AIアプリの開発環境は
●ソフト:Pythonの度重なる機能拡張、有料・無料のGoogleのColaboratoryやマイクロソフトのExcel・VBAなど以前から充実した物がある。
●ハードウエア:Nvidiaの高価なAI専用マシンを使わなくても、最近売り出された従来のパソコン並み価格で使えるAIパソコンが誕生し、今までのパソコンに取って変わると思われる物が登場している。
というように極めて充実している。
しかし気軽に使えるAIアプリというとChatGPTとかAdobeの動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」位しかなく、しかもAIの極めて限られた分野でしかない。
その一方で多くのソフトハウスは、AI開発を標榜しているにも関わらず、その概要を宣伝しているところはない。
唯一、ソニーが、人工知能とロボティクスの視点で総合的なAI開発を行っていて、社会基盤にも適用できるPredictionOneを宣伝している。ただ、業務に詳しいSEと、AI専門のSEの協力が不可欠で、誰でもが、気軽に使えるものでは無さそう。
IT先端を行くアメリカを見ても、手軽に使えるAIパッケージのようなものは見当たらない。
故に、AIの現在地は、始まったばかりの揺籃期と言える。日本のIT業界が、今、頑張れば、世界を抑えることが出来る。
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