Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】コヒノール芯ホルダー

2005-12-11 08:20:14 | 文具(ペン)
ステーショナリーと音楽関係のブログはほぼ毎日チェックしているわけですが、困るのは意外なところで物欲を刺激されてしまうことですね。

もともと鉛筆すらあまり使わないので、芯ホルダーにも興味がなかったんですが、柊さんとarch_proさんのエントリーを拝見して突然物欲を掻き立てられたのが、コヒノールの芯ホルダーです。

特に、無着色の木軸芯ホルダーの佇まいの美しさに一目惚れしてしまいました。
こうなったらSCOSに行くしかないよなあ、と溜息をつきつつ本郷に行ってきました。「初SCOS」です。
事前に地図をチェックしていたのでお店にはすぐに行きつくことができましたが、予想よりもだいぶ小さなお店でした。4、5人もは行ったら身動きできなくなるくらい。

あまり他では見かけない文具がぎっしりという感じでしたが、購入したのは、コヒノールの芯ホルダー3本と、ヘルリッツの子供用万年筆とSCOSオリジナルボールペンです。
芯ホルダーは、当初考えていた2ミリ芯の無着色の木軸のものを長短2本と5ミリ芯のプラ素材のものを購入しました。
コヒノールの芯ホルダーはずいぶんいろいろな種類があって迷いました。
他にも目移りしましたが、今回は3本に留めました。

肝心の木軸芯ホルダーですが、素朴な木軸の上にエンジ色で「KOH-I-NOR HARDTMUTH」と印刷されています。
もともと人工的なものが好きで自然は苦手という自分ですが、この無着色の木軸芯ホルダーには思わずググッとひきつけられました。

まいりました。今までまったくと言って良いほど興味のなかった芯ホルダーや無着色の木軸ペンにこれほど惹かれるなんて…。
物欲を開放してしまいそうな分野がまたひとつ増えてしまったかも。

○コヒノール 芯ホルダー(2)/Pencil Case -Part2-
○Koh-i-noor 5208、5208S 使用一ヶ月/発想の道具


【無】ロールペンケース マチ付き

2005-12-10 00:20:16 | 無印無間(限)地獄
昨日ご紹介した無印の牛革文具のうち、②のペンケースです。
①のロールペンケースは、arch_proさんとawlさんがご紹介されてますので、私はもう一つの「マチ付き」を取り上げてみます。

会社の帰りに寄った無印で初めてこの商品を見たときは、①は全体を広げた形で透明の袋に入っていたし、arch_proさんのエントリーも見ていたので全体の形が良くわかったんですが、「マチ付き」は折りたたんだ状態で袋に入っていたので全体像が良くわかりませんでした。しかも同じロールペンケースという商品名なので、①と同じ形のものを想像していました。多少ペンを入れるポケットに余裕があるのかな、くらいに考えていました。

しかし、帰宅して袋から出してみると、トップの写真のように長方形の革の一方にマチ付きのポケットが設けられており、そこにペンなどを収納するケースであることがわかりました。
ポケットは全体の長さの1/3の大きさなので、ポケットの上から2回巻きつけてあとは革紐をクルクル巻いて留めるようになっています。
ペンだけなら6~7本は入ります。写真は分かりやすいように縦にペンを入れていますが、もちろん横に収納します。



ちなみにサイズは、全体を広げると17.5cm×30cm、折りたたむと17.5cm×11cmになります。

きょうから写真のペンを入れて会社に持って行きましたが、気づいた点をいくつか。
1 ポケットのマチはちょうどペン1本くらいなので、奥に入れたペンが出しにくい。
2 ①のペンケースは全体をクルクル巻いて革紐で留めるので、ケース自体が広がろうとする力できれいに革紐が巻きつきますが、「マチ付き」は、全体を折りたたむだけなので、広がろうとする力が働かず革紐がほどけやすい。
3 いちいち紐を解いて全体を広げないとペンが出せない方式は、会社では使いにくい。

3の問題は、①のペンケースも同じですね。arch_proさんがおっしゃるように預金通帳入れに使うのは良いアイデアかも。もう少し会社で使ってみますが、どうしても使いにくければ、いつもカバンに入れている通帳と葉書のケースとして使いたいと思います。

税込2100円ですし、使用するシチュエーションとマッチするなら価値はあると思います。


【無】牛革祭り!?

