2018年9月末までに事務機器子会社の富士ゼロックスと米ゼロックスを経営統合させる。統合後は株式の50・1%を保有する。買収額は6710億円となる。
コピー機など事務機器事業のグループ売上高は約2・1兆円で世界最大規模となる。複写機事業の事業環境は厳しく、富士フイルムHDの古森重隆会長は31日、都内で開いた記者会見で、「経営統合により、世界で一貫した戦略を採れるメリットは大きい」と強調した。
富士ゼロックスは1962年の設立で、富士フイルムHDが75%、米ゼロックスが25%を出資している。一方、米ゼロックスは世界で初めて普通紙のコピー技術を実用化するなど強いブランド力を持つ。富士ゼロックスは日本や中国、東南アジアを、米ゼロックスは欧米を主な販売地域としてすみ分けてきた。
この成果は一体何によるのだろうか?半世紀前にアメリカのコンビニのセブンイレブンのライセンスを受けて日本でコンビニ展開したセブンイレブンが、いつの間にかアメリカのご本尊を吸収していたのと同じ。なぜそれができたのだろうか?流通とメーカーでは経営が違うだろうに、やはりマーケッティングと営業力のせいだろう。
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