オオゲサー・ベッドダーン酒演による
1世O型を超える!?独り劇が夜明けともに幕を開けた。
(ベッドダーン演じる)ヒコピコポンは砂漠での披露宴が終わるとともに
新郎の父とともに彼の部屋へ向かった。
もちろん飲みなおすために。
しかし、2人は酔ってもいたし眠気のピークに陥っていた。
父からは雪国ならではの生活や、冬の味覚を存分に語ってもらったので、
ヒコピコポンはよだれを堪えながら旬を迎えたズワイガニの話に耳を傾けたのだった。
彼の頭の中は砂漠の空に輝く星や、親友がめでたく式を上げたことや、砂漠の上で30分以上も眠りに堕ちしてまったことなど忘れてしまうぐらい、頭の中は鮮やかな朱色に輝くズワイガニとピンクの卵をたくさん抱えた香箱カニのことでいっぱいになっていた。
そんな彼も時差ボケによる眠気に勝てず、カニの夢でも見ようと自分の部屋に戻ったのであった。
数時間後、二日酔いの頭痛とともに起床するものの、窓の外を眺めると満天の星空。
今度はカニのことを忘れ、自分が披露宴のためにドバイまで来たことを思い出す。
そして、満天の星空を眺めに怪奇行に出るのであった。
いつ部屋に戻り、再び寝たかは定かでないが、窓の外で夜明けとともに小鳥がさえずる頃、隣のベッドで寝ていたリョンとともに起床した。
もちろんリョンはヒコピコポンの怪奇行など知るはずも無い。
なにせ、彼は眠りにつくとテコでもボウでも動かないのだから。
いや、動くだろうけれど、眠りから覚めない。
今回の旅行でリョンは脳のリハビリのためリハビリマシーンを持参していた。
それは自分の脳の年齢を判断するという、人によっては大変ありがたくないものだ。
好奇心旺盛なヒコピコポンは、そのマシーンを前日から借りては測定していたのであった。
しかもそれは人の心を十分に揺さぶる内容で、しかも毎日コツコツとトライしなければいけないのであった。
ちょうど朝食まで時間に余裕があったのでヒコピコポンはリョンが終了するのを待つと、すぐさま始めた。
彼のトレーニング場所は起床したベッドの上。
元来彼はキャプテン翼に登場する"滝くん"のように左サイドが大好き。
なので、ベッド(布団)ボジションはたいがい左に位置していた。
しかも、このベッドがシングルにも関わらず、隣のリョンのベッドとほぼ隣りあわせだったので、彼の新妻に遠慮して左に寄っていたという説も。
そんな彼が自分の位置を見失うぐらいに熱中していたのが、見たものを3分間で覚えて記述するトレーニングだった。
彼は自分の脳が若いと思っていたのと、リョンのマシンに記憶されている他の人たちに負けたくない一心が交差していたので、彼はまさに興奮状態、そう、バーサク状態だった。
リハビリを終えたリョンはマシンの虜になってしまったヒコピコポンの鬼の形相を楽しむため見つめていた。
そして突如彼の視界からヒコピコポンは消えた!
続いて床から低音の喚きが部屋を包んだ。
そう、彼はトレーニング中にベッドから転落してしまったのだ。
しかも、ベッドは床から50cm強もあり、彼の予想を超える高さだったため
床に片足が届かずバランスを失い転落したのだ。
しかも、ベッド左にはテーブルが配置され、左手でうまく支えようと試みたのが更なる悲劇を産んだ。
単純に転落していれば軽傷で済んだはずだったのだが、ベッドが高かったのとテーブルで支えようとしたため転落は体を横に半回転するようにうつ伏せに、
しかもテーブルの足が組み立て式で突起している箇所があり、見事なぐらいに右足の太ももでクラッシュ!
