先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

ごみのアルミくずから水素製造

2023年10月08日 09時26分26秒 | 日記

TBS のオンラインニュース【Bizスクエア】が2023年9月22日、ごみのアルミくずから水素と水酸化アルミを製造する方法を富山のベンチャー企業アルミハイテック社が考案したと紹介していた。

アルミ箔は、食品包装だけでなく、色々な製品の包装に使われていて、それはすべて、ゴミとして焼却されている。

どれくらいのアルミ箔が生産されているか一般社団法人 日本アルミニウム協会を見たら、毎年、10万~15万トン生産されているという。これがゴミとして焼却されていることになるが、それが水素と断熱材とかに使われている水酸化アルミに生まれ変わるというからすごい。

アルミハイテック社の創意工夫は、

①アルミ箔単体だけでなく、ビニールやプラスチックとアルミが一体化したものからもアルミを分別する方法を開発

②アルミが表面酸化してしまうと、化学反応が進まず、水素や水酸化アルミが出来ないので、触媒のアルカリ反応液を開発

したことにある。

そして、分別したアルミ9kgから水素1kg(約110L)が、水酸化アルミ26kg製造できる。毎年生産されるアルミ箔が15万トンというから、1.7万トンの水素と44,2トンの水酸化アルミが出来ることになる。

 

 

 

その会社の開発概要を引用する。

三徳(神戸市東灘区、角田達彦社長)は、ニッケルやコバルトなどを使わない低コストな水素吸蔵合金を開発した。従来は加工が難しかったチタンと鉄の合金で実現。水素吸蔵合金は水素を気体状態と比べ1000分の1以下に体積を圧縮して貯蔵でき、漏えいの危険性も低い。比較的低圧で貯蔵可能で、住宅街やオフィスでの水素利活用に適している。顧客ニーズを取り込み、国内での量産体制整備を目指す。

 


中国の原子力潜水艦、黄海で爆発?

2023年10月08日 09時02分24秒 | 日記
2023年8月21日に中国の黄海で、中国の原子力潜水艦が爆発事故を起こし、水兵55名が無くなったと、英国、オーストラリアやアメリカのマスコミが伝えている。しかも西側の潜水艦が中国近海をうろつかない様に設置した潜水艦防御ネットに引っかかって事故をここしたという。下記の引用は、MSNが、2023年10月3日、英国のDailyMailの記事を伝えていた。日本のマスコミはどこも伝えていないが、東電の原発処理水を
政府の方針に基づき、基準を下回る濃度に薄めた上で、24日午後1時ごろ、海への放出を始めたが、これに対する異様な中国政府の日本攻撃を見ると、中国の原子力潜水艦の爆発事故、真実に思える。そうなると、日本海や太平洋で獲られた魚には放射能が含まれている可能性がある。日本政府は真偽を確かめて、公表すべきである。
 
以下、英国のDailMailの記事。
 

EXCLUSIVE: 55 Chinese sailors are feared dead after nuclear submarine 'gets caught in a trap intended to snare British and US vessels in the Yellow Sea'

  • Twenty-two officers were among the 55 reported to have died in the Yellow Sea
  • China denies it happened - and apparently refused international assistance

Fifty-five Chinese sailors are feared dead after their nuclear submarine apparently got caught in a trap intended to ensnare British sub-surface vessels in the Yellow Sea.

According to a secret UK report the seamen died following a catastrophic failure of the submarine's oxygen systems which poisoned the crew.

The captain of the Chinese PLA Navy submarine '093-417' is understood to be among the deceased, as were 21 other officers.

Officially, China has denied the incident took place. It also appears Beijing refused to request international assistance for its stricken submarine.

 
Illustrative photo shows the Long, a nuclear submarine, during a naval parade in 2019. 55 reportedly died after a Chinese nuclear submarine got caught in a trap in the Yellow Sea
Illustrative photo shows the Long, a nuclear submarine, during a naval parade in 2019. 55 reportedly died after a Chinese nuclear submarine got caught in a trap in the Yellow Sea© Provided by Daily Mail
 
EXCLUSIVE: 55 Chinese sailors are feared dead after nuclear submarine 'gets caught in a trap intended to snare British and US vessels in the Yellow Sea'
EXCLUSIVE: 55 Chinese sailors are feared dead after nuclear submarine 'gets caught in a trap intended to snare British and US vessels in the Yellow Sea'© Provided by Daily Mail
 
EXCLUSIVE: 55 Chinese sailors are feared dead after nuclear submarine 'gets caught in a trap intended to snare British and US vessels in the Yellow Sea'
EXCLUSIVE: 55 Chinese sailors are feared dead after nuclear submarine 'gets caught in a trap intended to snare British and US vessels in the Yellow Sea'© Provided by Daily Mail

The UK report into the fatal mission reads: 'Intelligence reports that on 21st of August there was an onboard accident whilst carrying out a mission in the Yellow Sea.


中国原発の冷却水、放射能多い!