2005-12-09 00:25:39 | 無印無間(限)地獄
無印が、低価格の牛革文具を一挙に発売したようです。
ウェブサイト上には何も情報がありませんが、現物を確認できたのは以下の7種類です。

①ペンケース(スイスロール型・革紐付き)
購入。クルクルと巻いて革紐で留めるペンケースです。

②ペンケース(マチ付きフラップ型・革紐付き)
購入。マチのあるポケットに筆記具を入れ、蓋をかぶせて革紐を巻いて留めるようになっています。

③文庫ノート用カバー(ペン差し付き)
購入。極々シンプルなカバー。ペン差しは太軸のペンでもいけそうです。

④単行本ノート用カバー(ペン差し付き)

⑤A4書類ケース
購入。革製のハトメに紐を巻きつけて綴じるタイプ。

⑥レタートレイ
大型でがっちりしたトレイ。

⑦ペン立て
シンプルな円柱状のペン立て。かなりの本数が立てられそうです。

色はそれぞれ黒と茶があります。ペン立てについては黒しか現物確認できませんでしたが、おそらく茶もあるものと思います。

今回の牛革シリーズは、arch_proさんが①のペンケースを紹介されたのを見てその存在を知ったんですが、どれも厚めの牛革を使っていて、値段も1.5千円~3千円ですからリーズナブルな商品だと思います。

どうも扱いのある店舗と無い店舗があるようですが、これが新製品ゆえまだ行き渡ってないということなのか、限定品だからなのかはわかりません。

購入した商品はまたご紹介します。


【音】ロックバンドだったシカゴ

2005-12-08 00:19:11 | 音楽

1960年代の終わりから1970年代初頭にかけて、管楽器をフューチャーしたブラスロックというジャンルのバンドが日本でも人気を集めました。ブラッド・スウェット&ティアーズ、シカゴ、黒い炎が大ヒットしたチェイス。ライトハウスなんてバンドもいましたね。
その中で最もロック色の強かったのがシカゴでした。反体制的なメッセージとテリー・キャス(Terry Kath)のギタープレイとボーカルが、初期のシカゴをロックバンドたらしめていたことは間違いありません。

そんな彼らの絶頂期1971年のライブ "Chicago At Carnegie Hall" が米ライノからCD4枚組で発売されました。リーズナブルな価格でアマゾンで売られていたので、聴いてみました。
オリジナルはアナログ4枚組で当時大いに話題になりましたが、今回は未発表音源も収められています。

やはりこの頃のシカゴはいいですね~。意外に音も良いです。
テリー・キャスの、ジャズのフォーマットとジミ・ヘンドリックスのプレイを統合したようなギタープレイ、そしてソウル溢れる歌も全開です。おなじみ「Introduction」、「Make Me Smile」のボーカル、大ヒット曲「長い夜」のギター・ソロ、いや~最高。iPod nanoのヘヴィー・ローテーションの1枚です。



シカゴは4枚目のアルバムから徐々にポップな路線に変わり、その後完全にAOR路線のバンドになってしまいます。確か現在でも活動中だったと思いますが、ロックバンドでなくなってしまったシカゴ(=テリー・キャスのいないシカゴ)に全く興味はありません。
CDもデビュー作から3枚目のアルバムまでしか持っていませんし、それで十分です。

テリー・キャスは、AOR路線に進み始めた70年代後半に30歳そこそこで亡くなってしまいます。確かロシアン・ルーレットをやっていて拳銃が暴発したのが死因だったかな。


【文】LAMYと無印

2005-12-07 00:04:37 | 文具(ペン)
なんか似てませんか?この3本。

写真奥がサファリ・グレー、真ん中と手前が無印の70円ボールペンとシャープペンです。
以前赤と黒のボールペンはご紹介しました。手前は同じシリーズのシャープペンです。色はホワイトグレー。