まさにフライング・モモパット(技)
悶絶
もちろん身を挺して守るものがあったからだ。
リョンの明るい老後を生み出すであろう脳リハビリマシーンを守るため・・・。
ヒコピコポンの大きなスリキズと青むらさき色に変色し腫れ上がった太ももと引き換えにマシンは守られた。
結果、リョンとヒコピコポンの友情は更に深まったのであった。
閉幕
1世O型を超える!?独り劇が夜明けともに幕を開けた。
(ベッドダーン演じる)ヒコピコポンは砂漠での披露宴が終わるとともに
新郎の父とともに彼の部屋へ向かった。
もちろん飲みなおすために。
しかし、2人は酔ってもいたし眠気のピークに陥っていた。
父からは雪国ならではの生活や、冬の味覚を存分に語ってもらったので、
ヒコピコポンはよだれを堪えながら旬を迎えたズワイガニの話に耳を傾けたのだった。
彼の頭の中は砂漠の空に輝く星や、親友がめでたく式を上げたことや、砂漠の上で30分以上も眠りに堕ちしてまったことなど忘れてしまうぐらい、頭の中は鮮やかな朱色に輝くズワイガニとピンクの卵をたくさん抱えた香箱カニのことでいっぱいになっていた。
そんな彼も時差ボケによる眠気に勝てず、カニの夢でも見ようと自分の部屋に戻ったのであった。
数時間後、二日酔いの頭痛とともに起床するものの、窓の外を眺めると満天の星空。
今度はカニのことを忘れ、自分が披露宴のためにドバイまで来たことを思い出す。
そして、満天の星空を眺めに怪奇行に出るのであった。
いつ部屋に戻り、再び寝たかは定かでないが、窓の外で夜明けとともに小鳥がさえずる頃、隣のベッドで寝ていたリョンとともに起床した。
もちろんリョンはヒコピコポンの怪奇行など知るはずも無い。
なにせ、彼は眠りにつくとテコでもボウでも動かないのだから。
いや、動くだろうけれど、眠りから覚めない。
今回の旅行でリョンは脳のリハビリのためリハビリマシーンを持参していた。
それは自分の脳の年齢を判断するという、人によっては大変ありがたくないものだ。
好奇心旺盛なヒコピコポンは、そのマシーンを前日から借りては測定していたのであった。
しかもそれは人の心を十分に揺さぶる内容で、しかも毎日コツコツとトライしなければいけないのであった。
ちょうど朝食まで時間に余裕があったのでヒコピコポンはリョンが終了するのを待つと、すぐさま始めた。
彼のトレーニング場所は起床したベッドの上。
元来彼はキャプテン翼に登場する"滝くん"のように左サイドが大好き。
なので、ベッド(布団)ボジションはたいがい左に位置していた。
しかも、このベッドがシングルにも関わらず、隣のリョンのベッドとほぼ隣りあわせだったので、彼の新妻に遠慮して左に寄っていたという説も。
そんな彼が自分の位置を見失うぐらいに熱中していたのが、見たものを3分間で覚えて記述するトレーニングだった。
彼は自分の脳が若いと思っていたのと、リョンのマシンに記憶されている他の人たちに負けたくない一心が交差していたので、彼はまさに興奮状態、そう、バーサク状態だった。
リハビリを終えたリョンはマシンの虜になってしまったヒコピコポンの鬼の形相を楽しむため見つめていた。
そして突如彼の視界からヒコピコポンは消えた!
続いて床から低音の喚きが部屋を包んだ。
そう、彼はトレーニング中にベッドから転落してしまったのだ。
しかも、ベッドは床から50cm強もあり、彼の予想を超える高さだったため
床に片足が届かずバランスを失い転落したのだ。
しかも、ベッド左にはテーブルが配置され、左手でうまく支えようと試みたのが更なる悲劇を産んだ。
単純に転落していれば軽傷で済んだはずだったのだが、ベッドが高かったのとテーブルで支えようとしたため転落は体を横に半回転するようにうつ伏せに、
しかもテーブルの足が組み立て式で突起している箇所があり、見事なぐらいに右足の太ももでクラッシュ!
まさにフライング・モモパット(技)
悶絶
もちろん身を挺して守るものがあったからだ。
リョンの明るい老後を生み出すであろう脳リハビリマシーンを守るため・・・。
ヒコピコポンの大きなスリキズと青むらさき色に変色し腫れ上がった太ももと引き換えにマシンは守られた。
結果、リョンとヒコピコポンの友情は更に深まったのであった。
閉幕