、やくざと癒着しているせいなのか。新聞テレビも逃げて報道しようとしない。
このことを海外の留学生は知らない。知らないため、水商売のバイトをして、彼らの歯牙にかかる女性留学生は多い。やくざ天国である。
<レイプ天国>
数年前までは、不勉強で認識不足を反省する日々である。日本のやくざ天国は、レイプ天国なのである。TBS強姦魔について、本人もTBSも反省していない。芸能界では当たり前と聞く。
魅力的な妻や娘のある夫や夫妻は、油断していると、いつでもやくざが襲い掛かってくる日本に不安を抱えて生きている。名門の家庭でも、兄弟の顔かたちが異なる場合、夫が他の女性に妊娠させ、その子を認知することもあるが、妻が強姦されて出産する例も少なく無いと聞く。浮気だと多少救われるが、レイプされての出産は悲劇である。
日本の女性の悲劇は、レイプされても、自分で進んで秘密にする。決して110番通報しない。通報しても、警察の対応が極めて悪い。女性警官が少ないのも原因だ。根本は、女性が大声を上げればいいのだが、それをしない人権意識の低さにある。
たしかイランでは、被害者が強姦魔を殺害した例がある。日本では、強姦弁護士を、怒った夫が性器をハサミで切り落とした例もある。
追及している「木更津レイプ殺人事件」の犯人・やくざの浜名は、美人栄養士をレイプした後、水商売や住宅リフォームの営業をさせていた。逃げ出そうとした途端、強姦写真をばらすぞ、と脅して、被害者は、その強烈な衝撃で、突発性の大動脈りゅう破裂で即死した。彼女の瀟洒な住宅と土地、母親が「将来ここで住もう」と購入した風光明媚な宅地は、いずれも第三者に移転してしまった。
やくざレイプ犯は、被害者の命だけでなく、財産全てを略奪してしまうらしい。遺族も雲隠れして、声を上げようとはしない。千葉県警と木更津署の捜査力が試されている。
この種の事件は、地元を歩くと、たくさん眠っている。伊藤詩織さんの勇気を評価する理由である。
<博打天国>
やくざ天国は、ばくち打ちの天国を約束するだろう。強姦女性を性産業で働かせるやくざ・暴力団は、やることがないため、昼間から博打にのめり込む。
素人を巻き込んで、金を巻き上げるのである。
「パチンコをする若者とお年寄りは多い。下駄ばきで店に入り、遊んでいる姿は、世界では、日本だけである。朝から晩まで博打・博打の日本。これの利権は警察に入る。それだけではない。笹川のボートから、競輪・競馬も、日本全国必ずやっている。それを報道する新聞テレビもある。それでも不足というので、新たにカジノにも手を出す。こんなに堕落した民族も珍しい」とは清和会OBの嘆き節である。
強姦・博打には、覚せい剤など麻薬がからむ。安倍の妻は、これに興味を示しているという。異様である。
<役人天国>
永田町住人の資質はお話にならない。血税を食んでいる公人格という意識が、まるでない。
不勉強で不真面目な政治屋のやることは、不倫の勧めである。やくざに負けまいと、レイプする政治屋もゴマンといる。そうして大臣・首相になったものもいるらしい。女性秘書を彼女にする国会議員ばかりである。血税の使い道のNO1が、不倫費用と指摘する向きさえある。
清潔を売り物にして政界に登場した宗教団体・創価学会の政治部門・公明党議員までが、不倫に血税を投入していた。それも二人も。むろん、これらは氷山の一角と見られている。
国権の最高機関がこの体たらくだから、霞が関の役人どもは、負けじと高給を懐に入れて恥じない。空前の借金大国・日本も、どこ吹く風よろしく振舞って、行財政改革を棚上げしている。
「人事院は発足当初、役人の給料が低かったので、民間に合わせるための勧告機関として誕生した。いまは民間より、はるかに高給を食んでいる。非正規社員を無視した高給である。彼らに合わせるように低くすることが使命だが、それはしない。庶民は泣いて、役人肥える秋の日本だ」
「会計検査院は何のためか。最近、森友事件の発覚で、国有地払下げを野党の突き上げで、しぶしぶ調査、6億円の無駄を指摘した。ただそれだけで、あとは野となれ山となれだ。会計検査院も人事院も無駄な組織なのだ」
永田町に詳しい人物のありふれた指摘である。日本沈没に無関心な役人天国も異様である。
<瀕死のモノづくり>
上が腐ると、下も腐るだろう。
財閥を中心にして、企業大幹部・経営者と、モノつくりの現場の給与の落差は、天地の開きがある。川田順の「住友回想記」を少し開いてみると、住友の昔は、他の財閥に比べて給与が低かった。それに経営者と現場の労働者の賃金の差が少なかった。そのことが、住友景気を支えていた、という記述があった。
いまは全く違う。日産のカルロス・ゴーンの破天荒な高給に仰天した日本人は多かった。しかし、カルロスほどではないが、大手企業の経営者の高給は、現場の汗かき専門の労働者と比べると、大変な差がある。今の東芝はどうか。知りたい。
こうして日本のモノつくりは崩壊してゆく。東芝・三菱から日産、安倍晋三の仲間で知られる神戸製鋼もである。米国からの制裁金に怯える財閥も少なく無い。現場の反乱がおきているのである。
日本資本主義の崩壊を意味する。
<最後の砦は平和主義>
今日11月3日午後2時から開催される安倍包囲の10万人集会は、ZOMBIEに抵抗・生き残りをかけた日本最後の砦を象徴している。平和主義の日本を、再構築する市民運動・国民運動である。無辜の民の決起集会である。成功を祈りたい。
NHKや読売が、正確に報道するだろうか。まず逃げるだろう。健全な日本を報道しない新聞テレビが、戦後の日本人の健全性を破壊する役割を担っている。特にこの5年間がひどすぎる。ZOMBIE政治に付着する新聞テレビが、多くの国民の健全性を破壊している犯人である。 日本会議に寄り添うような報道は、本末転倒であり、日本国憲法に反して、断じて許されない。
異様なZOMBIE政治に抵抗する平和国民は、それでも決して消えない。安倍暴政に屈しないだろう。日本の平和主義が、アジアと世界を変革する原動力であるのだから。
2017年11月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)