ソニーのVision-S

Vision-Sのサイトを見たら、具体的になって、詳細になっていた。

Vision-S のサイト→Ｗｅｂサイト

2021年3月28日、二子玉川ライズで公開したというから、発売もまじかと思われる。更新されたサイトでは以下の様に、自動車メーカーの車作りとは発想が違うと感じさせられた。大きさはクラウンと同じだが、馬力が大幅に大きい。クラウンの2.5Lハイブリッドが135Kwとしているから、前輪駆動、後輪駆動になっていてそれぞれが２００Kwというから凄い。値段もクラウンの1.5倍？？？

まずデザイン、プロトタイプと断っているが、多少の改良はあるかもしれないが、

全長　4,895mm　　全高　1,450mm　　全幅　1900mm　　車両重量　2,350Kg　　　定格出力　２００Kw　x2（フロント／リア）　　　加速性能　4.8秒0-100Km/h　　最高速度　２４０Km/H

　

次にやはりセンシング技術にも強いソニーらしく、センサーが多用されている。

OVAL(楕円形）センシング

ソニーの車載向けCMOSイメージセンサーを中心に、車内外に搭載された合計40個のセンサーが、走行時の安全に常に目を光らせます。さらに、パッセンジャーのストレス低減やエコロジカルな運転にも寄与しますとの事。

 

高速走行時の前方;後方監視　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自動駐車時の360度周辺ウオッチ

　　

 

 

 

地上の事は何でもわかる衛星からの写真

CNNが、人工衛星による、スエズ運河のコンテナ船の座礁と、離礁作業の様子の写真を掲載していたが、４００Kmも離れた距離なのに鮮明さに驚かされる。

人工衛星の高度は、従来は600～800kmだが、最近、180～300kmの超低高度で周回する衛星も出始めている。しかし色々なサービスは、従来の地上400Kmの人工衛星が、大活躍している。

いずれにしろ、依然、現代の航空写真は、地上４００Kmからの写真が主流である。そんな高度から捉えられた、スエズ運河に座礁している映像。４００Km離れているのに鮮明過ぎて、聊か、恐ろしい。人工衛星の写真から、地上の詳細がわかる時代になったのか！

3月2８日の衛星画像が捉えた離礁に向けた作業の様子。この翌日に船体が離礁した(日本時間３月２９日午前2時）

スエズ運河で座礁した巨大コンテナ船「エバーギブン」とタグボートを捉えた衛星写真。米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ提供（2021年3月29日撮影）

アメリカでもリサイクルが重要視され始めた！

フォーブスの記事によると、Tesla（テスラ）の元CTO、JB Straubel（J・B・ストラウベル）氏はRedwood Materialsを創業、Ｌi 電池と太陽光発電セルのリサイクルを狙うという。

また、飛行機の墓場として知られている、カルフォルニア州モハーヴェ砂漠ヴィクターヴィルにあるサザンカリフォルニア・ロジスティックス空港は、飛行機の墓場として膨大な数のジェット旅客機が置かれているし、アメリカ空軍の飛行機墓場デビスモンサン空軍基地はアリゾナ州ツーソンの砂漠地帯にあり約5千機の軍用機がおかれている。アメリカにはほかにも飛行機墓場はいくつかあるという。これらの空港に置かれた飛行機は全て廃棄されたという訳ではなく、一時駐機であったり、部品がリサイクルされたりする事があるが、最近、これらの徹底的にリサイクルしようという動きがある。

 

サザンカリフォルニア・ロジスティックス空港の写真と位置

　

米アリゾナ州ツーソンのデビスモンサン空軍基地にある航空宇宙整備再生群に保管されている大型長距離輸送機「C-5ギャラクシー」の翼（手前）と大型輸送ヘリCH-53の派生型

　

 

実際、国際的非営利団体のAFRA(Aircraft Fleet Recycling Association）は、航空機のリサイクルを目的として活動しており、ボーイングや飛行機エンジンのロールスロイスなど11の国や飛行機関連企業の集まりが飛行機のリサイクルに本格的に動き出している。又、エアバスも、南フランスのエアバスの飛行機の集積空港タルバス空港で、PAMEL（ Process for Advanced Management of End-of-Life Aircraft）プロジェクトで飛行機のリサイクルを本格稼働し始めている。

というようなことで、まずは、Li電池や高価な飛行機からではあるが、世界的にリサイクルが重視されるようになったのは良い事であろう。

スエズ運河の座礁船が離礁 約1週間ぶり通航再開

AFPによると、日本時間2021年3月30日 2:42（発信地：カイロ）、スエズ運河の座礁船が離礁 約1週間ぶり通航再開したとのこと。スエズ運河庁（SCA）によると、同庁のオサマ・ラビ（Osama Rabie）長官は同日午後3時（日本時間同10時）ごろ、スエズ運河での船舶の通航再開を宣言。だが同庁は、運河の南北両端で発生している400弱の船舶の渋滞を解消するには3日以上かかるとの見通しを示している。

スエズ運河で座礁した巨大コンテナ船「エバーギブン」とタグボートを捉えた衛星写真。米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ提供（2021年3月29日撮影）。(c)Satellite image 021 Maxar Technologies / AFP

　周辺地域の住民は、同船が離岸する様子を驚きのまなざしで見守った。ある住民は「船が動くのをみれてうれしい」と語った。(c)AFP

スエズの座礁船、離礁と積み荷下ろし軽量化に成功

 

BBCによると『スエズ運河の座礁船、離礁に成功と　前日から積み荷下ろして軽量化』とのこと。しかし、スエズ運河を通行出来るにはさらに数週間かかるという。

 

座礁したパナマ船籍のエヴァーギヴン号

 

スエズ運河で座礁したパナマ船籍のエヴァーギヴン号は岸から離れ、船体の向きは運河に沿ってまっすぐに直ったという。現場にはサルベージ（引き揚げ）会社のエンジニアらが派遣され、複数のタグボートや浚渫船を使った離礁作業が長く続けられていた。さらに28日になってスエズ運河当局が船内にある約2万個のコンテナの一部を取り除く、船の軽量化作業を開始した。こうした軽量化作業には高さ60メートル以上に到達するクレーンなど、専門的な設備の導入が必要となるほか、離礁までに数週間かかるかもしれないとBBCに述べていた。代替ルートには、アフリカ大陸南端の喜望峰を経由することになる。エヴァーギヴン号が座礁したことで、ほかの多くの船舶はアフリカ大陸をぐるりとまわるルートに変更している。

エヴァーギヴン号は23日午前7時40分ごろ、中国からオランダのロッテルダムへ向かう途中、スエズ港のすぐ北側で座礁した。当時、強風と砂嵐が発生し視界が悪かった。

 

スエズ運河（Suez Canal）の航行が停止されている間は、代わりにアフリカ大陸南端の喜望峰（Cape of Good Hope）を経由する方法がある。スエズ運河を通る場合の距離は約1万海里（約1万8520キロ）で25.5日間ほど（平均速度16.43ノットで航行した場合）、　喜望峰を通る場合は約1万3500海里（約2万5002キロ）、34日間ほど（平均速度16.43ノットで航行した場合）かかる