2023年09月26日 13時02分26秒 | 日記

中国政府は、東電冷却水のトリチウム放出量は人類ひいては地上の生命に禍根を残すようなひどい事であると繰り返し表明している。これに基づいて中国の一般市民(?)からの嫌がらせ電話が膨大な数になっている。

4,5年前、渤海湾の中国原発や、韓国原発の冷却水のトリチウム量が日本の各原発のそれよりはるかに多く、にもかかわらず、両国は日本は福島原発で、放射能を世界中にばらまいたと非難囂々。

そして、今回の東電冷却水の放出。そのトリチウム量を見ると、はるかに中国原発のトリチウム量が多い。そのデータが、6月24日のYahooニュースが経済産業省発表のデータに基づいて図示している。世界の主な原子力関連施設のトリチウムの液体放出量(年間)

 

中国政府が、自分の誤りを棚に上げて執拗に、日本攻撃するのは、中国国内に重要な問題を抱えていて、中国国民の不満をそらすのが狙いだとばれてしまった!

1.コロナ禍から回復が遅れ、経済が停滞

2.巨大な不動産バブルが弾けて、回復が見えない

3.地政学的問題で世界的企業が中国から離れている。

4.等々により、中国の若者の失業率が40%になるという異常事態


中国EV過剰生産は本当!!

2023年09月26日 12時37分38秒 | 日記

欧米系のマスコミは、中国では、EV 車が需要をはるかに超えた生産過多になり 主要都市で大量の電気自動車(EV)が廃棄される「墓場」が存在すると報じている。また、Youtubeでも、そういったEV 墓場の映像も多く見られるようになった。BYDとかは、着実に売り上げを伸ばしているが、EV墓場にはBYD社のEVも多く見られるとYoutubeの映像では見られる。

 

中国の北京とか上海などの大都市での車の排気ガス汚染が激しく、中国国家として、EV推進を進めていて、雨後の竹の子のように、EV製造会社が乱立していた。そこに「中国が新エネ車に関する補助金3割削減、2022年内で助成終了」、中国財政省は2021年12月31日、EV、PHEV、FCVなどの新エネルギー車(NEV)への補助金を現行措置から30%削減すると公布した。また、補助金政策は、同年末で終了し、その後、NEVの助成はしない方針を示した。

更には、コロナロックダウンにより個人の購買力が落ちて、EV車の生産過剰になってしまっている。

そのうえ、EV車普及のため、中国政府は、カーシェアリングサービス会社をバックアップしていたが、これが個人購買力低下のため、経営破綻し、EV車が大量に埋められて大都市の近傍にEV 車墓場が出来てしまったという。

 

自動車の「墓場」イメージ(画像:写真AC)
自動車の「墓場」イメージ(画像:写真AC)© Merkmal 提供

Merkmals田にとると、EV sや墓場による環境汚染も危惧されるという。 

 バッテリーの製品保証期間は5~8年で、2010年代半ば頃から使用されているEVバッテリーは耐用年数を迎えている。こうしたバッテリーを搭載したEVが放置され、大量に廃棄され続ければ、環境への影響は避けられない。

 懸念されるのは、コバルトやニッケルなどの重金属、土壌や水、大気を汚染するマンガン、劣化によって発生するフッ化水素などの有害物質である。EVバッテリーから有害物質を除去し、安全に廃棄する技術の確立が急務である。

 実は、シェアサイクル分野でも「墓場」と似たようなケースが起きている。2018年、大手企業から出資を受けてシェアサイクル事業を展開していた複数の企業が、今回のケースのように倒産に追い込まれ、数千万台の自転車が埋められた「墓場」が出現した。

 

 


ギガキャスト

2023年09月26日 11時40分39秒 | 日記

イーロン・マスクのテスラが提唱したギガカストなる物が、これからのEVなどの車つくりが、十分な強度でかつ安価に製造でき、日本の自動車メーカーも追随していくとか。自動車産業における大革新であるとマスコミが報じている。

アルミダイカストなるものは、色々な身近な製品で利用されているのは知っていたが、ギガカストなるものは初めて聞く。

 

ダイカストは鋳型が砂でなく金属でできていて、砂型鋳造は作るたびに鋳型を壊さばじぇればならなかったが、金型鋳造は繰り返して鋳造物を作れ、かつ、溶解金属に圧力をかけて鋳造し、簾のない密な鋳造製品が出来る。

テスラのギガカストは、溶解金属を鋳型に流し込む際に1万トンものの超圧力をかけて、大型の車体の台座を一回で鋳造し、かつ密度の高いアルミ鋳物が出来るという。

日本が得意な超高張力鋼に比べると、アルミは高価だし、強度も劣るように思えるが、ギガカストは、高密度で十分な強度があり、何よりも工程が簡素化されて、超高張力鋼板を使った台車製造よりも大幅なコストダウンが出来るとか。

また、金属の鋳型も、車台用だし、溶解金属も1万トンもの圧力を加えるため、色々な厳しい条件を通過しなければならないから、製造コストも馬鹿にならないというが、テスラは、3Ðプリンターの効果的利用で大幅格安に作成しているとか。更に、アルミも超高張力鋼に劣らないアルミ合金を開発したとか。ロイターが解説していた。

イーロン・マスクなる人物、7500代の人工衛星からなるStarlinkにしろ、宇宙船クルードラゴン(Crew Dragon)にしろ、その発想力、凡人の想像力では追いつかない。