Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【音】『二十歳の原点』サントラ

2007-05-03 21:19:44 | 音楽
高野悦子さんの「二十歳の原点」を読んだ方ってどのくらいいらっしゃるんでしょう。

学生運動の挫折、失恋、人間不信などから1969年に自殺してしまった当時二十歳だった女子大生高野悦子さんの日記集です。
当時大ベストセラーになり、私も読んで衝撃を受けましたっけ。

73年には映画化され、これはそのサウンドトラックCDです。
映画を観た記憶はないですが、「四人囃子」の演奏がたっぷり聴けるので、ロックファンには有名なサントラです。

四人囃子は範疇としてはプログレなんでしょうね。
実際にピンクフロイドの「Symbaline」なども演奏しますから。
しかし、このサントラで聴ける彼らの演奏は、みずみずしく繊細で、プログレ臭はほとんどないです。

このサントラは、日記の朗読と四人囃子による演奏が交互に登場する構成になっています。
朗読を飛ばして演奏だけ聴く手もありますが、朗読と演奏が密接に関連しているのでそのまま聴いてます。

見開きの紙ジャケ仕様で、なんと1枚1500円。
確か少し前まで2500円以上で売ってたんじゃなかったでしたっけ?
四人囃子3タイトルと村八分3タイトルの紙ジャケCDが値下げになってリイシューされたようです。