凹凸のある樹脂の質感といい、マットな色調といい、サファリと無印70円ペンは似ています(断言)。直線的なカットで構成されたモダンなデザインという点でも共通点は多いと思います。

無印の70円ボールペンとシャープペンは、チャコールグレー、レッド、ホワイトグレーの3色展開ですが、どれも色合い・質感が高くて悪くないです。無印も、もっとこの路線を押し進めれば結構良いものができるんじゃないでしょうか。

確かブンキチさんもこのペンがお気に入りでした。ということでトラックバック!

○ ブンキチ/使用レポ~コレト4色ペン




【文】1日の買物(インク編)

2005-12-06 00:36:09 | 文具(万年筆・インク)
12月1日、銀座伊東屋での買物。最後はインク編です。
購入したのは、次の4つ。

◎セーラー レッドブラウン(ボトル)
グレー、グリーンと購入したセーラーのインク。今回は柊さんが購入されたブラウンとレッドを買うつもりだったんですが、レッドが無かったので、なぜかレッドブラウンを購入してしまいました。我ながらひどい連想ゲームのような買物で凹みます。
色味は、ペリカンのブリリアント・ブラウンに似てますが、より赤味が強い感じです。



◎ドクター・ヤンセン チャールズ・ディケンズ(ボトル)
グレー・インク好きとしては、Dr.ヤンセンのグレー系インクに興味津々で、今回はその中から緑がかったグレーといわれるチャールズ・ディケンズを買いました。
思っていたよりも濃い色でしたが、確かにグリーンがかったグレーで、気に入りました。常用したい色です。

◎モンブラン シーズングリーティング・インク(カートリッジ)
モンブランのクリスマス限定インクらしいです。普通に伊東屋のインクコーナーにありました。ボトルもありましたが、ここはお手軽なカートリッジをチョイス。

◎モンブラン ブラック(カートリッジ)
Ketzerさんいわく、「すごく薄い」というモンブランのブラック・インク。
この一言で俄然興味が湧き買ってきました(笑)
Auchanの万年筆にセットして書いてみると確かに薄いです。黒に近いグレーとも言えるし、少し水っぽい感じですね。グレー好きとしては決して嫌いな色ではないですけど。  

モンブランのシーズングリーティング・インクは、カートリッジを選択したので、万年筆を決めなければなりません。また別途ご紹介します

【無】ヌメ革ロディアカバー

2005-12-05 00:22:49 | 無印無間(限)地獄
きょうは、無印のネット会員割引10%とセゾンカードの割引5%が重なる日。
連れと一緒に収納ケースなどあれこれ買ってまいりました。

これはそのひとつ。商品名は、牛ヌメ革メモホルダー。お値段税込み1,890円の15%off。

無印の牛ヌメ革ラインアップというと、手帳用のバインダー、文庫カバーそして私も持ってるペンケースくらいしか知りませんでしたが、いつの間にかこんなものも作ってたんですね。

そういえば、ペンケースのデザインは私の持ってるのとは少し変わってました。同じ断面が三角のかまぼこ型ですが、以前は両サイドと底面が1枚革でしたが、今日見たのはそれぞれが別パーツになってました。

さて、このメモカバー、ロディアの11番がぴったり収まります。他のヌメ革製品と同様裏に布などは張ってませんが、これはこれで好きです。
ごくごくオーソドックスな形で、切り取った紙片を収めるポケットと、ペン差しも付いています。ただペン差しは相当中が窮屈そうです。革が伸びれば変わるかもしれませんが、細軸のペンじゃないと苦しそう。

せっかくなので、同じ無印ヌメ革のペンケースとツー・ショット。ロディアカバーもペンケースと同じ色になるくらいまで日光浴をさせてから使いたいと思います。


【文】1日の買物(ノート編)

