世界的な不景気(リセッション)が始まるだろうという論議がされている。
欧州では、以下の2つの理由で、リセッションが懸念されている。①ロシアによる輸出政策で、エネルギー不足が起きている。②ロシアのウクライナ侵攻で欧州の食糧庫であるウクライナからの食料輸入が出来なくなっている。
中國でも、幾つかの理由で、経済活動の低下が言われ始めた。①不動産バブルの終焉、②高齢化の進展で安価で優れた労働力が懸念されている。③ゼロコロナ政策の影響で、経済への影響が出ている。④政策の重圧(一帯一路、国防費、対米対策の基礎科学秘術の推進)
米国では、①消費者物価の上昇が止まらず、②IT業界のリストラ、③半導体などの先端企業の生産調整などから、リッセッションが懸念されている。
しかしながら、いろいろな経済指標を解析しなくても、NY ダウ平均、Nasdaq推移をみれば、リセッションが始まっているのが明らか。両者のチャートで、2000年、2008年に大きく下落し、それぞれのリセッション、2千年初頭リセッション、リーマン・リセッション十なっている。2022年も6月頃に大きく下落しており、明らかにリセッションが始まっていることがわかる。
Nasdaq推移 下段は出来高 NYダウの推移(長期チャート) (kabutore.biz)
NY Dow 下段は出来高NYダウの推移(長期チャート) (kabutore.biz)