2005-12-04 10:22:57 | 文具(ノート・紙類)
12月1日、銀座伊伊東屋で買ったノート。

スペインのMiquelriusのA5ノートと、マルマンのカバーノートの中身です。

◎Miquelriusのノート(DCK DESIGN)
以前同じく銀座伊東屋でA4版を買いましたが、先日柊さんがA7版を全色コンプリートされたのを見て、「そうだ!A5が買いたかったんだ」と思い出して、無事購入しました。
今回購入したのはグリーンですが、本当にきれいですねこのノート。今回は常用しているA5版なので、近々使う予定です。

◎マルマンのカバーノート(差替用)
正直地味すぎる外観に全く惹かれることがなくて、これまで手にとったこともありませんでした。
しかし、偶然目にとまったカバーノートの中身、つまり替え用ノートはなかなか魅力的な佇まいです。赤と黒のシックなカバーの綴じノートで、拍子に合わせて赤と黒のしおりが付いています。今回購入したのはA6版なのでまるで文庫本のようです。
横罫のイエローパーパーに万年筆で書いてみると・・・これがなかなかの書き心地。6.5mmのゆったりした横系なので、太目の万年筆でグリグリ書くのに向いています。A6のほかに、A5版もありました。




【文】1日の買物(筆記具編)

2005-12-03 23:07:57 | 文具(ペン)
12月1日、銀座伊東屋で買った筆記具関係です。

買ったのは、プラチナのシャープペン「プレスマン0.9」と、SUGさんのブログでその存在を知ったHI-TEC-C SLIMSのリフィル3種(黒・赤・青 各0.3mm)です。

プレスマン(PRESS MAN)は、別のペンを物色中に偶然発見し、0.9mm芯てどんな感じなんだろうという単純な興味から買ってみました。実際に書いてみると・・・
これはまるで鉛筆ですね。とても柔らかい書き味です。ちょっと強く書くと芯が引っ込むような動作を見せるので、筆圧のショックを軽減する機構が組み込まれてるみたいです。さすが0.9mm、ちょっと強く書いたくらいでは折れません。
ちょっと細身の何の変哲も無いデザインのペンですが、これで210円は安いと思います。



HI-TEC-C SLIMSのリフィルは、ブンキチさんのブログでゼブラ4C互換であることを知って買ったものです。本当は0.4mmが良かったんですが0.3mmしか見当たりませんでした。早速ゼブラ4C(またはその互換)を使っているFrancfrancの2BP+シャープに使ってみました。さすがブンキチさん情報、ぴたりと収まりました。
これでこのボールペンはきょうから手帳専用ペンになりました。
しかしそうなると会社で日々使う多色BPはどうするか・・・新たにFrancfrancの多色をもう1本買うか、別のものにするか、これはこれでうれしい悩みが増えました(爆)




【文】銀座伊東屋で買ったもの

2005-12-02 00:14:23 | 文具(情報・書籍)

きょう銀座伊東屋に行ってきました。買った物は以下のとおりです。

・シャープペン(日本) 1
・ボールペン・リフィル(日本) 3
・A5リングノート(スペイン) 1
・A6ノート(日本) 1
・ボトルインク(日本、ドイツ) 各1
・カートリッジインク(ドイツ) 2

ご紹介は追い追いさせていただきます。んーそうですね、筆記具編、ノート編、インク編に分けてアップしましょうか。
そんな銀座伊東屋にて気がついたことは・・・

・平日午後の4時前に、何であんなに混んでるんだろうか(自分は棚に上げてます)。
・一時期欠品だったペリカン・ペリカーノが売られていました。
・廃番のサファリのグレー、まだたんまりありました!!掻き集めた?
・柊さんがしっくりこないというサファリのローラーボール。試し書きした限りでは滑らかだし、
 悪くないと思いました。ただ乾くのに少し時間がかかりますね。
・これまた柊さんが指摘された、キズだらけの見本の手帳カバーは発見できず。
 見落とした可能性大ですが、伊東屋が柊さんのブログをチェックして交換した、という推測が
 案外当たってるかもなあ、なんて思ってます。